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昭和五十年六月二十一日提出
質問第二三号

 農業基盤整備促進に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和五十年六月二十一日

提出者  小沢貞孝

          衆議院議長 前尾繁三郎 殿




農業基盤整備促進に関する質問主意書


 食糧自給率の向上は、政府も方針を明らかにしているが、それを可能とするためには農業基盤の整備を優先すべきは自明の理である。
 しかるに、本年度政府予算の中で農業基盤整備事業費は、対前年度費三・五パーセントの増にとどまり、諸物価・費用の異常高騰という状態に照らして、緊急なる食糧自給度の向上は期し難い現況にある。
 よつて次の事項について政府の方針及び見解を示されたい。

一 本年度予算の配分をみると、ほとんどの金額が全事業費の一〇分の一以下であつて基盤整備事業計画の達成が不可能と推定される。この際、工事金額の増額をはかり、継続工事を速やかに完成させるべきであると思うが、政府の見解を伺いたい。
二 総需要抑制の基調を維持しながらも景気回復に向けて緩和政策が講じられている現状に照らして、農業基盤整備費の財源確保のため、地方公共団体の起債並びに財投資金からの融資措置を講じ事業の促進をはかるべきだと思うが、政府の見解を伺いたい。
三 農業基盤整備事業は、国営・県営・団体営等各種事業主体によつて行われるが、いずれも異常物価上昇以後の超過負担分が過大となり、事業推進が阻害されている。
  昨年度において二回にわたり超過負担の是正措置が講ぜられたが、農業基盤整備事業には是正措置が講じられなかつたのであるから、この際、是正措置を断行すべきだと思うが、政府の見解を伺いたい。

 右質問する。





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