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第1号 平成25年10月30日(水曜日)

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本国会召集日(平成二十五年十月十五日)(火曜日)(午前零時現在)における本委員は、次のとおりである。

   委員長 河井 克行君

   理事 鈴木 馨祐君 理事 薗浦健太郎君

   理事 原田 義昭君 理事 小熊 慎司君

      あべ 俊子君    石原 宏高君

      木原 誠二君    城内  実君

      黄川田仁志君    小林 鷹之君

      河野 太郎君    島田 佳和君

      鈴木 俊一君    渡海紀三朗君

      東郷 哲也君    平沢 勝栄君

      星野 剛士君    武藤 貴也君

      小川 淳也君    玄葉光一郎君

      長島 昭久君    松本 剛明君

      阪口 直人君    村上 政俊君

      上田  勇君    岡本 三成君

      杉本かずみ君    笠井  亮君

      玉城デニー君

    ―――――――――――――

十月十五日

 河井克行君委員長辞任につき、その補欠として鈴木俊一君が議院において、委員長に選任された。

平成二十五年十月三十日(水曜日)

    午後零時三十分開議

 出席委員

   委員長 鈴木 俊一君

   理事 城内  実君 理事 左藤  章君

   理事 鈴木 馨祐君 理事 薗浦健太郎君

   理事 原田 義昭君 理事 松本 剛明君

   理事 小熊 慎司君 理事 上田  勇君

      あべ 俊子君    穴見 陽一君

      石原 宏高君    小倉 將信君

      黄川田仁志君    小林 鷹之君

      河野 太郎君    島田 佳和君

      渡海紀三朗君    東郷 哲也君

      星野 剛士君    武藤 貴也君

      小川 淳也君    玄葉光一郎君

      長島 昭久君    阪口 直人君

      村上 政俊君    伊佐 進一君

      杉本かずみ君    笠井  亮君

      玉城デニー君

    …………………………………

   外務大臣         岸田 文雄君

   外務副大臣        三ッ矢憲生君

   外務大臣政務官      石原 宏高君

   外務大臣政務官      牧野たかお君

   外務委員会専門員     辻本 頼昭君

    ―――――――――――――

委員の異動

十月十五日

 辞任         補欠選任

  平沢 勝栄君     左藤  章君

同月三十日

 辞任         補欠選任

  河井 克行君     穴見 陽一君

  木原 誠二君     小倉 將信君

  岡本 三成君     伊佐 進一君

同日

 辞任         補欠選任

  穴見 陽一君     河井 克行君

  小倉 將信君     木原 誠二君

  伊佐 進一君     岡本 三成君

同日

 理事岸信夫君、土屋品子君及び佐藤茂樹君九月三十日委員辞任につき、その補欠として左藤章君、城内実君及び上田勇君が理事に当選した。

同日

 理事山口壯君同月九日委員辞任につき、その補欠として松本剛明君が理事に当選した。

    ―――――――――――――

十月二十五日

 投資の促進及び保護に関する日本国政府とパプアニューギニア独立国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第一号)

 投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とコロンビア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第二号)

 投資の促進及び保護に関する日本国とクウェート国との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第三号)

 投資の促進、円滑化及び保護に関する日本国政府、大韓民国政府及び中華人民共和国政府の間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第四号)

 投資の促進及び保護に関する日本国とイラク共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第五号)

 社会保障に関する日本国とインド共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第六号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 理事の補欠選任

 国政調査承認要求に関する件


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     ――――◇―――――

鈴木委員長 これより会議を開きます。

 この際、一言御挨拶を申し上げます。

 このたび、外務委員長に就任をいたしました鈴木俊一でございます。

 御承知のとおり、国際情勢がますます多様化、複雑化していく中、我が国の安全と繁栄を確保するとともに、国際社会全体の安定を確保するためには、さまざまな外交諸課題に対して的確かつ迅速に対応することが求められます。

 そのような中で、外交政策全般を審査する当委員会の果たすべき役割はまことに重大であります。

 今後とも、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でありますので、委員各位の御支援と御協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手)

     ――――◇―――――

鈴木委員長 理事の補欠選任についてお諮りいたします。

 委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 それでは、理事に

      城内  実君    左藤  章君

      松本 剛明君 及び 上田  勇君

を指名いたします。

     ――――◇―――――

鈴木委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。

 国際情勢に関する事項について、本会期中国政に関する調査を行うため、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

     ――――◇―――――

鈴木委員長 この際、岸田外務大臣、三ッ矢外務副大臣、牧野外務大臣政務官及び石原外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。外務大臣岸田文雄君。

岸田国務大臣 外務委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げます。

 私は、日米同盟の強化、近隣諸国との協力関係の重視、そして日本経済再生に資する経済外交の強化の三つの柱を軸とした外交を引き続き推し進め、国益の増進に全力を尽くします。また、グローバルな課題の解決にもより一層積極的に取り組み、世界全体の利益の増進に貢献します。国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、世界の平和と安定、そして繁栄の確保にこれまで以上に積極的に寄与してまいります。

