第7号 平成25年11月5日(火曜日)
平成二十五年十一月五日(火曜日)―――――――――――――
議事日程 第五号
平成二十五年十一月五日
午後一時開議
第一 薬事法等の一部を改正する法律案(第百八十三回国会、内閣提出)
第二 再生医療等の安全性の確保等に関する法律案(第百八十三回国会、内閣提出)
―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
日程第一 薬事法等の一部を改正する法律案(第百八十三回国会、内閣提出)
日程第二 再生医療等の安全性の確保等に関する法律案(第百八十三回国会、内閣提出)
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案(第百八十三回国会、内閣提出)
海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法案(内閣提出)
午後一時二分開議
○議長(伊吹文明君) これより会議を開きます。
――――◇―――――
日程第一 薬事法等の一部を改正する法律案(第百八十三回国会、内閣提出)
日程第二 再生医療等の安全性の確保等に関する法律案(第百八十三回国会、内閣提出)
○議長(伊吹文明君) まず、日程第一、薬事法等の一部を改正する法律案、そして、日程第二、再生医療等の安全性の確保等に関する法律案、右二案を一括して議題といたします。
委員長の報告を求めます。厚生労働委員長後藤茂之君。
―――――――――――――
薬事法等の一部を改正する法律案及び同報告書
再生医療等の安全性の確保等に関する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔後藤茂之君登壇〕
○後藤茂之君 ただいま議題となりました両案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
まず、薬事法等の一部を改正する法律案について申し上げます。
本案は、医薬品、医療機器、再生医療等製品等の安全かつ迅速な提供の確保等を図るため、最新の知見に基づく内容が記載された添付文書の届け出義務の創設等の安全対策の強化を行うとともに、医療機器の登録認証機関による認証範囲を拡大し、再生医療等製品の条件及び期限つき承認制度を創設する等の医療機器及び再生医療等製品の特性を踏まえた規制を構築する等、所要の措置を講じようとするものであります。
なお、本案では、薬事法の題名を、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に改めることとしております。
次に、再生医療等の安全性の確保等に関する法律案について申し上げます。
本案は、再生医療等の迅速かつ安全な提供及び普及の促進を図り、もって医療の質及び保健衛生の向上に寄与するため、再生医療等に用いられる再生医療等技術の安全性の確保及び生命倫理への配慮に関する措置その他の再生医療等を提供しようとする者が講ずべき措置を明らかにするとともに、特定細胞加工物の製造の許可等の制度を定める等の措置を講じようとするものであります。
両案は、第百八十三回国会に提出され、継続審査となっていたものであります。
今国会においては、去る十月三十日田村厚生労働大臣から提案理由の説明を聴取し、十一月一日に質疑を行いました。
質疑終局後、討論を行い、まず、薬事法等の一部を改正する法律案について採決を行った結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
なお、本案に対して附帯決議を付することに決しました。
次いで、再生医療等の安全性の確保等に関する法律案について採決を行った結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
―――――――――――――
○議長(伊吹文明君) それでは、採決を行います。
まず、日程第一につき採決をいたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(伊吹文明君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決をいたしました。
次に、日程第二につき採決をいたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 全会一致。異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決をいたしました。
――――◇―――――
○あべ俊子君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
第百八十三回国会、内閣提出、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○議長(伊吹文明君) あべ俊子君の動議に御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
―――――――――――――
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案(第百八十三回国会、内閣提出)
○議長(伊吹文明君) 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。法務委員長江崎鐵磨君。
―――――――――――――
自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔江崎鐵磨君登壇〕
○江崎鐵磨君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、自動車運転による死傷事犯の実情等に鑑み、事案の実態に即した対処をするため、悪質かつ危険な自動車の運転により人を死傷させた者に対し、新たに厳重な罰則の創設などを行おうとするものであります。
本案は、第百八十三回国会に提出され、本年六月十三日本委員会に付託、十四日谷垣法務大臣から提案理由の説明を聴取し、十九日質疑を行い、二十一日参考人から意見を聴取し、継続審査に付されていたものであります。
今国会では、去る十一月一日質疑を行い、同日質疑を終局し、本日採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、本案に対し附帯決議が付されたことを申し添え、ここに御報告といたします。(拍手)
―――――――――――――
○議長(伊吹文明君) それでは、採決をいたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 全会一致。御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決をいたしました。
――――◇―――――
○あべ俊子君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
内閣提出、海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○議長(伊吹文明君) あべ俊子君の動議に御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
―――――――――――――
海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法案(内閣提出)
○議長(伊吹文明君) 海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。国土交通委員長梶山弘志君。
―――――――――――――
海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔梶山弘志君登壇〕
○梶山弘志君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、海賊多発海域において、原油その他の国民生活に不可欠な物資を輸送する日本船舶の航行に危険が生じていることに鑑み、その航行の安全を確保するための特別の措置について定めようとするもので、その主な内容は、
第一に、国土交通大臣は、海賊多発海域において実施される特定警備が適正に実施されることを確保するために、特定警備実施要領を策定すること、
第二に、一定の要件を満たす日本船舶の所有者は、特定警備に関する計画を作成し、国土交通大臣の認定を受けることができること、
第三に、国土交通大臣の確認を受けた者は、特定警備に従事するために、特定警備実施要領に従い、小銃を所持し、使用することができること
などであります。
本案は、去る十月三十日本委員会に付託され、十一月一日太田国土交通大臣から提案理由の説明を聴取し、本日、討論を行い、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
以上、御報告申し上げます(拍手)
―――――――――――――
○議長(伊吹文明君) それでは、採決をいたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(伊吹文明君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決をいたしました。
――――◇―――――
○議長(伊吹文明君) 本日は、これにて散会いたします。
午後一時十三分散会
――――◇―――――
出席国務大臣
法務大臣 谷垣 禎一君
厚生労働大臣 田村 憲久君
国土交通大臣 太田 昭宏君