答弁本文情報
昭和二十五年十二月二日受領答弁第一四号
(質問の 一四)
内閣衆質第一四号
昭和二十五年十二月二日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出政府の親米政策に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出政府の親米政策に関する質問に対する答弁書
日本国民が親米的でありとすれば、それは国民全般が自然にそうなつたのであつて、だれに勧誘されたのでも又は強制されたのでもない。
政府は、現在降伏文書に基く義務を忠実に履行しているのであつて、これは、当然のことであり、又、これ以外に日本の行くべき道はないと信ずる。
右答弁する。