第6号 令和7年11月27日(木曜日)
令和七年十一月二十七日(木曜日)―――――――――――――
議事日程 第六号
令和七年十一月二十七日
午後一時開議
第一 気象業務法及び水防法の一部を改正する法律案(内閣提出)
第二 愛知・名古屋アジア競技大会及び愛知・名古屋アジアパラ競技大会に関する特別措置法案(文部科学委員長提出)
第三 医療法等の一部を改正する法律案(第二百十七回国会、内閣提出)
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○本日の会議に付した案件
食品安全委員会委員任命につき同意を求めるの件
個人情報保護委員会委員任命につき同意を求めるの件
証券取引等監視委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件
電気通信紛争処理委員会委員任命につき同意を求めるの件
電波監理審議会委員任命につき同意を求めるの件
日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件
中央更生保護審査会委員任命につき同意を求めるの件
運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件
運輸安全委員会委員任命につき同意を求めるの件
公害健康被害補償不服審査会委員任命につき同意を求めるの件
日程第一 気象業務法及び水防法の一部を改正する法律案(内閣提出)
日程第二 愛知・名古屋アジア競技大会及び愛知・名古屋アジアパラ競技大会に関する特別措置法案(文部科学委員長提出)
日程第三 医療法等の一部を改正する法律案(第二百十七回国会、内閣提出)
衆議院規則の一部を改正する規則案(議院運営委員長提出)
午後一時二分開議
○議長(額賀福志郎君) これより会議を開きます。
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食品安全委員会委員任命につき同意を求めるの件
個人情報保護委員会委員任命につき同意を求めるの件
証券取引等監視委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件
電気通信紛争処理委員会委員任命につき同意を求めるの件
電波監理審議会委員任命につき同意を求めるの件
日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件
中央更生保護審査会委員任命につき同意を求めるの件
運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件
運輸安全委員会委員任命につき同意を求めるの件
公害健康被害補償不服審査会委員任命につき同意を求めるの件
○議長(額賀福志郎君) お諮りいたします。
内閣から、
食品安全委員会委員
個人情報保護委員会委員
証券取引等監視委員会委員長及び同委員
電気通信紛争処理委員会委員
電波監理審議会委員
日本放送協会経営委員会委員
中央更生保護審査会委員
運輸審議会委員
運輸安全委員会委員
及び
公害健康被害補償不服審査会委員に
次の諸君を任命することについて、それぞれ本院の同意を得たいとの申出があります。
内閣からの申出中、
まず、
食品安全委員会委員に春日文子君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
次に、
個人情報保護委員会委員に藤村明子君、木田俊昭君及び藤井英治君を、
電波監理審議会委員に大久保哲夫君を、
運輸審議会委員に堀川義弘君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。
次に、
個人情報保護委員会委員に新保史生君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
次に、
証券取引等監視委員会委員長に中原亮一君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
次に、
証券取引等監視委員会委員に加藤さゆり君及び橋本尚君を、
電気通信紛争処理委員会委員に笠井之彦君、三尾美枝子君、小塚荘一郎君、中條祐介君及び前原賀代君を、
中央更生保護審査会委員に久保美紀君を、
運輸安全委員会委員に堂園正人君、古川敦君、大野寛之君、鈴木美緒君及び新妻実保子君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。
次に、
日本放送協会経営委員会委員に岩井睦雄君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
次に、
日本放送協会経営委員会委員に前田香織君及び榊原陽子君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。
次に、
運輸審議会委員に大石美奈子君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
次に、
公害健康被害補償不服審査会委員に星景子君を
任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。
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日程第一 気象業務法及び水防法の一部を改正する法律案(内閣提出)
○議長(額賀福志郎君) 日程第一、気象業務法及び水防法の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。国土交通委員長冨樫博之君。
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気象業務法及び水防法の一部を改正する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
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〔冨樫博之君登壇〕
○冨樫博之君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、水災による被害の軽減を図るとともに、情報通信技術の進展を踏まえ、予報業務の利用者の保護を図るため、所要の措置を講ずるもので、その主な内容は、
第一に、洪水の特別警報を創設し、気象庁長官が、洪水の特別警報の判断に必要な情報を国土交通大臣又は都道府県知事に求めることができること、
第二に、国土交通大臣が指定した海岸において、国土交通大臣、気象庁長官及び都道府県知事が共同して、高潮の予報及び警報を新たに実施すること、
第三に、外国法人等による許可の申請に当たり、国内代表者等の指定を義務づけ、国内代表者等の所在が不明である場合に簡易な手続により許可を取り消すことができる制度や、気象業務法に違反して、無許可で国内向けの予報業務を行う者等の氏名等を公表する制度を創設すること
などであります。
本案は、去る十一月二十日本委員会に付託され、翌二十一日金子国土交通大臣から趣旨の説明を聴取し、昨二十六日、質疑を行い、質疑終了後、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(額賀福志郎君) 採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
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○議長(額賀福志郎君) 日程第二は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。
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日程第二 愛知・名古屋アジア競技大会及び愛知・名古屋アジアパラ競技大会に関する特別措置法案(文部科学委員長提出)
