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答弁本文情報

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昭和二十八年二月二十日受領
答弁第二六号
(質問の 二六)

  内閣衆質第二六号
     昭和二十八年二月二十日
内閣総理大臣 吉田 茂

         衆議院議長 大野(注)睦 殿

衆議院議員並木芳雄君提出東京都における国鉄の改善に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員並木芳雄君提出東京都における国鉄の改善に関する質問に対する答弁書



1 八王子、相原間に「片倉駅」の設置については、実情を調査のうえ検討したい。

2 中野、立川間の急行電車の運転については、線路増設とこれに伴う諸設備、変電所、電車等の増備並びに各駅の拡張等が必要で、莫大な工費を要し、且つ、東京駅を中心とする他の各電車線との関係もあつて早急に実現することは困難である。
  地下鉄については国鉄として目下のところ考えていない。

3 南武線谷保、分倍河原間「本宿駅」の復活については、さきに回答したとおりさし当り困難である。

4 中央線立川、国立間の新駅設置については、国鉄の要員予算等の現状からさし当り設置困難であるので、目下のところ計画はない。

5 五日市線の気動車の増加については、目下の気動車の車両事情では早急に実現することは困難と思われるが、今後の増備をまつて研究することとしたい。

6 青梅線の東京直通完成については、目下の電車事情では早急の実現は困難である。
  複線については、目下同線の交通量と国鉄の予算の状態では早急に実現することは困難である。

 右答弁する。




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