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第3号 平成13年3月8日(木曜日)

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平成十三年三月八日(木曜日)

    午後零時十二分開議

 出席委員

   委員長 堀込 征雄君

   理事 木村 太郎君 理事 岸本 光造君

   理事 二田 孝治君 理事 松下 忠洋君

   理事 小平 忠正君 理事 鉢呂 吉雄君

   理事 白保 台一君 理事 一川 保夫君

      相沢 英之君    岩崎 忠夫君

      金田 英行君    上川 陽子君

      北村 誠吾君    栗原 博久君

      小島 敏男君    後藤田正純君

      七条  明君    園田 博之君

      高木  毅君    竹下  亘君

      福井  照君    後藤 茂之君

      佐藤謙一郎君    津川 祥吾君

      永田 寿康君    楢崎 欣弥君

      三村 申吾君    江田 康幸君

      高橋 嘉信君    中林よし子君

      松本 善明君    阿部 知子君

      山口わか子君    金子 恭之君

    …………………………………

   農林水産大臣       谷津 義男君

   農林水産副大臣      松岡 利勝君

   農林水産大臣政務官    金田 英行君

   農林水産委員会専門員   和田 一郎君

    ―――――――――――――

委員の異動

三月一日

 辞任         補欠選任

  小島 敏男君     萩野 浩基君

同月二日

 辞任         補欠選任

  萩野 浩基君     小島 敏男君

同月八日

 辞任         補欠選任

  岩倉 博文君     竹下  亘君

  菅野 哲雄君     阿部 知子君

同日

 辞任         補欠選任

  竹下  亘君     岩倉 博文君

  阿部 知子君     菅野 哲雄君

    ―――――――――――――

三月二日

 食料自給率の引き上げ、日本の食料と農業を守ることに関する請願(児玉健次君紹介)(第三八一号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 農林漁業金融公庫法の一部を改正する等の法律案(内閣提出第三二号)




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     ――――◇―――――

堀込委員長 これより会議を開きます。

 内閣提出、農林漁業金融公庫法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。

 これより趣旨の説明を聴取いたします。農林水産大臣谷津義男君。

    ―――――――――――――

 農林漁業金融公庫法の一部を改正する等の法律案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

谷津国務大臣 農林漁業金融公庫法の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。

 将来にわたる食料の安定供給と農業の多面的機能の発揮を確保するためには、効率的かつ安定的な農業経営を広範に育成し、これらの農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を確立することが必要であります。

 そのためには、意欲ある担い手が、経営環境の変化に適応しつつ、農業経営の改善を積極的に推進することができるよう、個々の経営の実情に応じた融資対策を進めていくことが必要であります。

 また、財投改革に伴い、農林漁業金融公庫については、他の公庫と同様に、債券の発行により市場から資金を調達することや、経済環境の変化に主体的かつ機動的に対応することにより市場の信認を得ていくことが求められております。

 政府といたしましては、このような課題に対処して、意欲ある担い手に対して経営の実情に応じた資金の融通を行うため、農林漁業金融公庫資金制度の見直しを行うとともに、これにあわせて、財投改革を踏まえ、農林漁業金融公庫の資金調達手段の多様化、自律性の向上を図るための措置を講ずることとし、この法律案を提出することとした次第であります。

 次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。

 第一に、農林漁業金融公庫資金制度の見直しであります。

 農業経営の規模拡大に際して、土地改良、農地取得などの前向き投資に加え、既往負債の償還負担の軽減を図ることのできる資金を創設することとしております。

 また、自作農だけでなく、借地型経営や施設型経営を含めて、既往負債の償還負担の軽減を含めて農業経営の維持安定のための資金を融通することのできる資金を創設することとしております。なお、これに伴い、自作農維持資金融通法を廃止することとしております。

 第二に、農林漁業金融公庫の資金調達手段の多様化であります。

 公庫が市場から資金を自己調達することを可能とするため、農林漁業金融公庫債券を発行することができることとするとともに、政府が農林漁業金融公庫債券に係る債務を保証することができることとしております。このほか、公庫が短期借り入れを行うことができることとしております。

 第三に、農林漁業金融公庫の自律性の向上を図るための措置であります。

 公庫が経済環境の変化に主体的かつ機動的に対応することにより市場の信認を得ていくことが可能となるよう、従たる事務所の設置に係る主務大臣認可の廃止など、公庫に係る諸規制の見直しを行うこととしております。

 以上が、この法律案の提案の理由及び主要な内容であります。

 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。

 以上でございます。

堀込委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。

 次回は、来る三月十四日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。

    午後零時十六分散会




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