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昭和五十年十二月十六日提出
質問第八号

 か性ソーダの製法転換の進ちよく状況に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和五十年十二月十六日

提出者  玉置一(注)

          衆議院議長 前尾繁三郎 殿




か性ソーダの製法転換の進ちよく状況に関する質問主意書


 昭和四十八年十一月十日政府の第三回水銀等汚染対策推進会議において、か性ソーダの製法を水銀法から隔膜法へ製法転換することに決定し、昭和五十年九月末までに全設備能力の三分の二、昭和五十三年三月末までに原則として全面的に転換する旨の方針が決定されたのであるが、これには巨額の設備投資を必要とし、加えて製造方法の開発が遅れているなど、現下の異常な不況の下で、業界にもとまどいが見られるし、労働組合等においても前途に不安を抱くむきも少なくない。
 以下、問題点に対する政府の所信を質すものである。

一 か性ソーダの製法転換の進ちよく状況はどうなつているか。
  遅れているとすればその理由及び今後の対処方針いかん。
二 水銀法電解か性ソーダ工場の排水のクローズド化が完了しているにもかかわらず、製法転換を進める必要があるのか。
三 製法転換を進めることが必要であるとしても、現在の経済事情にかんがみ、昭和五十三年三月末までに急速に転換を完了する必要があるのか。
四 か性ソーダの今後の需要見通しいかん。第二期転換を当初の計画どおり進めると供給力が過剰となり、経営が圧迫されるのではないか。
五 アスベスト隔膜法は、省エネルギー、大気汚染、労働衛生等の点で問題があるのではないか。すでにクローズド化が完了している現在では、水銀法の方が問題が少ないのではないか。
六 アスベスト隔膜法にかわる新技術の開発が進められていると聞くが、その進ちよく状況いかん。
七 ダウケミカルが化学品の製造部門へ進出しようとしていると聞くが、進出計画の内容いかん。

 右質問する。





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