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第1号 平成30年11月14日(水曜日)

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本国会召集日(平成三十年十月二十四日)(水曜日)(午前零時現在)における本委員は、次のとおりである。

   委員長 西村 明宏君

   理事 鬼木  誠君 理事 金子 恭之君

   理事 土屋 品子君 理事 矢上 雅義君

   理事 小宮山泰子君 理事 赤羽 一嘉君

      秋本 真利君    伊藤 忠彦君

      岩田 和親君    加藤 鮎子君

      門  博文君    神谷  昇君

      工藤 彰三君    小島 敏文君

      古賀  篤君    田中 英之君

      高木  毅君    谷  公一君

      谷川 とむ君    中谷 真一君

      根本 幸典君    鳩山 二郎君

      福田 達夫君    藤井比早之君

      松本 文明君    三谷 英弘君

      宮内 秀樹君    望月 義夫君

      簗  和生君    山本 公一君

      初鹿 明博君    道下 大樹君

      森山 浩行君    早稲田夕季君

      伊藤 俊輔君    下条 みつ君

      津村 啓介君    伊藤  渉君

      北側 一雄君    広田  一君

      もとむら賢太郎君    宮本 岳志君

      井上 英孝君

    ―――――――――――――

十月二十四日

 西村明宏君委員長辞任につき、その補欠として谷公一君が議院において、委員長に選任された。

平成三十年十一月十四日(水曜日)

    午前九時三分開議

 出席委員

   委員長 谷  公一君

   理事 岩田 和親君 理事 鬼木  誠君

   理事 金子 恭之君 理事 土屋 品子君

   理事 根本 幸典君 理事 松本 文明君

   理事 矢上 雅義君 理事 小宮山泰子君

   理事 津村 啓介君 理事 中野 洋昌君

      秋本 真利君    加藤 鮎子君

      門  博文君    神谷  昇君

      工藤 彰三君    小島 敏文君

      古賀  篤君    田中 英之君

      高木  毅君    谷川 とむ君

      中谷 真一君    鳩山 二郎君

      福田 達夫君    藤井比早之君

      三谷 英弘君    宮内 秀樹君

      宮路 拓馬君    望月 義夫君

      盛山 正仁君    簗  和生君

      荒井  聰君    福田 昭夫君

      道下 大樹君    森山 浩行君

      伊藤 俊輔君    下条 みつ君

      伊藤  渉君    北側 一雄君

      広田  一君  もとむら賢太郎君

      宮本 岳志君    井上 英孝君

    …………………………………

   国土交通大臣       石井 啓一君

   国土交通副大臣      大塚 高司君

   国土交通副大臣      塚田 一郎君

   国土交通大臣政務官    工藤 彰三君

   国土交通大臣政務官    田中 英之君

   国土交通大臣政務官    阿達 雅志君

   国土交通委員会専門員   山崎  治君

    ―――――――――――――

委員の異動

十月二十四日

 辞任         補欠選任

  西村 明宏君     盛山 正仁君

  初鹿 明博君     荒井  聰君

  早稲田夕季君     福田 昭夫君

  赤羽 一嘉君     中野 洋昌君

十一月十四日

 辞任         補欠選任

  山本 公一君     宮路 拓馬君

同日

 辞任         補欠選任

  宮路 拓馬君     山本 公一君

同日

 理事新谷正義君十月四日委員辞任につき、その補欠として根本幸典君が理事に当選した。

同日

 理事盛山正仁君十月二十三日委員辞任につき、その補欠として岩田和親君が理事に当選した。

同日

 理事赤羽一嘉君十月二十四日委員辞任につき、その補欠として中野洋昌君が理事に当選した。

同日

 理事鬼木誠君、土屋品子君及び小宮山泰子君同日理事辞任につき、その補欠として伊藤忠彦君、松本文明君及び津村啓介君が理事に当選した。

    ―――――――――――――

十月二十四日

 航空機強取等防止措置に係る体制の強化のための施策の推進に関する法律案(鷲尾英一郎君外九名提出、第百九十六回国会衆法第四三号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 理事の辞任及び補欠選任

 国政調査承認要求に関する件


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     ――――◇―――――

谷委員長 これより会議を開きます。

 この際、一言御挨拶を申し上げます。

 このたび、国土交通委員長に就任いたしました谷公一でございます。二度目の就任となりました。

 国土交通行政の役割は極めて広範で多岐にわたり、国民の生活に密着したものであります。

 災害に強い国土政策、安全な交通行政、建築行政の確保、インフラの老朽化対策、海洋の秩序維持、国際競争力の強化と観光立国推進など、いずれも重要な課題でありますが、地震、風水害等、自然災害が相次いで発生する中、とりわけ、東日本大震災を含む被災地の復旧復興は極めて重要な課題であります。

