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第2号 令和2年5月14日(木曜日)

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令和二年五月十四日(木曜日)

    午後三時五十分開議

 出席委員

   委員長 山本  拓君

   理事 奥野 信亮君 理事 鬼木  誠君

   理事 辻  清人君 理事 平井 卓也君

   理事 宮内 秀樹君 理事 篠原  孝君

   理事 森山 浩行君 理事 伊藤  渉君

      畦元 将吾君    安藤 高夫君

      井野 俊郎君    小此木八郎君

      大西 英男君    神田  裕君

      古賀  篤君    左藤  章君

      坂本 哲志君    白須賀貴樹君

      田所 嘉徳君    武村 展英君

      出畑  実君    冨樫 博之君

      百武 公親君    平沢 勝栄君

      古川  康君    穂坂  泰君

      山下 貴司君    神谷  裕君

      城井  崇君    櫻井  周君

      中谷 一馬君    長尾 秀樹君

      野田 佳彦君    村上 史好君

      谷田川 元君    石井 啓一君

      佐藤 茂樹君    塩川 鉄也君

      浦野 靖人君

    …………………………………

   総務大臣         高市 早苗君

   総務副大臣        長谷川 岳君

   総務大臣政務官      斎藤 洋明君

   政府参考人

   (警察庁刑事局長)    田中 勝也君

   衆議院調査局第二特別調査室長           大泉 淳一君

    ―――――――――――――

委員の異動

五月十四日

 辞任         補欠選任

  小林 史明君     畦元 将吾君

  本田 太郎君     出畑  実君

同日

 辞任         補欠選任

  畦元 将吾君     小林 史明君

  出畑  実君     本田 太郎君

    ―――――――――――――

三月十一日

 政党助成金を直ちに廃止することに関する請願(宮本徹君紹介)(第一五七号)

 同(本村伸子君紹介)(第一五八号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 政府参考人出頭要求に関する件

 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件(第二十五回参議院議員通常選挙の結果概要)


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     ――――◇―――――

山本委員長 これより会議を開きます。

 この際、総務大臣、総務副大臣及び総務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。高市総務大臣。

高市国務大臣 総務大臣の高市早苗でございます。

 公正かつ明るい選挙の実現に向けて、副大臣、大臣政務官、そして職員とともに力を尽くしてまいりますので、山本委員長を始め理事、委員の先生方の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)

山本委員長 次に、長谷川総務副大臣。

長谷川副大臣 総務副大臣の長谷川岳でございます。

 高市大臣を補佐し、尽力をしてまいります。

 山本委員長を始め理事、委員の皆様の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

山本委員長 次に、斎藤総務大臣政務官。

斎藤大臣政務官 総務大臣政務官の斎藤洋明でございます。

 高市大臣、長谷川副大臣を補佐し、全力を尽くしてまいります。

 山本委員長、理事の先生方始め委員の先生方の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

     ――――◇―――――

山本委員長 次に、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。

 この際、お諮りいたします。

 本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長田中勝也君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

    ―――――――――――――

山本委員長 昨年七月に行われました第二十五回参議院議員通常選挙の結果の概要について、政府から説明を求めます。高市総務大臣。

高市国務大臣 この機会に、第二十五回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告申し上げます。

 令和元年七月二十一日に執行されました第二十五回参議院議員通常選挙は、同年七月二十八日の参議院議員任期満了によるもので、議員定数の変更や比例代表選挙へのいわゆる特定枠制度の導入、選挙区選挙の政見放送への持込みビデオ方式の導入など、公職選挙法の改正が行われて初めての国政選挙でありました。

 選挙すべき議員の数は、比例代表選挙で五十人、選挙区選挙で七十四人、合計百二十四人でした。

 選挙当日の有権者数は約一億五百八十九万人で、前回に比べ約三十二万人減少いたしました。

 次に、投票の状況について申し上げます。

 投票率は、選挙区選挙で四八・八〇%で、これは前回に比べ五・九〇ポイント低下し、平成七年に執行された参議院議員通常選挙に次いで戦後二番目に低い投票率となりました。

 十八、十九歳の有権者の投票率は、年齢別投票状況の抽出調査で三二・二八%となり、二十歳代の有権者の投票率三〇・九六%に比べ高くなっていますが、初めて十八歳選挙権が適用された前回の参議院議員通常選挙と比べ一四・五〇ポイント低下いたしました。

