令和3年6月21日(月)、大島理森衆議院議長は、ベトナム社会主義共和国のヴォン・ディン・フエ国会議長と初のテレビ会談を行いました。
冒頭、大島議長から、フエ議長の本年3月の国会議長就任への祝意を表しました。近年、日本とベトナムの関係が、広範な戦略的パートナーシップの下、大きく進展する中、両国議会間の交流も活発であることを大変喜ばしく思う旨述べました。また、先日のベトナムへのワクチン供与等に言及しつつ、両国がコロナ禍の危機への対応においても協力して取り組み、連帯の絆を深めている旨述べました。
続いて、フエ議長から、日本からのワクチンの供与は、ベトナムにおける接種拡大に大きく貢献するものであるとの謝意が示されました。ベトナムにとって日本は高く信頼する最も重要な戦略的パートナーであり、両国関係の発展は大変意義深いものとなっている旨述べました。また、コロナ禍における在日ベトナム人への日本の支援に感謝する旨述べました。
冒頭挨拶の後、両議長は経済・投資分野などの二国間関係等について意見交換を行いました。両議長は、2023年の両国外交関係樹立50周年の機会を捉え、両国関係の更なる発展と友好協力の強化のため、議会間交流の一層の活発化が重要であることを確認しました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について、大島議長は、感染対策をしっかり講じて安全・安心な大会を実現すべく、関係者が一丸となって準備を進めている旨述べ、フエ議長は、同大会を支持し、成功を祈念する旨述べました。