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第26号 平成27年5月21日(木曜日)

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平成二十七年五月二十一日(木曜日)

    ―――――――――――――

 議事日程 第十九号

  平成二十七年五月二十一日

    午後一時開議

 第一 特許法条約の締結について承認を求めるの件

 第二 商標法に関するシンガポール条約の締結について承認を求めるの件

 第三 電気事業法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)

 第四 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 食品安全委員会委員任命につき同意を求めるの件

 国家公安委員会委員任命につき同意を求めるの件

 預金保険機構理事任命につき同意を求めるの件

 公害等調整委員会委員任命につき同意を求めるの件

 日本銀行政策委員会審議委員任命につき同意を求めるの件

 労働保険審査会委員任命につき同意を求めるの件

 中央社会保険医療協議会公益委員任命につき同意を求めるの件

 運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件

 原子力規制委員会委員任命につき同意を求めるの件

 日程第一 特許法条約の締結について承認を求めるの件

 日程第二 商標法に関するシンガポール条約の締結について承認を求めるの件

 日程第三 電気事業法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)

 日程第四 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)


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    午後一時二分開議

議長(大島理森君) これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

議長(大島理森君) 御報告することがあります。

 永年在職議員として表彰された元議員井上普方君は、去る四月十日逝去されました。痛惜の念にたえません。謹んで御冥福をお祈りいたします。

 井上普方君に対する弔詞は、議長において昨二十日贈呈いたしました。これを朗読いたします。

    〔総員起立〕

 衆議院は 多年憲政のために尽力され 特に院議をもってその功労を表彰され さきに商工委員長 物価問題等に関する特別委員長の要職にあたられた正四位勲一等井上普方君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます

     ――――◇―――――

 食品安全委員会委員任命につき同意を求めるの件

 国家公安委員会委員任命につき同意を求めるの件

 預金保険機構理事任命につき同意を求めるの件

 公害等調整委員会委員任命につき同意を求めるの件

 日本銀行政策委員会審議委員任命につき同意を求めるの件

 労働保険審査会委員任命につき同意を求めるの件

 中央社会保険医療協議会公益委員任命につき同意を求めるの件

 運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件

 原子力規制委員会委員任命につき同意を求めるの件

議長(大島理森君) お諮りいたします。

 内閣から、

 食品安全委員会委員

 国家公安委員会委員

 預金保険機構理事

 公害等調整委員会委員

 日本銀行政策委員会審議委員

 労働保険審査会委員

 中央社会保険医療協議会公益委員

 運輸審議会委員

及び

 原子力規制委員会委員に

次の諸君を任命することについて、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。

 内閣からの申し出中、

 まず、

 食品安全委員会委員に佐藤洋君、石井克枝君、堀口逸子君及び村田容常君を、

 公害等調整委員会委員に山崎勉君及び野中智子君を、

 労働保険審査会委員に渡邉英寿君を

任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。

 次に、

 食品安全委員会委員に吉田緑君を、

 預金保険機構理事に井上美昭君を

任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。

 次に、

 食品安全委員会委員に山添康君を、

 日本銀行政策委員会審議委員に布野幸利君を、

 運輸審議会委員に松田英三君を、

 原子力規制委員会委員に更田豊志君を

任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。

 次に、

 国家公安委員会委員に北島信一君を、

 原子力規制委員会委員に伴信彦君を

任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。

 次に、

 預金保険機構理事に小幡浩之君を、

 中央社会保険医療協議会公益委員に荒井耕君及び野口晴子君を

任命することについて、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。

     ――――◇―――――

 日程第一 特許法条約の締結について承認を求めるの件

 日程第二 商標法に関するシンガポール条約の締結について承認を求めるの件

議長(大島理森君) 日程第一、特許法条約の締結について承認を求めるの件、日程第二、商標法に関するシンガポール条約の締結について承認を求めるの件、右両件を一括して議題といたします。

 委員長の報告を求めます。外務委員長土屋品子君。

    ―――――――――――――

 特許法条約の締結について承認を求めるの件及び同報告書

 商標法に関するシンガポール条約の締結について承認を求めるの件及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔土屋品子君登壇〕

土屋品子君 ただいま議題となりました両件につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 特許法条約は、平成十二年六月にジュネーブで開催された外交会議において、商標法シンガポール条約は、平成十八年三月にシンガポールで開催された外交会議において、それぞれ採択されたものであり、各国の特許出願または商標等に係る登録の出願等に関する手続について、国際的な調和を図ることにより出願人等の利便性を向上させるため、締約国が求めることができる要件等を定めるものであります。

