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第25号 令和4年4月14日(木曜日)

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令和四年四月十四日(木曜日)

    正午開議

 出席委員

   委員長 山口 俊一君

   理事 盛山 正仁君 理事 丹羽 秀樹君

   理事 伊東 良孝君 理事 三ッ林裕巳君

   理事 井野 俊郎君 理事 青柳陽一郎君

   理事 井坂 信彦君 理事 遠藤  敬君

   理事 浜地 雅一君

      石原 正敬君    大串 正樹君

      國場幸之助君    武井 俊輔君

      中谷 真一君    西田 昭二君

      三谷 英弘君    山田 賢司君

      伊藤 俊輔君    中谷 一馬君

      山岸 一生君    吉田はるみ君

      中司  宏君    浅野  哲君

      塩川 鉄也君

    …………………………………

   議長           細田 博之君

   副議長          海江田万里君

   事務総長         岡田 憲治君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件

 国会議員の歳費、旅費及び手当等支給規程の一部改正の件

 本会議における議案の趣旨説明聴取の件

 本日の本会議の議事等に関する件


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     ――――◇―――――

山口委員長 これより会議を開きます。

 まず、国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件、国会議員の歳費、旅費及び手当等支給規程の一部改正の件についてでありますが、順次事務総長の説明を求めます。

岡田事務総長 国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件外一件につきまして御説明申し上げます。

 国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件は、文書通信交通滞在費の名称を調査研究広報滞在費に改め、国政に関する調査研究、広報、国民との交流、滞在等の議員活動を行うために支給することとするとともに、その支給を原則として日割りとするものであります。

 国会議員の歳費、旅費及び手当等支給規程の一部改正の件は、国会法及び国会議員歳費法の改正に伴い、所要の規定を整理するものであります。

 以上でございます。

    ―――――――――――――

 国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案

 国会議員の歳費、旅費及び手当等支給規程の一部を改正する規程案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

山口委員長 この際、発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。

塩川委員 私は、日本共産党を代表して、文書通信交通滞在費、文通費に係る国会法・歳費法改正案及び関連規程案に対して反対の討論を行います。

 現行法は、当選、辞職などでその月の議員の在職日数が数日でも、一か月分の文通費を支給することとしています。これは国民の理解を得られない不合理なものであり、日割り支給の法改正は当然の措置であり、賛成です。

 しかし、文通費の名称及び目的の変更に関する改正については同意できません。文通費の名称及び目的は、文通費の使途と不可分のものです。使途や公開の在り方の議論に先んじて名称と目的を変更することは、順序が逆です。

 しかも、新たな名称と目的の表記は、一九六六年の議員歳費等に関する調査会答申の文言に依拠したものとなっています。当時と今日では議員活動をめぐる環境は大きく変化しており、答申が根拠とした文通費の実態とは乖離があります。

 また、滞在という名目については、一九九三年当時、東京滞在への助成として唐突に持ち出されたもので、我が党は、在京議員に対しても東京滞在費を支給することは国民から見て合理的説明がつかないとして反対し、以来、国会予算審議の際に繰り返し見直しを求めてきました。この見直しの議論もないまま名称と目的に滞在を残すことは首肯できません。

 我が党は、文通費の日割り支給には賛成ですが、名称と目的の変更をパッケージで改正することには同意できないので、本法案には反対です。

 なお、文通費の使途、公開、国庫返納のルールについて、各党間の協議を重ね、今国会で実施に向けた結論を出すことを求め、討論を終わります。

山口委員長 それでは、まず、国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案とするに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

山口委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

 次に、国会議員の歳費、旅費及び手当等支給規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

山口委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、ただいま本委員会提出とするに決定いたしました国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、趣旨説明を聴取する議案の件についてでありますが、内閣提出の児童福祉法等の一部を改正する法律案、岡本あき子君外十二名提出の保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案の両法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、これに対する質疑を行うことに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、内閣提出の法律案の趣旨説明は、後藤厚生労働大臣が行い、岡本あき子君外十二名提出の法律案の趣旨説明は、提出者の岡本あき子君が行います。

 両法律案の趣旨説明に対し、立憲民主党・無所属の山田勝彦君から、質疑の通告があります。

 質疑時間は、十五分以内とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、質疑者の要求答弁者は、お手元の印刷物のとおりであります。

    ―――――――――――――

 一、趣旨説明を聴取する議案の件

  児童福祉法等の一部を改正する法律案(内閣提出)

  保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(岡本あき子君外十二名提出)

   趣旨説明

      厚生労働大臣 後藤 茂之君

      提出者    岡本あき子君(立民)

   質疑通告     時間   要求答弁者

 山田 勝彦君(立民) 15分以内 厚労、野田国務(男女)、提出者

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

岡田事務総長 まず最初に、日程第一及び第二につき、薗浦財務金融委員長の報告がございます。採決は二回になります。一回目は日程第一で、れいわ新選組が反対でございます。二回目は日程第二で、全会一致でございます。

 次に、動議により、ただいま御決定いただきました国会法及び国会議員歳費法改正案を緊急上程いたします。山口議院運営委員長の趣旨弁明がございまして、共産党が反対でございます。

 次に、内閣提出に係る児童福祉法等改正案につきまして後藤厚生労働大臣から、岡本あき子君外十二名提出に係る保育等従業者処遇改善等特措法案につきまして岡本あき子さんから、順次趣旨の説明がございまして、質疑が行われます。

 本日の議事は、以上でございます。

    ―――――――――――――

 議事日程 第十五号

  令和四年四月十四日

    午後一時開議

 第一 関税暫定措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第二 外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案(内閣提出)

    ―――――――――――――

山口委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来る十九日火曜日午後一時から開会することといたします。

 また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後零時六分散会


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