令和4年3月16日(水)、本年G7下院議長会議を主催するバース・ドイツ連邦議会議長の呼びかけにより、ロシアのウクライナに対する侵略に関するG7下院議長会議臨時会合がオンライン形式により急遽開催され、日本から細田議長が出席しました。
冒頭、ゲーリング=エッカールト・ドイツ連邦議会副議長(バース議長の代理)から開会の挨拶が行われ、バース議長の招請に応じて出席したステファンチューク・ウクライナ最高会議議長に対して特別の感謝が示されました。
ステファンチューク議長からは、ウクライナの現状報告及びG7各国によるウクライナに対する一層の支援への期待を示す発言がありました。
続いて、ステファンチューク議長との意見交換及び各国議長発言に移り、各国議長からは、ウクライナ議会及びウクライナに対する連帯の意が表されました。細田議長は、力による一方的な現状変更は、国際社会の秩序の根幹を揺るがすものであり、断じて容認できない旨強調し、衆議院が3月1日に行ったロシアによるウクライナ侵略を非難する決議の内容を紹介するとともに、我が国も国際社会と一致結束して協力していく旨を述べました。
ステファンチューク議長退席の後、共同宣言について議論が行われ、別紙1及び別紙2(仮訳)のとおり発出されました。
別紙1(PDF:94KB)
別紙2(仮訳)(PDF:188KB)
【参考】参加議長等一覧
日本国衆議院議長 | 細田 博之君 |
カナダ下院議長 | アンソニー・ロタ君 |
フランス国民議会副議長 | レティシア・サン=ポール君 |
ドイツ連邦議会副議長 | カトリン・ゲーリング=エッカールト君 |
イタリア下院議長 | ロベルト・フィーコ君 |
英国下院議長 | リンジー・ホイル君 |
米国下院議長 | ナンシー・ペローシ君 |
欧州議会議長 | ロベルタ・メッツォラ君 |
ウクライナ最高会議議長 | ルスラン・ステファンチューク君 |