衆議院議長とラオス人民民主共和国国民議会議長とのテレビ会談

令和４年４月27日（水）、細田博之衆議院議長は、ラオス人民民主共和国のサイソンポーン・ポムヴィハーン国民議会議長と初のテレビ会談を行いました。

冒頭、サイソンポーン議長から2015年に両国関係が「戦略的パートナーシップ」に格上げされて以来、友好、協力が深まっており、また、両国の友好議員連盟をはじめ両国議会の交流が活発に行われていることは喜ばしく、その交流を更に推進したい旨述べました。長年に亘り実施されてきた日本からの様々な支援に対し、国民議会及びラオス国民を代表して感謝する旨述べました。

続いて、細田議長から、国民議会議員として度々訪日し、日本を良く知るサイソンポーン議長の下、両国関係が絶えず発展していることを嬉しく思っており、議会間交流を更に深めるべく協力していきたい旨述べました。また、今月23日に、パンカム首相が熊本市で開催された水サミット出席のため訪日され、岸田総理と日ラオス首脳会談が実施されたことは極めて喜ばしい旨述べました。さらに、若手行政官が日本に留学するための協力が早く再開され、優先的重点分野で官民における人材育成を推進することが望ましい旨述べました。

会談では他に、経済協力、人的交流などの二国間関係等について意見交換を行いました。

ウクライナ情勢について、細田議長から一日も早く平和が取り戻されることを心から望んでいる旨述べ、サイソンポーン議長からはラオスは国際社会による交渉を通じて平和が導かれることを重視している旨述べました。