○議長(額賀福志郎君) 日程第二、愛知・名古屋アジア競技大会及び愛知・名古屋アジアパラ競技大会に関する特別措置法案を議題といたします。
委員長の趣旨弁明を許します。文部科学委員長斎藤洋明君。
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愛知・名古屋アジア競技大会及び愛知・名古屋アジアパラ競技大会に関する特別措置法案
〔本号末尾に掲載〕
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〔斎藤洋明君登壇〕
○斎藤洋明君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。
本案は、令和八年に開催される愛知・名古屋アジア競技大会及び愛知・名古屋アジアパラ競技大会の円滑かつ安全な実施を確保するため、国は、大会の準備又は運営に要する経費について、その一部を補助することができることとするとともに、寄附金付郵便葉書等の発行の特例及び電波法の特例の措置を講ずるものであります。
本案は、昨十一月二十六日、文部科学委員会において、内閣の意見を聴取した後、賛成多数をもって委員会提出の法律案とすることと決したものであります。
なお、本委員会におきまして、本案に関し、愛知・名古屋アジア競技大会及び愛知・名古屋アジアパラ競技大会に関する決議が行われましたことを申し添えます。
何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。(拍手)
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○議長(額賀福志郎君) 採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。
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日程第三 医療法等の一部を改正する法律案(第二百十七回国会、内閣提出)
○議長(額賀福志郎君) 日程第三、医療法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。厚生労働委員長大串正樹君。
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医療法等の一部を改正する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
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〔大串正樹君登壇〕
○大串正樹君 ただいま議題となりました医療法等の一部を改正する法律案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、高齢化に伴う医療ニーズの変化や人口減少を見据え、地域において良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制を構築するため、所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は、
第一に、都道府県は、厚生労働大臣の定める基本方針に即して、かつ、地域の実情に応じて、地域医療構想を定めるものとすること、
第二に、オンライン診療を医療法に定義し、その手続等に係る規定を整備するとともに、美容医療を行う医療機関に対する定期報告義務等を設けること、
第三に、医師偏在是正に向けた総合的な対策として、都道府県知事が、医療計画において重点的に医師の確保を図る必要がある区域を定めることができることとするとともに、医師手当事業を設けること、
第四に、医療DXの推進を図るため、電子カルテ情報共有サービスを活用した電子カルテ情報の医療機関での共有等を可能とすること
等であります。
本案は、第二百十七回国会に提出され、継続審査となっていたものであります。
今国会においては、去る十一月十九日、上野厚生労働大臣から趣旨の説明を聴取し、二十一日から質疑に入りました。
二十五日には、自由民主党・無所属の会、日本維新の会及び公明党の三会派並びに立憲民主党・無所属及び国民民主党・無所属クラブの二会派よりそれぞれ修正案が提出され、両修正案について趣旨の説明を聴取いたしました。その後は、原案及び両修正案を一括して議題とし、同日参考人から意見を聴取し、昨日質疑を終局いたしました。
質疑終局後、両修正案について撤回を許可した後、自由民主党・無所属の会、立憲民主党・無所属、日本維新の会、国民民主党・無所属クラブ及び公明党の五会派より、都道府県が病床数の削減を支援する事業を行うことができることとし、国は、予算の範囲内において、当該事業に要する費用を負担するものとすること等を内容とする修正案が提出され、趣旨の説明を聴取いたしました。
次いで、原案及び修正案について討論、採決を行った結果、修正案及び修正部分を除く原案はいずれも賛成多数をもって可決され、本案は修正議決すべきものと議決した次第であります。
なお、本案に対し附帯決議を付することに決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
―――――――――――――
○議長(額賀福志郎君) 採決いたします。
本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり修正議決いたしました。
――――◇―――――
○小寺裕雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
議院運営委員長提出、衆議院規則の一部を改正する規則案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
○議長(額賀福志郎君) 小寺裕雄君の動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
―――――――――――――
衆議院規則の一部を改正する規則案(議院運営委員長提出)
○議長(額賀福志郎君) 衆議院規則の一部を改正する規則案を議題といたします。
委員長の趣旨弁明を許します。議院運営委員長浜田靖一君。
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衆議院規則の一部を改正する規則案
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔浜田靖一君登壇〕
○浜田靖一君 ただいま議題となりました衆議院規則の一部を改正する規則案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。
今回の改正は、国会改革の一環として、予算委員会を除く委員の員数が四十人以上の常任委員会について、第二百二十回国会召集の日から、その員数を四人削減し、この規則の議決の日以後初めてその期日を公示される衆議院議員総選挙の後初めて召集される国会の召集の日から、更にその員数を一人削減するものであります。
本規則案は、本日、議院運営委員会において起草し、提出したものであります。
何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。(拍手)
―――――――――――――
○議長(額賀福志郎君) 採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。
――――◇―――――
○議長(額賀福志郎君) 本日は、これにて散会いたします。
午後一時十八分散会
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出席国務大臣
総務大臣 林 芳正君
法務大臣 平口 洋君
文部科学大臣 松本 洋平君
厚生労働大臣 上野賢一郎君
国土交通大臣 金子 恭之君
環境大臣 石原 宏高君
国務大臣 片山さつき君
国務大臣 黄川田仁志君
国務大臣 松本 尚君

