フランス共和国国民議会議長一行の衆議院訪問

衆議院議長の招待により来日したフランス共和国のフランソワ・ド・リュジ国民議会議長を団長とする一行は、平成３０年５月３１日（木）に衆議院を訪問し、大島議長、赤松副議長、古屋議院運営委員長、石田議院運営委員会理事、牧議院運営委員会理事、伊藤議院運営委員会理事、中谷議院運営委員会委員、広田議院運営委員会委員、塩川議院運営委員会委員及び遠藤議院運営委員会委員等と懇談を行いました。

冒頭、大島議長は、一行の来日に歓迎の意を表した上で、今年は日仏友好160年にあたり、今回のド・リュジ議長一行の訪日を契機として、両国の議会間交流が一層活発化することを期待する旨述べました。また、東日本大震災に際してのフランスからの支援にあらためて謝意を伝えるとともに、ド・リュジ議長のもとで国会改革が進んでいることについても敬意を表しました。さらに、日本と同じ価値観を持つフランス及びＥＵとの連携が世界の課題に取り組む上でも重要である旨述べました。

これに対し、ド・リュジ議長は、訪日招待への謝意を述べ、仏日の議会間交流に力を入れていることに触れつつ、大島議長の近い将来のフランス訪問を歓迎する旨述べました。また、仏日両国の貿易・経済・技術面での交流の深化及び自由貿易の重要性を強調し、日ＥＵ経済連携協定（ＥＰＡ）の早期発効への期待を表明しました。

懇談では他に、気候変動問題、北朝鮮問題、イラン情勢等について話題が及びました。