第31号 平成26年6月10日(火曜日)
平成二十六年六月十日(火曜日)―――――――――――――
議事日程 第二十四号
平成二十六年六月十日
午後一時開議
第一 地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する法律案(環境委員長提出)
第二 学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案(内閣提出)
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○本日の会議に付した案件
情報公開・個人情報保護審査会委員任命につき同意を求めるの件
中央更生保護審査会委員長任命につき同意を求めるの件
労働保険審査会委員任命につき同意を求めるの件
土地鑑定委員会委員任命につき同意を求めるの件
運輸安全委員会委員任命につき同意を求めるの件
原子力規制委員会委員任命につき同意を求めるの件
日程第一 地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する法律案(環境委員長提出)
日程第二 学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案(内閣提出)
午後一時二分開議
○議長(伊吹文明君) これより会議を開きます。
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情報公開・個人情報保護審査会委員任命につき同意を求めるの件
中央更生保護審査会委員長任命につき同意を求めるの件
労働保険審査会委員任命につき同意を求めるの件
土地鑑定委員会委員任命につき同意を求めるの件
運輸安全委員会委員任命につき同意を求めるの件
原子力規制委員会委員任命につき同意を求めるの件
○議長(伊吹文明君) まず、お諮りをいたします。
内閣から、
情報公開・個人情報保護審査会委員
中央更生保護審査会委員長
労働保険審査会委員
土地鑑定委員会委員
運輸安全委員会委員
及び
原子力規制委員会委員に
次の諸君を任命することについて、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。
内閣からの申し出中、
まず、
情報公開・個人情報保護審査会委員に鈴木健太君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(伊吹文明君) 起立多数。したがって、同意を与えることに決まりました。
次に、
情報公開・個人情報保護審査会委員に市川玲子君及び常岡孝好君を、
中央更生保護審査会委員長に安倍嘉人君を、
労働保険審査会委員に神尾真知子君を、
土地鑑定委員会委員に森田修君、清常智之君、井出多加子君、亀島祝子君、小津稚加子君、若崎周君及び河合芳樹君を、
運輸安全委員会委員に庄司邦昭君、小須田敏君及び根本美奈君を
任命することについて、内閣の申し出のとおり同意を与えるに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 御異議なしと認めます。したがって、いずれも同意を与えることに決まりました。
次に、
原子力規制委員会委員に田中知君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(伊吹文明君) 起立多数。したがって、同意を与えることに決まりました。
次に、
原子力規制委員会委員に石渡明君を
任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(伊吹文明君) 起立多数。したがって、同意を与えることに決まりました。
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○議長(伊吹文明君) それでは、日程第一に移ります。
日程第一は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 御異議なしと認めます。
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日程第一 地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する法律案(環境委員長提出)
○議長(伊吹文明君) それでは、日程第一、地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する法律案を議題といたします。
委員長の趣旨弁明を許します。環境委員長伊藤信太郎君。
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地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する法律案
〔本号末尾に掲載〕
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〔伊藤信太郎君登壇〕
○伊藤信太郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。
本案は、地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進を図り、もって地域社会の健全な発展に資するため、所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は次のとおりであります。
第一に、都道府県または市町村が、自然環境の保全及び持続可能な利用の推進を図る上で重要な地域において、当該地域の自然環境を地域住民の資産として保全し、及びその持続可能な利用を推進するために実施する事業であって、当該事業を実施する区域内への立ち入りについて、当該区域内に立ち入る者から収受する料金をその経費に充てるものを地域自然環境保全等事業とすることとしております。
第二に、地域自然環境保全等事業が実施される区域及び自然環境トラスト活動促進事業に係る自然環境トラスト活動が行われる区域を地域自然資産区域とすることとしております。
第三に、都道府県または市町村は、当該都道府県または市町村の区域に係る地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する計画を作成することができることとし、この地域計画を作成しようとする都道府県または市町村は、地域計画の作成に関する協議及び地域計画の実施に係る連絡調整を行うための協議会を組織することができることとしております。
以上が、本案の趣旨及び主な内容であります。
本案は、去る六日の環境委員会において、全会一致をもって委員会提出の法律案とすることと決したものであります。
何とぞ、御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。(拍手)
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○議長(伊吹文明君) それでは、採決をいたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(伊吹文明君) 起立多数。したがって、本案は可決されました。
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日程第二 学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案(内閣提出)
○議長(伊吹文明君) 日程第二、学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。文部科学委員長小渕優子君。
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学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
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〔小渕優子君登壇〕
○小渕優子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文部科学委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、大学運営における学長のリーダーシップの確立等のガバナンス改革を促進するため、副学長、教授会等の職や組織の規定を見直すとともに、国立大学法人の学長選考の透明化等を図るための措置を講ずるものであります。
本案は、去る五月二十二日、本会議における趣旨説明及び質疑の後、本委員会に付託されました。
本委員会においては、翌二十三日、下村文部科学大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑に入り、六月四日には参考人から意見を聴取いたしました。
六日には、自由民主党、民主党・無所属クラブ、日本維新の会及びみんなの党の四派共同提案による修正案が提出され、趣旨の説明を聴取した後、原案と一括して質疑を行い、同日質疑を終局いたしました。質疑終局後、討論、採決の結果、修正案及び修正部分を除く原案はいずれも賛成多数をもって可決され、本案は修正議決すべきものと議決した次第であります。
なお、本案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(伊吹文明君) それでは、採決をいたします。
本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(伊吹文明君) 起立多数。したがって、本案は委員長報告のとおり修正議決をいたしました。
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○議長(伊吹文明君) 本日は、これにて散会いたします。
午後一時十二分散会
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出席国務大臣
法務大臣 谷垣 禎一君
文部科学大臣 下村 博文君
厚生労働大臣 田村 憲久君
国土交通大臣 太田 昭宏君
環境大臣 石原 伸晃君
国務大臣 菅 義偉君