細田衆議院議長は、令和5年9月17日に北海道厚岸町で行われた第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会で、大会会長として、次のとおり挨拶を述べ、稚魚の放流等を行いました。
天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、第四十二回全国豊かな海づくり大会北海道大会が開催されるに当たり、主催者として一言御挨拶申し上げます。
北海道は、日本海、太平洋、オホーツク海とそれぞれ特性の異なる三つの海に囲まれており、漁業生産量は日本一を誇ります。そして、道産の水産物は、関係者の長年にわたる努力の結果、国内のみならず海外においても広く知られております。我が国の水産業を代表し、食や食文化を支えている北海道において、「守りぬく 光輝く 豊かな海」をテーマに本大会を開催することは大変意義深いものであります。
近年の水産業を取り巻く環境は厳しく、秋サケ、ホタテガイ、コンブなど北海道を代表する水産物をはじめ、漁業生産への影響が危惧されています。他方で、安定的な生産体制の構築などに取り組んでいるとお聞きしており、関係者の皆様のたゆまぬ御努力に敬意を表します。
結びに、本日栄えある表彰をお受けになる方々に対し、心からお慶びを申し上げますとともに、大会開催のため力を尽くしてこられた関係者の方々に厚く御礼を申し上げ、御挨拶といたします。
令和五年九月十七日