衆議院

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第14号 令和6年1月24日(水曜日)

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令和六年一月二十四日(水曜日)

    正午開議

 出席委員

   委員長 山口 俊一君

   理事 丹羽 秀樹君 理事 鷲尾英一郎君

   理事 武藤 容治君 理事 橘 慶一郎君

   理事 笠  浩史君 理事 吉川  元君

   理事 遠藤  敬君 理事 輿水 恵一君

      井出 庸生君    井野 俊郎君

      石原 正敬君    木村 次郎君

      中谷 真一君    本田 太郎君

      宮路 拓馬君    山田 賢司君

      伊藤 俊輔君    梅谷  守君

      太  栄志君    山岸 一生君

      中司  宏君    塩川 鉄也君

      浅野  哲君

    …………………………………

   議長           額賀福志郎君

   副議長          海江田万里君

   事務総長         岡田 憲治君

    ―――――――――――――

委員の異動

一月十六日

 辞任         補欠選任

  浅野  哲君     長友 慎治君

同日

 辞任         補欠選任

  長友 慎治君     浅野  哲君

同月十八日

 理事遠藤敬君同日理事辞任につき、その補欠として中司宏君が委員長の指名で理事に選任された。

同日

 理事中司宏君同日理事辞任につき、その補欠として遠藤敬君が委員長の指名で理事に選任された。

    ―――――――――――――

令和五年十二月十三日

 一、国会法の一部を改正する法律案(笠浩史君外七名提出、第二百十回国会衆法第一号)

 二、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案(渡辺周君外十一名提出、第二百十回国会衆法第一三号)

 三、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(守島正君外三名提出、第二百十一回国会衆法第二七号)

 四、我が国の経済及び財政等に関する将来の推計を信頼性のある統計等の情報に基づき中立公正に実施するための経済財政等将来推計委員会の設置に関する法律案(階猛君外六名提出、第二百十一回国会衆法第三九号)

 五、国会法の一部を改正する法律案(階猛君外六名提出、第二百十一回国会衆法第四〇号)

 六、国会法の一部を改正する法律案(古川元久君外五名提出、第二百十一回国会衆法第四八号)

 七、新型コロナウイルス感染症対策検証委員会法案(古川元久君外四名提出、第二百十一回国会衆法第四九号)

 八、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案(中司宏君外三名提出、第二百十一回国会衆法第五〇号)

 九、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(中司宏君外一名提出、衆法第二号)

 一〇、国会法の一部を改正する法律案(遠藤敬君外五名提出、衆法第一七号)

 一一、衆議院規則の一部を改正する規則案(中司宏君外三名提出、第二百十一回国会衆規第一号)

 一二、衆議院規則の一部を改正する規則案(遠藤敬君外五名提出、衆規第一号)

 一三、国会法等改正に関する件

 一四、議長よりの諮問事項

 一五、その他議院運営委員会の所管に属する事項

の閉会中審査を本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 庶務小委員長の報告

 令和六年度本院歳出予算要求の件

 図書館運営小委員長の報告

 令和六年度国立国会図書館歳出予算要求の件

 令和六年度裁判官訴追委員会歳出予算要求の件

 令和六年度裁判官弾劾裁判所歳出予算要求の件


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     ――――◇―――――

山口委員長 これより会議を開きます。

 まず、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。丹羽秀樹君。

丹羽委員 令和六年度の衆議院歳出予算の要求について、庶務小委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 令和六年度の本院予定経費要求額は六百八十億一千八百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、九億三千百万円余の増額となっております。

 これは、情報システム関係経費等の減額がある一方、職員人件費及び議員秘書関係経費等の増額によるものであります。

 その概要を御説明申し上げますと、国会の権能行使に必要な経費として四百四十五億六百万円余、衆議院の運営に必要な経費として二百十三億三千三百万円余を計上いたしております。

 これらの経費は、議員関係の諸経費、事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費でございます。

 また、衆議院施設整備に必要な経費として十五億四千百万円余、民間資金等を活用した衆議院施設整備に必要な経費として六億二千九百万円余を計上いたしております。

 これらの経費は、議事堂本館等の施設整備費、赤坂議員宿舎の整備に係る不動産購入費でございます。

 このほか、国会予備金に必要な経費として七百万円を計上いたしております。

 以上、令和六年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審査の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。

 以上でございます。

    ―――――――――――――

 令和六年度衆議院予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

山口委員長 この際、発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。

塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。

 我が党は、二〇二四年度の本院予算案については反対です。

 情報監視審査会は、国会を政府の秘密保護法制に組み込む体制を継続するものです。国民の知る権利を侵害し、国会の国政調査権や行政監視機能を制約するものであり、情報監視審査会の関連経費の削除を求めます。

 調査研究広報滞在費は、国会の行政監視機能を果たし、議会制民主主義を支えるための必要経費です。その目的にふさわしく、使途や公開、国庫返納のルール策定について、各党間の協議を通じて、実施に向けて結論を出すべきです。

 なお、国会役員を特別扱いする特権的な制度であった委員長手当について削減をしたことは当然の措置であることを述べ、発言を終わります。

山口委員長 それでは、令和六年度本院歳出予算要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

山口委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。笠浩史君。

笠委員 令和六年度の国立国会図書館歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 令和六年度の国立国会図書館の予定経費要求額は二百二億円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、五十一億一千二百万円余の減額となっております。

 これは、主に、前年度補正予算(第1号)に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備に関する経費の増額相当分が減少したことによるものでございます。

 その概要を御説明申し上げます。

 第一は、運営に必要な経費でありまして、人件費等百二億四千百万円余を計上いたしております。

 第二は、業務に必要な経費でありまして、国会サービス経費、情報システム経費等七十八億一千五百万円余を計上いたしております。

 第三は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、十億九千万円余を計上いたしております。

 第四は、施設整備に必要な経費でありまして、十億五千三百万円余を計上いたしております。

 令和六年度においては、特に、所蔵資料のデジタル化の推進及び国立国会図書館インターネット資料収集保存事業のシステム更新に要する経費に重点を置いております。

 以上、令和六年度国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審査の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。

    ―――――――――――――

 令和六年度国立国会図書館予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

山口委員長 それでは、令和六年度国立国会図書館歳出予算要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

山口委員長 次に、令和六年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の歳出予算要求について、便宜、事務総長の説明を求めます。

    ―――――――――――――

 令和六年度裁判官訴追委員会予定経費要求書(案)

 令和六年度裁判官弾劾裁判所予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

岡田事務総長 まず、令和六年度における裁判官訴追委員会歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 令和六年度の裁判官訴追委員会予定経費要求額は一億三千七百三十五万円余でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、一千百四十万円余の増額となっております。

 この要求額は、裁判官訴追委員会における事務局職員の給与に関する経費、訴追事案の審査に要する旅費及びその他の事務費でございます。

 以上、令和六年度裁判官訴追委員会歳出予算の概要を御説明申し上げました。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。

 次に、令和六年度における裁判官弾劾裁判所歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 令和六年度の裁判官弾劾裁判所予定経費要求額は一億一千六百五十七万円余でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、五百六十五万円余の増額となっております。

 この要求額は、裁判官弾劾裁判所における事務局職員の給与に関する経費及び事務処理費並びに裁判官弾劾法に基づく裁判官の弾劾裁判に直接必要な旅費及び庁費でございます。

 以上、令和六年度裁判官弾劾裁判所歳出予算の概要を御説明申し上げました。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。

山口委員長 それでは、令和六年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の歳出予算要求につきましては、事務総長から説明のありましたとおり決定し、裁判官弾劾法第四条の二の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後零時八分散会


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