平成30年2月23日(金)、政府の招待で来日したチリ共和国のミチェル・バチェレ大統領一行は、衆議院を訪問し、大島議長と懇談を行いました。
冒頭、大島議長は、一行の来日を歓迎した上で、本年3月にチリで署名予定の「包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定(TPP11協定)」に関するバチェレ大統領の貢献に謝意を表しました。また、昨年は、秋篠宮同妃両殿下及び多くの国会議員がチリを訪問し、多くの交流が実現する等、両国の外交関係樹立120周年を記念する年であり、今後の更なる交流の活発化に期待する旨述べました。更に、東日本大震災に際するチリからの支援に謝意を表しました。
これに対し、バチェレ大統領は、歓迎に対する謝意を述べた上で、今訪日を機に、両国の友好関係を一層深めたい旨述べました。また、チリと同じく度々自然災害に見舞われる日本からの、防災分野における技術支援に謝意を表しました。
懇談では他に、五輪における両国アスリートの活躍等について話が及びました。