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第12号 平成13年5月22日(火曜日)

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平成十三年五月二十二日(火曜日)

    午後零時十分開議

 出席委員

   委員長 横路 孝弘君

   理事 逢沢 一郎君 理事 小野 晋也君

   理事 古賀 正浩君 理事 西川 公也君

   理事 島   聡君 理事 中沢 健次君

   理事 河合 正智君 理事 塩田  晋君

      今村 雅弘君    岩崎 忠夫君

      亀井 久興君    川崎 二郎君

      阪上 善秀君    実川 幸夫君

      谷川 和穗君    近岡理一郎君

      三ッ林隆志君    宮澤 洋一君

      渡辺 具能君    渡辺 博道君

      石毛えい子君    大畠 章宏君

      後藤 茂之君    細川 律夫君

      山花 郁夫君    山元  勉君

      太田 昭宏君    松本 善明君

      北川れん子君

    …………………………………

   国務大臣

   (経済財政政策担当大臣) 竹中 平蔵君

   内閣府副大臣       松下 忠洋君

   内閣府大臣政務官     阪上 善秀君

   内閣府大臣政務官     渡辺 博道君

   内閣委員会専門員     新倉 紀一君

    ―――――――――――――

委員の異動

五月二十二日

 辞任         補欠選任

  小西  哲君     今村 雅弘君

  宮澤 喜一君     宮澤 洋一君

  井上 和雄君     後藤 茂之君

同日

 辞任         補欠選任

  今村 雅弘君     小西  哲君

  宮澤 洋一君     宮澤 喜一君

  後藤 茂之君     井上 和雄君




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     ――――◇―――――

横路委員長 これより会議を開きます。

 この際、竹中経済財政政策担当・情報通信技術担当大臣から発言を求められておりますので、これを許します。竹中国務大臣。

竹中国務大臣 経済財政政策担当大臣及びIT担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。

 まず、何よりも、出張等々が重なりまして、このごあいさつの機会がおくれましたことをおわび申し上げたいと思います。

 もう皆さんよく御承知のように、今の最重要課題というのは、聖域なき構造改革の断行によって経済を再生することであるということであります。しかしながら、当面の景気というのは、現在さらに弱含んでおりますし、先行きのアメリカ経済の減速、設備投資の鈍化の兆し等々、懸念すべき点も見られています。

 このような景気の脆弱性の背景には構造問題があるわけで、その構造問題の抜本的な解決に向けて、当面は緊急経済対策を速やかに実行に移して、日本の経済の再生に努力したいというふうに担当の大臣として考えております。この経済対策は、言ってみれば、新たにいわゆるサプライサイド、供給側を重視した政策を推進するということでありまして、不良債権の処理とか資本市場の構造改革を重視する政策へ、そういう一つのかじ取りといいますか、方向転換する一つのつなぎの政策になるというふうに考えています。

 また、構造改革なくして景気回復なし、これは小泉総理が繰り返し述べていらっしゃいますけれども、そういう強い決意のもとに、痛みを恐れずに経済、財政の構造改革を断行していきたいというふうに考えています。

 中身は大きく三つあるかと思います。

 第一は、二年から三年以内に不良債権の最終処理を目指すということであります。さらに、銀行の株式保有制限とか、それに伴う株式取得機構の問題、金融システム安定化と市場メカニズムとの調和というのを念頭に置きながら、その具体化を考えていきたいというふうに思います。

 第一が不良債権の処理、第二が、そもそも日本経済が持っている潜在的な成長力を高めるための政策、競争政策、規制改革を推進していくということがその中身になると思います。とりわけ、私のもう一つの担当でありますIT、IT革命を推進していくということが大変大事だと思います。

 ITに関しましては、昨年のIT戦略会議で、五年以内に世界最先端のIT国家に日本を持っていくんだという野心的な目標が既に示されていますけれども、それに向けてe―Japan重点計画、これは実行計画として着実に実行する。さらに、e―Japan二〇〇二プログラムという、二〇〇二年を定めた一種の中間目標を設定することによってこれを推進していきたい。特に、すべての国民がIT活用のメリットを十分に享受できるように、電子商取引等に対する消費者の信頼確立を図る、さらには、個人情報保護の推進、情報セキュリティー対策というものも同時に進めていかなければいけないというふうに思っています。

 構造改革の第三点は、いわゆる財政改革、財政構造の改革だと思います。日本が巨額の財政赤字を抱えているというのは言うまでもありませんけれども、この状況を改善して、二十一世紀にふさわしい簡素で効率的な政府をつくるということが必要だと思います。その意味で、来年度から、財政健全化に向けた新しいスタートを切るということが重要だと思います。

 また、こうした新内閣の政策に対して、先週、一泊三日でOECDの閣僚理事会に出席してまいりましたけれども、その際、各国から非常に強い評価が得られたということもぜひ報告申し上げたいと思います。具体的には、ストロングインテント、非常に強い政府の取り組み、決意をウエルカムする、歓迎するというような表現が用いられました。

 いずれにしても、こうした経済財政上の重要課題を解決するに当たっては、総理のリーダーシップのもとで政治主導の政策決定を行うことが必要でありますけれども、これを支える経済財政諮問会議というのは非常に重要な役割を果たすというふうに考えています。この経済財政諮問会議では、六月を目途に、来年度予算を初めとする今後の経済財政運営、さらには経済社会の構造改革に関する基本方針を作成するということになっておりますので、ぜひ議論を深めていきたいというふうに考えております。

 こういった構造改革、痛みも伴うわけですけれども、同時に、柔軟かつ大胆な政策運営を行うことによって、さまざまな形で国民との対話を強化しまして、政策を議論して実現するいわゆる政策過程、政策のプロセス自体を国民の前に明らかにして、幅広く理解と問題意識の共有をしていきたいということをぜひ実現したいと思っています。また、消費者契約法の実効性確保等による消費者保護の推進でありますとか、NPOの活動促進によって、国民が生活の豊かさをより着実に実感できるような経済社会の実現に努めていきたいというふうに決意しております。

 経済財政運営がこれから正念場を迎えるわけでありますけれども、その責任が非常に重いということを痛感しております。その責任を感じながら、経済のかじ取り役として経済財政の運営に万全を期す決意でございます。委員長初め理事、委員各位の御理解と御協力を切にお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございます。(拍手)

横路委員長 次回は、明二十三日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。

    午後零時十六分散会




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