委員長 | 山口 俊一君 | 自民 | |||
理事 | 浅野 勝人君 | 自民 | 理事 | 奥谷 通君 | 自民 |
理事 | 御法川 英文君 | 自民 | 理事 | 持永 和見君 | 自民 |
理事 | 木下 厚君 | 民主 | 理事 | 松崎 公昭君 | 民主 |
理事 | 山名 靖英君 | 公明 | 理事 | 塩田 晋君 | 自由 |
石田 真敏君 | 自民 | 植竹 繁雄君 | 自民 | ||
江藤 隆美君 | 自民 | 大木 浩君 | 自民 | ||
小西 理君 | 自民 | 橘 康太郎君 | 自民 | ||
谷 洋一君 | 自民 | 中村 正三郎君 | 自民 | ||
額賀 福志郎君 | 自民 | 橋本 龍太郎君 | 自民 | ||
宮腰 光寛君 | 自民 | 宮路 和明君 | 自民 | ||
武藤 嘉文君 | 自民 | 村上 誠一郎君 | 自民 | ||
森岡 正宏君 | 自民 | 森田 一君 | 自民 | ||
井上 和雄君 | 民主 | 金子 善次郎君 | 民主 | ||
今野 東君 | 民主 | 齋藤 淳君 | 民主 | ||
手塚 仁雄君 | 民主 | 楢崎 欣弥君 | 民主 | ||
葉山 峻君 | 民主 | 平野 博文君 | 民主 | ||
山田 敏雅君 | 民主 | 神崎 武法君 | 公明 | ||
大森 猛君 | 共産 | 穀田 恵二君 | 共産 | ||
山口 わか子君 | 社民 | 鈴木 宗男君 | 無 | ||
中村 喜四郎君 | 無 |
付託された議案は、決算等3件(継続審査)であった。
平成12年度決算外2件(第154回国会提出)について、11月14日に全般的審査を行った。12月6日、小泉内閣総理大臣の出席のもとに締めくくり総括質疑を行い、質疑終了後、委員長から平成12年度決算に関する議決案が提出され、討論の後、採決の結果、議決案のとおり議決すべきものと決した。また、平成12年度国有財産関係2件については是認すべきものと決した。
その主な質疑内容は、 [1]国家公務員等に対する調整手当の支給の在り方、 [2]外務省プール金問題の最終調査結果と外務省改革問題、[3]介護保険制度の現状と改善策、 [4]税制改正(先行減税・法人税減税)の在り方、 [5]日朝交渉における今後の政府の対応方針、[6]イージス艦の派遣理由と派遣の是非、 [7]我が国の迎撃ミサイル防衛の現状と強化の必要性等であった。
委員長提出の議決案は、次のとおりである。
(平成12年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書に関する議決案)
本院は、平成12年度決算について、予算執行の実績とその効果、会計検査院の検査報告などに重点を置いて審議を行ってきたが、さらに改善を要するものが認められるのは遺憾である。
一 予算の執行状況などからみて、所期の目的が十分達成されるよう、なお一層の努力を要する事項などが見受けられる。
次の事項がその主なものであるが、政府は、これらについて特に留意して適切な措置を執り、その結果を次の常会に本院に報告すべきである。
1 公共事業は国民の貴重な税金によって執行されているにもかかわらず、入札等において、政治家等の関与や談合、業務妨害等がたびたび指摘されている。
政府は、このような不祥事が起こらぬよう、公共事業の入札や随意契約等の執行に当たっては、自由競争、公開、公正の原則により、透明性、公共性等の適正化措置を図るとともに、不正行為排除の徹底を強力に推進すべきである。
2 住民基本台帳ネットワークシステムの稼働については、附帯決議(平成11年6月11日 衆議院地方行政委員会)の指摘にあるように安易な拡大利用を図らず、個人情報保護のための法制度を確立するために必要な措置及びセキュリティ対策を十分に講じ、地方公共団体との緊密な連携のもとに適切な運用に努めるべきである。
なお、個人情報の保護に関しては、防衛庁における情報開示請求者リスト作成事件のような不適切な事態が発覚したことからも、こうした事態の再発を防止する施策を確立し、真に個人情報の保護を図るべきである。
3 今後の道路建設に当たっては、その役割及び必要性についてより一層の検討を行い、費用対効果に配意し、効率的にこれを行うことが必要である。なお、有料道路については利用者の負担軽減に努めるべきである。
