法律第三百十二号(昭二七・九・二二)
◎伊東国際観光温泉文化都市建設法の一部を改正する法律
伊東国際観光温泉文化都市建設法(昭和二十五年法律第二百二十二号)の一部を次のように改正する。
第三条を第四条とし、以下一条ずつ繰り下げ、第二条の次に次の一条を加える。
(観光温泉資源の保護)
第三条 伊東国際観光温泉文化都市建設事業の執行者は、条例の定めるところにより、伊東市の区域内における鉱物の掘採、土石の採取その他の行為で観光温泉資源の保護に著しい影響を及ぼす虞のあるもの(温泉法(昭和二十三年法律第百二十五号)第三条第一項及び第八条第一項に規定する土地の掘さく及び増掘を除く。)を禁止し、若しくは制限し、又は当該禁止若しくは制限に違反した者に対し、原状回復その他必要な措置を命ずることができる。
2 伊東国際観光温泉文化都市建設事業の執行者は、前項に掲げる行為のうち鉱業又は採石業に関するものについて、同項の禁止又は制限をしようとするときは、あらかじめ、東京通商産業局長の同意を得なければならない。
3 第一項の禁止又は制限によつて損害を受けた者に対しては、伊東市は、通常生ずべき損害を補償しなければならない。
附 則
1 この法律は、公布の日から施行する。
2 この法律は、日本国憲法第九十五条の規定により、伊東市の住民の投票に付するものとする。
(内閣総理・通商産業・建設大臣署名)