平成30年2月27日(火)、参議院の招待で来日したスリランカ民主社会主義共和国のカル・ジャヤスーリヤ国会議長一行は衆議院を訪問し、大島議長、赤松副議長及び古屋議院運営委員長等と懇談しました。
冒頭、大島議長は、一行の来日を歓迎するとともに、親日家であるジャヤスーリヤ国会議長が両国間の友好親善に尽くされた功績に敬意を表しました。また、1951年のサンフランシスコ平和会議において、ジャヤワルダナ・スリランカ代表が仏陀の言葉を引用しつつ賠償請求権を放棄し、日本の主権回復を訴えた演説に触れ、スリランカの対応に謝意を表するとともに、長きに亘る両国の友好関係の更なる発展のため、衆議院議長の立場から貢献していきたい旨述べました。さらに、東日本大震災に際してのスリランカからの支援に謝意を表しました。
これに対し、ジャヤスーリヤ国会議長は、歓迎に対する謝意を表した上で、ジャヤワルダナ代表の演説が日本の人々の記憶に残っていることを嬉しく思う旨述べました。また、議会間交流の活発化を提案するとともに、日本からの投資の拡大や両国の経済関係の強化を期待する旨述べました。
懇談では他に、災害対策に関する協力関係等について話題が及びました。