コロンビア共和国下院議長一行の衆議院訪問

衆議院議長の招待により来日したコロンビア共和国のアレハンドロ・カルロス・チャコン・カマルゴ下院議長を団長とする一行は、令和元年５月２９日（水）に衆議院を訪問し、大島議長、赤松副議長、菅原議院運営委員会理事、牧議院運営委員会理事、佐藤議院運営委員会理事、松田議院運営委員会委員、塩川議院運営委員会委員、遠藤議院運営委員会委員及び広田議院運営委員会委員等と懇談を行いました。

冒頭、大島議長は、一行の来日に歓迎の意を表した上で、昨年は日コロンビア外交関係樹立110周年、本年は日本人コロンビア移住90周年にあたり、一行の訪日を契機として、両国関係が一層発展することを期待する旨述べました。また、両国の政府、議会間の交流が活発であることを評価するとともに、日コロンビア租税条約の日本国会での承認に触れ、コロンビアにおいても同条約の早期発効に向けた国内手続が迅速に行われ、両国の経済関係が一層強化されることを期待する旨述べました。

これに対し、チャコン議長は、訪日招待への謝意を述べ、今回の訪日を機に、コロンビア下院において、訪日議員団を中心メンバーとするコロンビア・日本友好議員連盟が設立されたことを紹介し、二国間関係の更なる発展を期待する旨述べました。また、両国の経済関係の発展のために、日本との租税条約の早期発効に向け議会として尽力する意思を示すとともに、経済連携協定（ＥＰＡ）の締結に向けた政府間の交渉が進展することを期待する旨述べました。

懇談では他に、スポーツなどの文化交流や、両国における女性国会議員の活躍等について話題が及びました。