 これら諸課題に取り組み、真に豊かで安全、安心な国民生活を実現するため、本委員会に課せられた使命はまことに重大であります。

 委員長に就任するに当たり、その職責の重さを痛感するとともに、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、委員各位の御指導、御協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

     ――――◇―――――

谷委員長 理事辞任の件についてお諮りいたします。

 理事鬼木誠君、土屋品子君及び小宮山泰子君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。

 ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が六名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 それでは、理事に

      伊藤 忠彦君    岩田 和親君

      根本 幸典君    松本 文明君

      津村 啓介君 及び 中野 洋昌君

を指名いたします。

     ――――◇―――――

谷委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。

 国土交通行政の基本施策に関する事項

 国土計画、土地及び水資源に関する事項

 都市計画、建築及び地域整備に関する事項

 河川、道路、港湾及び住宅に関する事項

 陸運、海運、航空及び観光に関する事項

 北海道開発に関する事項

 気象及び海上保安に関する事項

以上の各事項について、本会期中国政に関する調査を進めたいと存じます。

 つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

     ――――◇―――――

谷委員長 この際、国土交通大臣、国土交通副大臣及び国土交通大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。国土交通大臣石井啓一君。

石井国務大臣 第百九十七回国会における御審議に当たり、国土交通行政の諸課題について、私の考えを述べさせていただきます。

 本年は、平成三十年七月豪雨、台風第二十一号や平成三十年北海道胆振東部地震等により、各地で甚大な被害が相次ぎました。犠牲となられた方とその御家族に対して謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 今回の災害を通じ、国民の安全、安心を守る国土交通省の使命を改めて実感いたしました。国民の皆様と我が国を訪れる方の安全、安心を最優先に、豊かさや成長を実感できる社会を目指し、国土交通省の現場力を生かして施策を進めてまいります。

 具体的な取組について申し上げます。

 東日本大震災からの復興は、復興・創生期間の三年目になります。一日も早い生活、なりわいの再建に向け、総力を挙げて取り組みます。また、近年の大規模災害については、多様なニーズに応えつつ、被災地の復旧復興に力を注ぎます。

 本年の豪雨や台風、地震による被害については、生活再建やインフラ、宅地の早急な復旧等に全力で取り組みます。また、非常時の外国人旅行者の安全、安心確保、風評被害の防止等に力を尽くします。

 気候変動の影響で頻発、激甚化が懸念される風水害、土砂災害、渇水、雪害等への備えは重要です。災害リスクに関する知識と心構えを社会全体で共有し、さまざまな災害に備える防災意識社会への転換に向け、ハード、ソフト一体となった対策を講じます。

 防災気象情報については、自治体や住民等の理解と活用を促し、地域防災を支援する等の取組を進めます。

 大規模地震に備え、無電柱化、緊急輸送道路における橋梁、住宅・建築物等の耐震化や地盤強化、堤防等のかさ上げ、輸送機関の安全確保に向けた指導、訓練等の取組を推進します。本年の大阪府北部を震源とする地震を踏まえ、ブロック塀等の安全性確保や、発災時の鉄道利用者等への対応改善に取り組みます。

 免震・制振ダンパーの不適切事案については、建築物の安全、安心への国民の信頼回復に向け、厳正に対処します。

 本年の災害において生じた問題を踏まえ、交通インフラ、防災関係インフラ等を対象に、災害時の重要インフラの機能確保について緊急点検を実施しております。関係機関と連携の上、本年十一月末をめどに対応方策を取りまとめます。

 インフラ老朽化については、計画的な維持管理・更新とともに、インフラメンテナンス国民会議を通じた新技術の開発、実装の後押し等、産業の活性化、地方展開を進めます。

 新幹線の台車亀裂、航空機の整備や運航乗務員の飲酒に関する不適切事案、自動車の完成検査等に関する不適切事案について、原因究明、再発防止に努めるとともに、監査体制強化や法令遵守の徹底、運輸安全マネジメントの実施等により、公共交通の安全、安心の確保に取り組みます。

 高速道路の逆走事故ゼロを目指すとともに、暫定二車線区間の四車線化やワイヤロープ設置、ビッグデータを活用した生活道路の安全対策を進めます。

 中国公船の領海侵入、北朝鮮漁船の違法操業など、我が国周辺海域の状況は厳しさを増しております。海上保安体制の強化を進め、平和で豊かな海を守り抜きます。

 生産性革命による持続的な経済成長と豊かな国民生活の実現に向け、深化の年である本年は、データのオープン化等の民間ニーズを踏まえたプロジェクトの追加を行いました。国土交通分野における生産性革命のさらなる推進に取り組みます。