 日米同盟の強化については、先般の2プラス2の成果に沿って、日米防衛協力のための指針の見直しを初めとする幅広い分野において安全保障、防衛協力を進め、抑止力を一層向上させます。普天間飛行場の移設を含む在日米軍再編については、現行の日米合意に従って進めながら、2プラス2の成果に沿って沖縄の負担軽減を図ります。

 近隣諸国との協力関係の強化は、地域の平和と安定の基礎です。

 我が国にとり最も重要な二国間関係の一つである日中関係は、現在厳しい状況ですが、個別の問題があっても全体に影響を及ぼさないよう、戦略的互恵関係の基本的考え方にのっとり関係を推進します。尖閣諸島をめぐる情勢については、我が国の領土、領海、領空は断固として守り抜くとの決意で、冷静かつ毅然として取り組みます。

 重要な隣国であり、ともに米国の同盟国である韓国とは、困難な問題はありますが、今後とも積極的に意思疎通を積み重ね、大局的な観点から、未来志向で重層的な協力関係を構築します。竹島は我が国固有の領土であり、韓国側に対して我が国の主張をしっかりと伝え、粘り強く対応します。

 ロシアとは、初めて開催する2プラス2を通じて安全保障分野での協力の強化を図るなど、幅広い分野で協力を進めつつ、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結すべく、交渉に粘り強く取り組みます。

 北朝鮮に関しては、対話と圧力の方針のもと、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて取り組みます。核・ミサイル開発問題については、関係国と緊密に連携しつつ、北朝鮮に対し、非核化等に向けた具体的行動を強く求めていきます。拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得ないとの方針のもと、国際社会とも協力しつつ、現政権下での完全解決に向け全力を尽くします。

 経済外交の強化のため、WTOやTPPを含め国際的な貿易や投資のルール形成において主導的な役割を果たし、また、ODAを戦略的に活用します。

 核軍縮・不拡散については、来年四月に広島で開催する軍縮・不拡散イニシアチブ、NPDI外相会合等を活用して、引き続き国際的な核軍縮・不拡散体制の強化に全力で取り組みます。

 女性が輝く社会の実現、人間の安全保障及び国際保健外交戦略の推進、気候変動を含む環境問題、さらには国際開発問題にも積極的に貢献します。

 また、シリア情勢についても、国際社会と連携しながら積極的に取り組みます。

 海外における日本人や日本企業の安全対策の強化に引き続き取り組みます。

 鈴木委員長を初め、委員各位の御指導と御鞭撻を心からお願い申し上げます。

 以上です。(拍手)

鈴木委員長 次に、外務副大臣三ッ矢憲生君。

三ッ矢副大臣 外務副大臣を拝命いたしました三ッ矢でございます。

 日本を取り巻く戦略環境は、決して楽観できるものではございません。さまざまなレベルで各国との友好関係を深め、課題を一つ一つ解決していくため、これまでの経験も生かしながら、与えられた職責を全うしていく所存でございます。

 特に、アジア大洋州、南部アジア、アフリカ諸国との関係強化に努め、経済外交や国際社会における法の支配の推進に努めます。また、ODAを通じた国際貢献により、地球規模の諸課題にも積極的に取り組んでまいります。

 なお、二人の副大臣の中で、私が特に本委員会を担当することになっております。

 鈴木委員長を初め、理事、委員各位の御指導、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)

鈴木委員長 次に、外務大臣政務官牧野たかお君。

牧野大臣政務官 このたび、外務大臣政務官を拝命いたしました牧野たかおでございます。

 外交の基本は、国と国、人と人との信頼関係の構築であるとの思いを胸に、日本の国益を守り、国際社会の平和と安定に貢献する外交を進めてまいります。

 特に、私の所掌である欧州、中東諸国との関係強化に努め、海外への情報発信や文化外交にも積極的に取り組みます。また、国際社会における法の支配の推進にも尽力してまいります。

 鈴木委員長を初め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)

鈴木委員長 次に、外務大臣政務官石原宏高君。

石原大臣政務官 牧野政務官同様、外務大臣政務官を拝命いたしました石原宏高でございます。

 国民の安全、財産、そして固有の領土、領海を守り、国益を増進するために、また、誇りを持てる外交、国際協力体制の実現を目指して全力で取り組んでまいります。

 特に、北米、中南米、アフリカ諸国との関係強化に努めます。また、安全保障、軍縮・不拡散、科学技術分野の課題に積極的に取り組み、邦人保護にも全力を尽くします。

 なお、三人の政務官の中で、私が特に本委員会を担当することになっております。

 鈴木委員長を初め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)

鈴木委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午後零時三十九分散会


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