委員長 | 河上 覃雄君 | 明改 |
理事 | 栗原 裕康君 | 自民 |
理事 | 桜田 義孝君 | 自民 |
理事 | 下村 博文君 | 自民 |
理事 | 渡辺 具能君 | 自民 |
理事 | 石毛 えい子君 | 民主 |
理事 | 樽床 伸二君 | 民主 |
理事 | 青山 二三君 | 明改 |
理事 | 松浪 健四郎君 | 自由 |
浅野 勝人君 | 自民 | |
小此木 八郎君 | 自民 | |
小野 晋也君 | 自民 | |
大村 秀章君 | 自民 | |
小林 多門君 | 自民 | |
河野 太郎君 | 自民 | |
河本 三郎君 | 自民 | |
鈴木 恒夫君 | 自民 | |
能勢 和子君 | 自民 | |
北村 哲男君 | 民主 | |
城島 正光君 | 民主 | |
肥田 美代子君 | 民主 | |
丸谷 佳織君 | 明改 | |
西田 猛君 | 自由 | |
藤田 スミ君 | 共産 | |
中川 智子君 | 社民 |
付託された法律案はなかった。
国政調査では、[1]酒類販売の規制緩和に伴う社会的問題に対応するための社会的規制の必要性、[2]規制緩和後の公正な自由競争を確保するため、公取委の組織を充実する必要性、[3]国旗・国歌の法制化をめぐる問題、[4]遺伝子組換え食品の表示問題に関する農水省の食品表示問題懇談会の検討状況、[5]NPO法の活動を促進するための条件整備の内容、[6]地域振興券の交付に伴う経済的効果及び継続実施の必要性、[7]消費者契約法(仮称)が今国会に提出されなかった理由と今後の取組み、[8]多重債務問題に対応するための総合的な方策等について、質疑を行った。
なお、遺伝子組換え食品の表示問題等を調査するため、前国会に引き続き、遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会が設置された。同小委員会は、8月3日、参考人から意見を聴取し、政府当局から説明を聴取した後、質疑を行った。
閉会中、9月6日から8日までの3日間の日程で、北海道に委員派遣を行った。
付託件数 |
採択件数 |
未了件数 |
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6 |
0 |
6 |
遺伝子組換え食品の表示問題等に関する件について決議を行った。その内容は以下のとおりである。
遺伝子組換え食品は、既に22品目が厚生省安全性評価指針の適合確認を受け市場流通が始っている。これに対して、国民の一部から組換え食品の安全性について懸念が提起されており、東京都議会を始め多くの自治体が、表示の義務付け等を国に求める決議や意見書の提出を行っている。
また、海外ではEUにおいて表示に関する取り組みが開始され、国際連合食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)が合同して設けている食品規格委員会(コーデックス委員会)において表示の国際基準についての検討がなされている。
このような状況を踏まえ、当特別委員会においては、第140回国会で遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会を設置し、調査を進めているが、平成9年12月12日には、「遺伝子組換え食品の表示そのものにつきましては、消費者の権利を守るために、可能な限りにおいてきちんと表示すべきである」という小委員長報告が行われた。
政府は、この報告の趣旨を踏まえ、科学的知見に基づき、消費者の意向を尊重した表示を実現するよう努力すべきである。
右決議する。