 両件は、去る五月十二日に外務委員会に付託され、十五日に岸田外務大臣から提案理由の説明を聴取し、昨二十日に質疑を行い、引き続き採決を行った結果、両件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと議決した次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(大島理森君) 両件を一括して採決いたします。

 両件は委員長報告のとおり承認するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、両件とも委員長報告のとおり承認することに決まりました。

     ――――◇―――――

 日程第三 電気事業法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)

議長(大島理森君) 日程第三、電気事業法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。

 委員長の報告を求めます。経済産業委員長江田康幸君。

    ―――――――――――――

 電気事業法等の一部を改正する等の法律案及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔江田康幸君登壇〕

江田康幸君 ただいま議題となりました法律案につきまして、経済産業委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。

 本案は、電力システム改革を実施するための第三段階目の電気事業法の改正とともに、ガスシステム改革及び熱供給システム改革をこれとあわせて実施するための所要の措置を講じようとするものであります。

 その主な内容は、

 第一に、法的分離方式による送配電事業の中立性確保措置、電気の小売料金規制に係る経過措置の撤廃及び一般担保つき社債の廃止等の電気事業法の改正を行うこと、

 第二に、ガスの小売業への参入の全面自由化、ガスの小売料金規制の撤廃及び法的分離方式による一定規模以上のガス導管事業の中立性確保措置等のガス事業法の改正を行うこと、

 第三に、熱供給事業の参入規制の登録制への移行及び料金規制の撤廃等の熱供給事業法の改正を行うこと、

 第四に、電力、ガス、熱の取引の監視等を業務とする電力・ガス取引監視等委員会を設立すること

等であります。

 本案は、去る四月十六日本会議において趣旨の説明及び質疑が行われた後、同日本委員会に付託されました。

 本委員会におきましては、十七日に宮沢経済産業大臣から提案理由の説明を聴取した後、二十二日に質疑に入り、二十八日には参考人から意見を聴取し、五月十五日には安倍内閣総理大臣に対する質疑を行うなど慎重に審査を重ね、昨二十日質疑を終局いたしました。

 質疑終局後、民主党・無所属クラブから、ガス導管事業の中立性確保措置については、平成二十八年の国会の常会に提出する法律案で措置するよう改めること等を内容とする修正案が、維新の党から、電力・ガス取引監視等委員会を独立行政委員会とすること等を内容とする修正案がそれぞれ提出され、趣旨の説明を聴取いたしました。

 次いで、維新の党提出の修正案について内閣の意見を聴取した後、原案及び両修正案について討論、採決を行った結果、両修正案は否決され、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。

 なお、本案に対し附帯決議が付されました。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(大島理森君) 採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

 日程第四 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

議長(大島理森君) 日程第四、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。

 委員長の報告を求めます。内閣委員長井上信治君。

    ―――――――――――――

 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔井上信治君登壇〕

井上信治君 ただいま議題となりました法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 本案は、個人情報の保護及び有用性の確保に資するため、特定の個人を識別することのできる符号を個人情報として位置づけるとともに、当該符号の削除等により個人情報の復元ができないように加工した匿名加工情報の取り扱いについての規律を定め、個人情報等の取り扱いに関し監督を行う個人情報保護委員会を設置するほか、預金等に係る債権の額の把握に関する事務を個人番号利用事務に追加する等の措置を講ずるものであります。

 本案は、去る四月二十三日、本会議において趣旨説明及び質疑が行われた後、直ちに本委員会に付託されました。

 本委員会においては、翌二十四日山口国務大臣から提案理由の説明を聴取し、五月八日から質疑に入り、十三日には参考人から意見を聴取するなど審査を行い、昨二十日に質疑を終局いたしました。次いで、討論、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、本案に対し附帯決議が付されました。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(大島理森君) 採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

議長(大島理森君) 本日は、これにて散会いたします。

    午後一時十八分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       総務大臣    高市 早苗君

       外務大臣    岸田 文雄君

       厚生労働大臣  塩崎 恭久君

       経済産業大臣  宮沢 洋一君

       国土交通大臣  太田 昭宏君

       環境大臣    望月 義夫君

       国務大臣    麻生 太郎君

       国務大臣    菅  義偉君

       国務大臣    山口 俊一君

       国務大臣    山谷えり子君


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