 期日前投票者数は約千七百六万人で、前回に比べ約百八万人増加しました。全投票者数に占める割合は三三・〇二%で、前回に比べ五・五二ポイント増加しました。

 次に、立候補の状況について申し上げます。

 比例代表選挙については、名簿を届け出た政党は十三政党、その届出名簿に登載された候補者数は百五十五人で、競争率は三・一〇倍でした。

 選挙区選挙については、候補者数は二百十五人で、競争率は二・九一倍でした。

 この結果、比例代表選挙及び選挙区選挙の合計の候補者数は三百七十人で、前回の三百八十九人に比べ十九人の減少となりました。

 次に、当選人の状況について申し上げます。

 党派別に申し上げますと、自由民主党は、比例代表選挙で十九人、選挙区選挙で三十八人、合計五十七人、立憲民主党は、比例代表選挙で八人、選挙区選挙で九人、合計十七人、公明党は、比例代表選挙で七人、選挙区選挙で七人、合計十四人、日本維新の会は、比例代表選挙で五人、選挙区選挙で五人、合計十人、日本共産党は、比例代表選挙で四人、選挙区選挙で三人、合計七人、国民民主党は、比例代表選挙で三人、選挙区選挙で三人、合計六人、れいわ新選組は、比例代表選挙で二人、社会民主党は、比例代表選挙で一人、NHKから国民を守る党は、比例代表選挙で一人、諸派・無所属は、選挙区選挙で九人が当選しました。

 なお、女性の当選人は二十八人で、これまでの参議院議員通常選挙で最も多かった前回と同数でした。

 次に、党派別の得票率の状況について申し上げます。

 比例代表選挙では、自由民主党三五・三七%、立憲民主党一五・八一%、公明党一三・〇五%、日本維新の会九・八〇%、日本共産党八・九五%、国民民主党六・九五%、れいわ新選組四・五五%、社会民主党二・〇九%、NHKから国民を守る党一・九七%、その他の四政党合わせて一・四四%となりました。

 また、選挙区選挙では、自由民主党三九・七七%、立憲民主党一五・七九%、公明党七・七七%、日本維新の会七・二八%、日本共産党七・三七%、国民民主党六・四七%、れいわ新選組〇・四三%、社会民主党〇・三八%、NHKから国民を守る党三・〇二%、諸派・無所属一一・七三%となりました。

 以上をもちまして、第二十五回参議院議員通常選挙の結果の概要についての御報告を終わります。

山本委員長 次に、第二十五回参議院議員通常選挙違反検挙・警告状況について説明を求めます。警察庁田中刑事局長。

田中政府参考人 令和元年七月二十一日に行われました第二十五回参議院議員通常選挙における違反行為の取締り状況について御報告いたします。

 選挙期日後九十日の令和元年十月十九日現在で集計いたしました数字は、お手元に資料としてお配りいたしております表に示したとおりでございます。

 検挙状況は、総数で四十七件、五十九人となっておりまして、前回の通常選挙における同時期の百七件、百十七人と比べますと、件数は六十件減少、人員も五十八人減少いたしております。

 罪種別に申しますと、買収四件、八人、自由妨害二十四件、二十二人、文書違反八件、十二人、投票干渉三件、三人、詐偽投票六件、八人、その他二件、六人となっておりまして、自由妨害が検挙事件のうち、件数で五一・一%、人員で三七・三%を占め、最も多くなっております。

 次に、警告状況を申し上げますと、総数が一千二百五十九件でございまして、前回の一千九百七十件と比べ七百十一件減少いたしております。

 警告事案のほとんどは文書関係についてのものでありまして、総件数の九四・四%を占めております。

 以上、御報告申し上げます。

山本委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午後三時五十九分散会


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