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昭和三十五年十二月十五日提出
質問第二号

 京浜東北線の増線計画及び武蔵野線の建設計画に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和三十五年十二月十五日

提出者  井堀(注)雄

          衆議院議長 (注)(注)一(注) 殿




京浜東北線の増線計画及び武蔵野線の建設計画に関する質問主意書


一 国電京浜東北線は、埼玉県中心都市部より東京・横浜方面に通ずる唯一の国鉄交通機関であり、首都圏の社会、経済、文化等の発展に重要な役割を果しているのであるが、近時本線の混雑は言語に絶するものがある。すなわち本線の終着駅である大宮の始発時においてその乗客数は相当数定員を超えており、浦和を経て川口に至ると定員の約二・五倍、赤羽に至つては定員の約三倍と、その混雑は累加している。
  このような状態にある京浜東北線の輸送を緩和するためには、現状のもとにおいては、いかなる方法もこ息的手段にすぎず、近年本沿線都市の急速な発展に伴う人口増加に対処し得ないものと考えられる。
  かかる点からして京浜東北線を複々線化し、あるいは山手赤羽線を大宮まで延長して早急に京浜東北線の輸送緩和を行なうべきであると考えるが、これについて国鉄当局は、いかなる見解、計画を有しているか。
二 国鉄武蔵野線の建設は、首都圏整備の上からも、首都周辺衛生都市の育成及び地方産業の開発振興上にもぜひとも必要なものと考えられるが、本線の建設計画の進ちよく状況を明らかにされたい。

 右質問する。





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