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答弁本文情報

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昭和二十六年一月十一日受領
答弁第二五号
(質問の 二五)

  内閣衆質第二五号
     昭和二十六年一月十一日
内閣総理大臣 吉田 茂

         衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿

衆議院議員(注)田甚太(注)君提出池田大蔵大臣の渡米に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員(注)田甚太(注)君提出池田大蔵大臣の渡米に関する質問に対する答弁書



 池田大蔵大臣の渡米の目的は、米国官民に対して日本経済の実情を説明し、日本の経済安定復興に関する諸問題の解決を促進するとともに、外資導入の基礎を固めることにあつた。
 このため、大蔵大臣は、米国の朝野各方面の有力者と最善を盡して折衝懇談を重ねたのであつて、その目的は充分に達成せられている。
 大蔵大臣の渡米旅費は、九一五、六七四円であり、行政部費中の海外出張その他海外拂関係諸費から支出された。

 右答弁する。




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