本案は、自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官の定数及び即応予備自衛官の員数の変更を行おうとするもので、その主な内容は次のとおりである。
一 防衛庁設置法の一部改正
陸上自衛隊の自衛官の定数を454人削減し、海上自衛隊の自衛官の定数を14人、航空自衛隊の自衛官の定数を14人及び統合幕僚会議に所属する自衛官を135人それぞれ増員して、自衛官の定数を、総計25万8,290人に改めること。
二 自衛隊法の一部改正
即応予備自衛官の員数を3人増員して、5,726人に改めること。
三 施行期日
この法律は、平成15年3月31日までの間において政令で定める日から施行すること。