第32号 令和5年6月1日(木曜日)
令和五年六月一日(木曜日)正午開議
出席委員
委員長 山口 俊一君
理事 盛山 正仁君 理事 丹羽 秀樹君
理事 武藤 容治君 理事 伊東 良孝君
理事 新谷 正義君 理事 笠 浩史君
理事 吉川 元君 理事 遠藤 敬君
理事 岡本 三成君
石原 正敬君 高村 正大君
佐々木 紀君 鈴木 隼人君
穂坂 泰君 本田 太郎君
三谷 英弘君 若林 健太君
伊藤 俊輔君 梅谷 守君
太 栄志君 山岸 一生君
中司 宏君 浅野 哲君
塩川 鉄也君
…………………………………
議長 細田 博之君
副議長 海江田万里君
事務総長 岡田 憲治君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
本日の本会議の議事等に関する件
――――◇―――――
○山口委員長 これより会議を開きます。
この際、本日の議事日程第一について発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。
○塩川委員 櫛渕万里議員を十日間の登院停止の懲罰に付すことについて意見を述べます。
十八日の本会議における財務大臣不信任決議案の採決において、れいわ新選組の櫛渕万里議員が投票のため壇上に登った際に与党も野党も茶番と書かれた紙を広げた行為は、許されるものではありません。壇上は議論と表決の場であることを踏まえるべきです。
しかし、これは懲罰に相当する不穏当な言動に当たるとまでは言えず、登院停止十日間の懲罰に付すことには反対であります。櫛渕議員の行動は、広く国民の評価と批判にこそ委ねるべきであります。
櫛渕議員は、二十五日の身上弁明において、防衛財源確保法案など、政治が暴走するその危機に対して、やむにやまれず今回の行動に至ったと述べましたが、なぜ大軍拡のための財源法案を推し進める財務大臣に対する不信任決議案が茶番なのか、この点についての弁明もなければ、謝罪もありません。極めて遺憾です。
しかも、この法案審議において、れいわ新選組から、委員外発言など、委員会での質疑を求める要請は全くありませんでした。
また、議事運営を協議する理事会への出席についても、内閣委員会や決算行政監視委員会の理事会に当初出席していたのに、いつの間にか参加を取りやめています。予算委員会では、一度も理事会に出席していません。
小さな力でも、諦めずに、できることは何かと言いながら、できることさえ行っていないのでは、自ら権利行使を放棄していると言わざるを得ません。
議員の発言権を保障する不断の努力によって、国会が立法機能と行政監視機能を発揮できるように努めることが、国民の代表である国会議員の責務であることを強調し、発言を終わります。
―――――――――――――
○山口委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
○岡田事務総長 まず最初に、議長が、日程第一、議員櫛渕万里君懲罰事犯の件を議題とする旨を宣告いたしまして、御本人の退席を求めます。次いで大串懲罰委員長から、委員会の報告がございまして、採決を行います。立憲民主党、共産党及びれいわ新選組が反対でございます。その後、議長が、御本人の入場を許し、議決に基づきまして懲罰の宣告をいたします。
次に、日程第二は委員長提出の議案でありますので、議長から委員会の審査を省略することをお諮りいたします。次いで木原国土交通委員長の趣旨弁明がございまして、全会一致でございます。
次に、日程第三につき、竹内経済産業委員長の報告がございまして、共産党及びれいわ新選組が反対でございます。
次に、日程第四及び第五は委員長提出の議案でありますので、議長から委員会の審査を省略することをお諮りいたします。次いで三ッ林厚生労働委員長の趣旨弁明がございます。採決は二回になります。一回目は日程第四で、れいわ新選組が反対でございます。二回目は日程第五で、全会一致でございます。
本日の議事は、以上でございます。
―――――――――――――
議事日程 第十九号
令和五年六月一日
午後一時開議
第一 議員櫛渕万里君懲罰事犯の件
第二 貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律案(国土交通委員長提出)
第三 中小企業信用保険法及び株式会社商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案(内閣提出)
第四 良質かつ適切なゲノム医療を国民が安心して受けられるようにするための施策の総合的かつ計画的な推進に関する法律案(厚生労働委員長提出)
第五 戦没者の遺骨収集の推進に関する法律の一部を改正する法律案(厚生労働委員長提出)
―――――――――――――
○山口委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。
―――――――――――――
○山口委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来る六日火曜日午後一時から開会することといたします。
また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時三分散会