会長 | 中山 太郎君 | 自民 | |||
幹事 | 石川 要三君 | 自民 | 幹事 | 高市 早苗君 | 自民 |
幹事 | 中川 昭一君 | 自民 | 幹事 | 葉梨 信行君 | 自民 |
幹事 | 枝野 幸男君 | 民主 | 幹事 | 鹿野 道彦君 | 民主 |
幹事 | 仙谷 由人君 | 民主 | 幹事 | 赤松 正雄君 | 公明 |
幹事 | 塩田 晋君 | 自由 | 太田 誠一君 | 自民 | |
奥野 誠亮君 | 自民 | 久間 章生君 | 自民 | ||
新藤 義孝君 | 自民 | 杉浦 正健君 | 自民 | ||
田中眞紀子君 | 自民 | 中曽根康弘君 | 自民 | ||
中山 正暉君 | 自民 | 額賀福志郎君 | 自民 | ||
根本 匠君 | 自民 | 鳩山 邦夫君 | 自民 | ||
平沢 勝栄君 | 自民 | 保利 耕輔君 | 自民 | ||
三塚 博君 | 自民 | 水野 賢一君 | 自民 | ||
宮下 創平君 | 自民 | 森山 眞弓君 | 自民 | ||
柳澤 伯夫君 | 自民 | 山崎 拓君 | 自民 | ||
五十嵐文彦君 | 民主 | 石毛えい子君 | 民主 | ||
大出 彰君 | 民主 | 島 聡君 | 民主 | ||
中野 寛成君 | 民主 | 藤村 修君 | 民主 | ||
細野 豪志君 | 民主 | 前原 誠司君 | 民主 | ||
牧野 聖修君 | 民主 | 山花 郁夫君 | 民主 | ||
横路 孝弘君 | 民主 | 太田 昭宏君 | 公明 | ||
斉藤 鉄夫君 | 公明 | 武山百合子君 | 自由 | ||
藤島 正之君 | 自由 | 春名 直章君 | 共産 | ||
山口 富男君 | 共産 | 辻元 清美君 | 社民 | ||
土井たか子君 | 社民 | 近藤 基彦君 | 21クラブ | ||
野田 毅君 | 保守 |
第149回国会の調査は、今後の憲法調査会の進め方について委員の意見表明を行った。
閉会中、9月10日から19日までの10日間の日程で、本調査会の委員(9名)で構成された「衆議院欧州各国憲法調査議員団」による海外派遣(ドイツ、スイス、イタリア、フランス)が行われた。
上述のように、第149回国会では、調査会は、「今後の憲法調査会の進め方」に関して委員の自由討議を行い、中山会長から、制定経緯については、総選挙前の国会で調査を終了したこと、様々な課題が山積している我が国の現況を踏まえ全国民的見地から調査を進めていく所存であること、本年9月以降の調査会は「21世紀の日本のあるべき姿」をテーマに調査を行うこと等について発言があった後、20人の委員が発言した。
委員の発言を概括すると、今後の調査会の進め方についての主な意見としては、「地方公聴会を早期に開催すべき」、「テーマごとの小委員会を設けるべき」、「参議院の憲法調査会と合同の会議を行うべき」、「近隣諸国の立法例を調査すべき」、「制定経緯の議論にとらわれず、前向きの議論が必要である」、「来年からは、前文、各章ごとの具体的な議論を行うべき」、「憲法の三原則を遵守することを前提とする」等の意見が述べられた。
また、「安全保障の問題を正面から取り上げるべき」として第9条の改正に積極的な意見があった一方で、「第9条を変えずに、安全保障を構築すべき」との意見もあった。
また、「5年を目途に憲法改正の合意を形成することが必要」、「時間をかけることがよいとは限らず、早期の憲法改正を視野に入れるべき」、「一定程度の合意を得た後、憲法改正素案を作成すべき」等憲法改正に積極的な意見があった一方で、「憲法を離れて国の在り方を議論するとすれば調査会の目的を逸脱することになる」、「憲法の理念が現実の政治にどのような影響を与えているか、また、その理念をどう活かしていくかを調査すべき」等現行憲法の調査を重視する意見も述べられた。