 生産性向上を目指すi―Construction等の取組に加え、担い手の確保、育成に向けた働き方改革も重要です。自動車運送事業や建設業の長時間労働是正に向けた環境整備を進めるとともに、新たな制度による外国人材の受入れについて、建設業、造船業、宿泊業等の対応を検討します。

 公共事業においては、地域企業の活用に配慮しつつ、適正な価格、工期での契約、施工時期の平準化等により、品質確保や円滑な施工確保、週休二日実現に努めます。

 社会資本整備については、厳しい財政制約のもと、安全、安心の確保を前提に、生産性の向上、経済活性化に資するストック効果の高いものに重点的に取り組みます。

 高速道路や整備新幹線、国際戦略港湾、LNGバンカリング拠点等の重点的かつ戦略的な整備を推進するとともに、洋上風力発電の普及に向け、海域と港湾の円滑な利用等を支援します。

 首都圏空港の容量を世界最高水準に拡大するため、地元の理解を得ながら、羽田空港及び成田空港の機能強化を進めます。

 観光は地方創生の切り札、成長戦略の柱です。二〇二〇年訪日外国人旅行者数四千万人、旅行消費額八兆円等の目標達成、観光先進国の実現に向け、戦略的な訪日プロモーション、観光資源の開拓、魅力向上、世界最高水準の快適な旅行環境実現、観光地の渋滞対策、航空路線やクルーズ船誘致等に取り組みます。

 豊かで活力ある国民生活の実現に向け、コンパクト・プラス・ネットワークやスマートシティーの具体化、空き家、空き地の利活用、流通促進に取り組むとともに、所有者不明土地の発生抑制等に向け、土地所有に関する基本制度の見直しを検討します。

 豊かな住生活の実現に向け、若年・子育て・高齢者世帯が安心して暮らせる住まいの確保や既存住宅市場の活性化を進めます。また、来年十月の消費税率引上げに際し、住宅購入についてさらなる支援を検討します。

 リニア中央新幹線等の効果の最大化や広域連携プロジェクト、持続可能な地域公共交通ネットワーク形成に取り組むとともに、自転車の活用、事業者の省エネ対策を進めます。また、JR北海道の経営改善を推進します。

 中山間地域等での小さな拠点づくりや道路ネットワークによる広域的な経済・生活圏の形成に取り組みます。自動車の自動運転については、車両の安全基準の策定、技術開発、道の駅等を拠点とした実証実験等を進めます。

 離島、半島地域、豪雪地帯等については、生活環境整備や地域資源の活用への支援等を行います。

 アイヌ文化復興等の拠点となる民族共生象徴空間の二〇二〇年開業を目指し、整備を進めます。

 インフラシステムの海外展開に向け、重要プロジェクトを中心に、トップセールス、フォーラム開催による海外企業とのマッチング、海外交通・都市開発事業支援機構や独立行政法人等による支援等を戦略的に進めます。

 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、輸送円滑化、ソフトターゲットへのテロ対策やセキュリティー対策、首都直下地震対策等に万全を期すとともに、大会後も見据えたバリアフリー化を進めます。

 以上、国土交通行政の諸課題について、私の考えを申し述べました。

 委員長、委員各位の格別の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

谷委員長 次に、国土交通副大臣塚田一郎君。

塚田副大臣 国土交通副大臣の塚田一郎でございます。

 石井大臣をお支えし、全力を尽くしてまいります。

 谷委員長を始め理事、委員の皆様の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

谷委員長 次に、国土交通副大臣大塚高司君。

大塚副大臣 国土交通副大臣の大塚高司でございます。

 石井大臣をお支えし、国土交通行政の推進に取り組んでまいります。

 谷委員長を始め理事、委員の皆さん方の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

谷委員長 次に、国土交通大臣政務官工藤彰三君。

工藤大臣政務官 国土交通大臣政務官の工藤彰三でございます。

 谷委員長を始め理事また委員の皆様の格段の御指導を賜りますことをお願い申し上げます。(拍手)

谷委員長 次に、国土交通大臣政務官田中英之君。

田中大臣政務官 国土交通大臣政務官の田中英之でございます。

 谷委員長を始め理事、委員の皆様の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

谷委員長 次に、国土交通大臣政務官阿達雅志君。

阿達大臣政務官 国土交通大臣政務官の阿達雅志でございます。

 谷委員長を始め理事、委員の皆様の格段の御指導をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

谷委員長 次回は、来る十六日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前九時十八分散会


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