答弁本文情報
昭和二十五年四月二十五日受領答弁第一二九号
(質問の 一二九)
内閣衆質第一一六号
昭和二十五年四月二十五日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員並木芳雄君提出国鉄五日市線、八高線及び南武線に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員並木芳雄君提出国鉄五日市線、八高線及び南武線に関する質問に対する答弁書
一 五日市線の乘車効率は相当高率を示しているので、これが緩和方については鋭意努力しているが、輪転資材、その他の制肘を受け改善できなかつたので、今秋行う予定の時刻改正を機会に増発を計画中である。
一の二
拜島駅の地下道は狹あいのため相当混雑しているので、これが改善については考慮しているが、資金その他の面から早急実現は困難である。
二 八高線の乘車効率は他線区に比して必ずしも高率を示していないので、目下のところ通勤列車の増発計画はないが、今後列車増発方については研究することにしたい。
三 南武線の運転間隔の短縮については、その計画はたてているが増車を必要とするので、新製車両の完備を待つて実施するつもりであるから、早急実施は困難であるが、速度向上により車両を捻出して増発に振向けたく線路強化方目下研究中である。
右答弁する。