質問本文情報
昭和五十二年十一月十日提出質問第一二号
富士川の護岸整備促進に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和五十二年十一月十日
提出者 鈴木 強
衆議院議長 保利 茂 殿
富士川の護岸整備促進に関する質問主意書
富士川の護岸整備につきましては、種々御配慮を頂いておりまして感謝しています。
しかし、山梨県南巨摩郡下と山梨県西八代郡下部町波高島地区等四十五キロメートルにわたる両岸住民にとりまして、尊い人命と財産を守つてくれるのは堤防です。この唯一の堤防が既に老朽化しており、また、無堤防のまま放置されている地域もあり、三大急流の一つであります富士川の出水時期には、夜も眠られず住民は大きな不安にさらされているのが実情でございます。
建設省甲府工事事務所では、これらの危険箇所三十九箇所を重要水防箇所に指定し整備を進めていますが、住民の悲願とはほど遠いものがございます。
よつて護岸整備を促進して両岸住民の不安を一日も早く除去して頂きたく、次のことを質問いたします。
二 特に西八代郡下部町波高島地区とその下流の身延町米倉、上大島、下大島の各地域は、現在砂利採取事業が行われており、川床が下がつているため老朽化した堤防でも何とか持ちこたえていますが、老朽化がひどいので最優先に整備すべきだと思うがどうか。
右質問する。