また、京都議定書の発効により環境保全の重要性が求められているおりから、積極的な鉄道利用を推進することが課題であり、均衡ある交通網の整備のために地方鉄道の経営悪化問題に早急に取り組むべきである。
4 一部の公益法人については、設立本来の公益性、中立性がないがしろにされ、国民に疑念を抱かせるような形で過度な政治活動を行っているものがあると指摘されている。政府は、公益法人の設立の趣旨にかんがみ、設立目的に沿った適正な業務運営が行われるよう適切に指導監督を行うべきである。
5 食物は人命の基であるが、食品安全行政に対する国民の不安・不信感は増大している。政府は、食の安全を確保するための総合的かつ長期的な施策の確立のため、行政機構の改革や関係法令の整備を速やかに行い、新たな「食品安全保障システム」の構築を図るべきである。
6 政府は、国産材の品質向上や安定供給を図るとともに一層の構造改革を進め、外材に対抗し得る国産材の供給体制を構築するとともに、木材輸出についても、その環境整備を図るべきである。
二 会計検査院が検査報告で指摘した不当事項については、本院もこれを不当と認める。
政府は、これらの指摘事項について、それぞれ是正の措置を講ずるとともに、綱紀を粛正して、今後再びこのような不当事項が発生することのないよう万全を期すべきである。
三 決算のうち、前記以外の事項については異議がない。
政府は、今後予算の作成及び執行に当たっては、本院の決算審議の経過と結果を十分考慮して、行財政改革を強力に推進し、財政運営の健全化、行政の活性化・効率化を図るとともに、政策評価等の実施を通じた効果的かつ効率的な行政を推進し、もって国民の信託にこたえるべきである。
国政調査では、11月27日に質疑を行った。その主な質疑内容は、 [1]京都民医連中央病院による診療報酬不正受給事件の取扱い、 [2]教科書検定前の申請図書(いわゆる白表紙)の外部流出防止策と検定制度の信頼性確保策、 [3]金融商品の多様化対応策と取扱金融機関の業務の在り方(変額保険販売等)、 [4]台湾との人的交流促進の必要性とビザ発給問題、 [5]さがみ縦貫道路工事現場(神奈川県寒川町)における埋没化学兵器の事故処理についての政府の対応策、[ 6]複数の公益法人の役員を兼職することの是非等であった。
12月11日、歳入歳出の実況及び行政監視等に関する実情調査のため、航空自衛隊入間基地、中国帰国者定着促進センター及び東京航空交通管制部の視察を行った。
付託された請願はなかった。
件名 | 提出日 | 衆院 大臣 発言 |
衆院 委員会 付託日 |
衆院 提案 理由 |
衆院 委員会 質疑 |
衆院 委員会 議決日 結果 |
衆院 本会議 議決日 結果 |
参院 委員会名 |
参院 委員会 議決日 結果 |
参院 本会議 議決日 結果 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平成12年度一般会計歳入歳出決算 平成12年度特別会計歳入歳出決算 平成12年度国税収納金整理資金受払計算書 平成12年度政府関係機関決算書 |
(14.1.21) | 10.18 | (6.12) | (7.10) (7.22(分)) (7.23(分)) 11.14 12.6 |
12.6 議決(多) (賛-自民・公明・無) (反-民主・自由・共産・社民) (欠-無) |
12.10 議決 |
決算 | 12.9 是認 |
12.11 是認 |
||
平成12年度国有財産増減及び現在額総計算書 | (14.1.21) | 10.18 | (6.12) | (7.10) (7.22(分)) (7.23(分)) 11.14 12.6 |
12.6 是認(多) (賛-自民・民主・公明・社民・無) (反-自由・共産) (欠-無) |
12.10 是認 |
決算 | 12.9 是認 |
12.11 是認 |
||
平成12年度国有財産無償貸付状況総計算書 | (14.1.21) | 10.18 | (6.12) | (7.10) (7.22(分)) (7.23(分)) 11.14 12.6 |
12.6 是認(多) (賛-自民・民主・公明・共産・社民・無) (反-自由) (欠-無) |
12.12 是認 |
決算 | 12.9 是認 |
12.11 是認 |