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森衆議院議長談話(綿貫元議長の逝去について)



綿貫民輔元衆議院議長の訃報に接し、誠に哀悼痛惜の念に堪えません。

綿貫元議長は、昭和44年に衆議院議員に初当選されて以来、13回の当選を重ねられ、平成6年には衆議院から永年在職議員表彰を受けられました。

綿貫元議長は建設大臣、自由民主党幹事長等を歴任された後、平成12年に第70代の衆議院議長に就任されました。平成13年には、「衆議院改革に関する調査会」を設置し、国政審議の在り方等について、各界の有識者に多角的な意見を求めることにより、国会改革に向けた大きな道筋を付けられるなど、議長としてのリーダーシップを遺憾なく発揮されました。

また、議員外交の充実・強化に注力され、G8下院議長会議の創設に積極的な役割を果たされました。現在はG7下院議長会議に引き継がれ、G7各国の下院及び欧州議会を代表する議長同士が一堂に会して、普遍的価値を共有し、議会の強い結束を世界に示す貴重な機会となっております。

綿貫元議長は「国会の芸術化」にも尽力され、大山忠作画伯、上村淳之画伯ら画壇重鎮の御厚志により、国権の最高機関たる国会に相応しい多くの立派な作品が国会議事堂内に掲額されました。これらの作品は、憲政に彩りを与え、多くの方々に大変喜ばれています。

綿貫元議長は、豊富な政治経験を持ち、国土交通政策を中心に幅広い分野に精通されていたことから、与野党を問わず数多くの議員から信頼され、尊敬された政治家でありました。議員引退後も元衆議院議員で構成される前議員会の会長を長きにわたり務められるなど、そのお人柄は多くの人々に親しまれ、後進を指導、育成してこられた御功績は誠に大なるものがあります。

御生前の憲政への御貢献に敬意を表し、謹んで御冥福をお祈りいたします。

(令和8年8月24日)




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