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第11号 平成16年11月16日(火曜日)

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平成十六年十一月十六日(火曜日)

    ―――――――――――――

 議事日程 第九号

  平成十六年十一月十六日

    午後一時開議

 第一 信託業法案(第百五十九回国会、内閣提出)

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 裁判官訴追委員の予備員辞職の件

 裁判官訴追委員の予備員の選挙

 検察官適格審査会委員の予備委員の選挙

 国土開発幹線自動車道建設会議委員の選挙

 日程第一 信託業法案(第百五十九回国会、内閣提出)


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    午後一時二分開議

議長(河野洋平君) これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) この際、新たに議席に着かれました議員を紹介いたします。

 第百二十八番、東海選挙区選出議員、田村謙治君。

    〔田村謙治君起立、拍手〕

     ――――◇―――――

 裁判官訴追委員の予備員辞職の件

議長(河野洋平君) お諮りいたします。

 裁判官訴追委員の予備員伊藤忠治君及び山岡賢次君から、予備員を辞職いたしたいとの申し出があります。右申し出を許可するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、許可することに決まりました。

     ――――◇―――――

 裁判官訴追委員の予備員の選挙

 検察官適格審査会委員の予備委員の選挙

 国土開発幹線自動車道建設会議委員の選挙

議長(河野洋平君) つきましては、裁判官訴追委員の予備員の選挙を行うのでありますが、この際、あわせて、検察官適格審査会委員の予備委員及び国土開発幹線自動車道建設会議委員の選挙を行います。

梶山弘志君 各種委員等の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名され、裁判官訴追委員の予備員の職務を行う順序については、議長において定められることを望みます。

議長(河野洋平君) 梶山弘志君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。

 議長は、裁判官訴追委員の予備員に

      谷畑  孝君    堀込 征雄君

   及び 高木 義明君

を指名いたします。

 なお、その職務を行う順序は、谷畑孝君を第二順位とし、堀込征雄君を第三順位とし、高木義明君を第五順位といたします。

 次に、検察官適格審査会委員の予備委員に

      上川 陽子君    中野  清君

   及び 池田 元久君

を指名し、

 上川陽子君は柳澤伯夫君の予備委員とし、

 中野清君は谷津義男君の予備委員とし、

 池田元久君は枝野幸男君の予備委員

といたします。

 次に、国土開発幹線自動車道建設会議委員に

      武部  勤君    久間 章生君

   及び 与謝野 馨君

を指名いたします。

     ――――◇―――――

 日程第一 信託業法案(第百五十九回国会、内閣提出)

議長(河野洋平君) 日程第一、信託業法案を議題といたします。

 委員長の報告を求めます。財務金融委員長金田英行君。

    ―――――――――――――

 信託業法案及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔金田英行君登壇〕

金田英行君 ただいま議題となりました法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 本案は、信託の活用に対するニーズへ柔軟に対応するため、信託の利用者の保護を図りつつ、受託可能財産の範囲や信託サービスの担い手の拡大等を行おうとするものであり、以下、その概要を申し上げます。

 第一に、あらゆる財産権について信託を可能とするため、受託可能財産の制限を撤廃することとしております。

 第二に、金融機関以外の信託業の担い手である信託会社について、その業務の内容に応じて免許制または登録制のもとで信託業を営むことを可能とするとともに、委託者や受益者の保護を図るため、信託会社に対する行為規制や監督規制等を措置することとしております。

 第三に、信託サービスの提供チャネルの拡大の観点から、信託会社の委託を受けて信託契約の締結の代理等のサービスを提供する信託契約代理店及び信託受益権の販売等のサービスを提供する信託受益権販売業者の制度を設け、これらの者による取引の公正を確保するための規定等を整備することとしております。

 本案は、第百五十九回国会に提出され、去る四月二十二日の本会議において趣旨説明及び質疑が行われた後、同日当委員会に付託されましたが、以後、今国会まで継続審査に付されていたものであります。

 今国会におきましては、去る十一月九日伊藤国務大臣から提案理由の説明を聴取した後、十日より審議に入り、十二日には参考人の意見聴取を行うなど審査を進め、同日質疑を終局いたしました。次いで、採決いたしましたところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、本案に対し附帯決議が付されましたことを申し添えます。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) 本日は、これにて散会いたします。

    午後一時九分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       国務大臣  伊藤 達也君


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