○外務委員会

１　委員名簿（30）

２　議案審査

付託された議案は、条約３件（継続審査）であった。

ＷＴＯ協定に含まれる我が国の譲許表に関し、米等についての関税化の特例措置の適用の終了に伴う修正及び訂正について定める1994年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第38表（日本国の譲許表）の修正等に関する確認書は、承認された。その主な質疑内容は、 [1]新ラウンドに向けた米等の関税についての政府の対応方針、 [2]米の関税化を廃止し新ラウンドにおいて我が国の食糧安全保障の確保を堂々と主張する必要性等であった。

モンゴルとの間の投資の環境整備、保護等について定める日・モンゴル投資協定及びパキスタンとの間の投資の環境整備、保護等について定める日・パキスタン投資協定は、いずれも承認された。その主な質疑内容は、 [1]平成10年５月のパキスタンによる核実験実施により審議未了となった日・パキスタン投資協定が再提出されるに至った理由、 [2]90年代に入り２国間における投資協定の締結数が急速に増加してきている現状及びその背景についての我が国政府の見解、 [3]アジアにおける自由貿易圏の構築に向けて我が国が積極的に努力する意思の有無等であった。

３　国政調査

国政調査では、 [1]米国における同時多発テロ事件に関し、米軍等によるアフガニスタン空爆問題、テロ対策特別措置法、アフガニスタン復興に向けた我が国の役割等、 [2]アフガニスタン人に対する難民不認定問題、 [3]外務省報償費の内閣官房への上納問題、外務省渡切費問題、外務省プール金問題等の外務省問題、 [4]日米関係に関し、日米地位協定改定問題、普天間飛行場移設問題、米軍兵士による基地外警備問題等、 [5]パレスチナ問題、 [6]尖閣諸島周辺における外国漁船等による領海侵犯問題、 [7]気候変動枠組条約京都議定書批准問題、 [8]ＡＳＥＡＮ首脳会議及びＡＳＥＡＮプラス３首脳会議等について、質疑を行った。

４　請願審査

５　議案審査一覧

条約