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第5号 令和4年2月1日(火曜日)

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令和四年二月一日(火曜日)

    正午開議

 出席委員

   委員長 山口 俊一君

   理事 盛山 正仁君 理事 丹羽 秀樹君

   理事 伊東 良孝君 理事 佐々木 紀君

   理事 井野 俊郎君 理事 青柳陽一郎君

   理事 井坂 信彦君 理事 遠藤  敬君

   理事 浜地 雅一君

      石原 正敬君    西田 昭二君

      山田 賢司君    山岸 一生君

      浅野  哲君    塩川 鉄也君

    …………………………………

   議長           細田 博之君

   副議長          海江田万里君

   事務総長         岡田 憲治君

    ―――――――――――――

委員の異動

一月二十八日

 辞任         補欠選任

  浅野  哲君     鈴木  敦君

同日

 辞任         補欠選任

  鈴木  敦君     浅野  哲君

同日

 理事遠藤敬君同日理事辞任につき、その補欠として中司宏君が委員長の指名で理事に選任された。

同日

 理事中司宏君同日理事辞任につき、その補欠として遠藤敬君が委員長の指名で理事に選任された。

二月一日

 理事遠藤敬君同日理事辞任につき、その補欠として中司宏君が委員長の指名で理事に選任された。

同日

 理事中司宏君同日理事辞任につき、その補欠として遠藤敬君が委員長の指名で理事に選任された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議案(古屋圭司君外四名提出)の取扱いに関する件

 本会議における議案の趣旨説明聴取の件

 本日の本会議の議事等に関する件


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     ――――◇―――――

山口委員長 これより会議を開きます。

 まず、決議案の取扱いに関する件についてでありますが、昨一月三十一日、古屋圭司君外四名から、自由民主党、立憲民主党・無所属、日本維新の会、公明党、国民民主党・無所属クラブの五会派共同提案による新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議案が提出されました。

 この際、発言を求められておりますので、順次これを許します。遠藤敬君。

遠藤(敬)委員 決議案に対する見解ということで、今まで決議案を行ってまいりましたが、我が党の考え方として一言申し上げさせていただきたいんですが、今回の決議案は、深刻な人権侵害に対する懸念を国際社会に示すという大きな意義を踏まえると、衆議院の本会議で採択されること自体は評価できるものであります。

 一方、ウイグルやチベット自治区などで本当に深刻な人権侵害が行われているにもかかわらず、各党の調整の結果、中国の国名を明記しない文章となり、名指しで批判を避ける形となったことについては疑問を示したい。

 そもそも、国会決議として国際社会にメッセージを発する以上、その内容は人権侵害に対する日本の考えや姿勢を明らかにするものであり、世界が注視しているこうした中で、具体的な国名を明記しない文章を採択した、明記しない文章しか採択できなかったという方が正確かもしれませんが、いずれにしても、今回の決議が国際社会にどういうメッセージとして伝わるのか、よく考える必要があるのではないか。

 本当の意味で人権を重んじる国であるならば、誰に遠慮をし、誰にちゅうちょをし、どういう配慮をしているのか。

 私たちは、やらないよりはやった方がましという観点から賛成しますが、この決議が誤ったメッセージとならないように、引き続き、最大限の努力を行っていくことを求めたいと思います。

 以上です。

山口委員長 浅野哲君。

浅野委員 国民民主党の浅野哲です。

 国民民主党は、新疆ウイグル自治区や香港等における人権侵害や力による現状変更の試みは国際社会に対する脅威と認識し、本日、本会議に上程される本決議案は、我が国の立法府が現下の是正を求める姿勢を示すものであり、意義あるものと考えております。

 本決議は、政府に対しても新疆ウイグル自治区や香港等における一連の動きが看過できない人権侵害であることを強く認識するよう求めるものと認識しております。

 政府に対しても、引き続き、人権侵害制裁法及び人権デューデリジェンス法の迅速な成立を始めとした実効的な施策を推し進めていただくことを求め、私の発言を終わります。

山口委員長 塩川鉄也君。

塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。

 新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議について一言申し上げます。

 香港での民主化を求める市民への弾圧や新疆ウイグル自治区での少数民族への抑圧、強制収容を始めとした中国政府による人権侵害、抑圧は、世界人権宣言、国際人権規約、ウィーン宣言など、国際的な人権保障の取組に反するものです。

 しかし、今回の決議では、これらの点が明らかではありません。中国政府による深刻な人権侵害に対する非難決議とすることを明確にすべきです。

 そして、日本政府が中国政府に対して国際法に基づく冷静な外交批判によって人権侵害の是正を働きかけることを求めるものです。

 以上、発言とします。

山口委員長 それでは、本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本決議案の趣旨弁明は、提出者の古屋圭司君が行います。

 また、本決議に対しまして、内閣を代表して、林外務大臣から発言があります。

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の所得税法等の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本法律案の趣旨説明は、鈴木財務大臣が行います。

 本法律案の趣旨説明に対し、自由民主党の藤丸敏君、立憲民主党・無所属の伴野豊君、日本維新の会の吉田豊史君、国民民主党・無所属クラブの岸本周平君、日本共産党の田村貴昭君から、それぞれ質疑の通告があります。

 質疑時間は、藤丸敏君は十分以内、伴野豊君、吉田豊史君は各々十五分以内、岸本周平君、田村貴昭君は各々七分以内とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。

    ―――――――――――――

 一、趣旨説明を聴取する議案の件

  所得税法等の一部を改正する法律案(内閣提出)

   趣旨説明 財務大臣 鈴木 俊一君

   質疑通告     時間   要求大臣

 藤丸  敏君(自民) 10分以内 総理、財務、経産

 伴野  豊君(立民) 15分以内 総理

 吉田 豊史君(維新) 15分以内 総理

 岸本 周平君(国民) 7分以内 総理

 田村 貴昭君(共産) 7分以内 総理

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

岡田事務総長 まず最初に、動議により、新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議案を上程いたします。提出者を代表して古屋圭司さんが趣旨弁明をされまして、れいわ新選組が反対でございます。採決の後、林外務大臣の発言がございます。

 次に、所得税法等改正案につきまして、鈴木財務大臣から趣旨の説明がございます。これに対しまして、五人の方々からそれぞれ質疑が行われます。

 本日の議事は、以上でございます。

山口委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。

 なお、来る三日木曜日午前十一時から理事会を開会いたします。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後零時七分散会


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