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昭和四十六年五月七日提出
質問第八号

 朝儀復活に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和四十六年五月七日

提出者  藤波孝生

          衆議院議長 (注)田 中 殿




朝儀復活に関する質問主意書


 天皇陛下今秋の御渡欧に際し、剣璽御動座の儀に関し、四月二十七日付で、有志青年から宮内当局を経て御願書が出されている。これは、皇室の尊貴なる伝統的朝儀の復活を願う忠良の民の声と信ずるが、次の諸点につき政府の見解を伺いたい。

一 当局は、この文書をいかに取り扱うつもりであるか。
二 剣璽御動座に関する朝儀は、昭和二十一年以来御中絶になつたと聞くが、それはいかなる理由に基づくものであつたか。
三 天皇陛下は、御渡欧前に皇祖の神宮へ行幸、御親謁なされるものと拝察されるが、当局は、この時からこの朝儀復活をなす意思はないか。
四 一部の民間の説に、現在の宮内庁は、職員不足のため、この朝儀復活ができないと称する者がある。しかし現在の全職員が剣璽捧持以上の緊要な御つとめをしているとは到底信じ難い。もしも、今日復活し難い理由があるとすれば、それは何か。
五 万一、今年中に復活し難い事情があるとしても、将来の復活を考えているか、どうか。この万世一系の伝統的朝儀の復活を希望しないとすれば、それはいかなる理由に基づくかを明示されたい。

 右質問する。





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