衆議院

メインへスキップ



第13号 平成22年1月15日(金曜日)

会議録本文へ
平成二十二年一月十五日(金曜日)

    午前十一時四十七分開議

 出席委員

   委員長 松本 剛明君

   理事 高木 義明君 理事 松崎 公昭君

   理事 牧  義夫君 理事 松木けんこう君

   理事 横山 北斗君 理事 鷲尾英一郎君

   理事 逢沢 一郎君 理事 高木  毅君

   理事 遠藤 乙彦君

      網屋 信介君    石井  章君

      磯谷香代子君    高山 智司君

      津川 祥吾君    手塚 仁雄君

      松崎 哲久君    小泉進次郎君

      齋藤  健君    橘 慶一郎君

      佐々木憲昭君    中島 隆利君

    …………………………………

   議長           横路 孝弘君

   副議長          衛藤征士郎君

   事務総長         鬼塚  誠君

    ―――――――――――――

委員の異動

一月十四日

 辞任         補欠選任

  服部 良一君     中島 隆利君

同日

 辞任         補欠選任

  中島 隆利君     服部 良一君

同月十五日

 辞任         補欠選任

  菊田真紀子君     磯谷香代子君

  皆吉 稲生君     網屋 信介君

  服部 良一君     中島 隆利君

同日

 辞任         補欠選任

  網屋 信介君     皆吉 稲生君

  磯谷香代子君     菊田真紀子君

  中島 隆利君     服部 良一君

    ―――――――――――――

平成二十一年十二月四日

 一、国会法等改正に関する件

 二、議長よりの諮問事項

 三、その他議院運営委員会の所管に属する事項

の閉会中審査を本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 庶務小委員長の報告

 平成二十二年度本院予定経費要求の件

 図書館運営小委員長の報告

 平成二十二年度国立国会図書館予定経費要求の件

 平成二十二年度裁判官訴追委員会予定経費要求の件

 平成二十二年度裁判官弾劾裁判所予定経費要求の件


このページのトップに戻る

     ――――◇―――――

松本委員長 これより会議を開きます。

 まず、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。高木義明君。

高木(義)委員 平成二十二年度の衆議院歳出予算の要求について、庶務小委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。

 まず、平成二十二年度の衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成二十二年度の本院予定経費要求額は、七百八十九億四千五百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較しますと、九十三億五千五百万円余の増額になっております。

 その概要を御説明申し上げますと、まず、国会の権能行使に必要な経費として四百五十一億一千三百万円余、衆議院の運営に必要な経費として二百十二億八千万円余を計上いたしております。

 これらの経費は、議員関係の諸経費、職員の人件費並びに事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費でございます。

 増加した主なものは、新議員会館に係る維持管理運営費等、議会開設百二十年記念事業経費でございます。

 次に、衆議院施設整備に必要な経費として十三億八百万円余、民間資金等を活用した衆議院施設整備に必要な経費として百十二億三千七百万円余を計上いたしております。

 これらの主なものは、新議員会館等の整備に係る不動産購入費、議事堂本館及び分館等の施設整備費でございます。

 次に、国会予備金に必要な経費でございまして、前年度同額の七百万円を計上いたしております。

 以上、平成二十二年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審議の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。

 以上でございます。

    ―――――――――――――

 平成二十二年度衆議院予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

松本委員長 この際、発言を求められておりますので、これを許します。佐々木憲昭君。

佐々木(憲)委員 この衆議院の予算については、従来、日本共産党としては、文書通信交通滞在費、これを抜本的に見直すべきだという主張をしてまいりました。

 その理由は、遠距離から国会との往復ということで活動されている議員の方と東京都内の自宅から通っておられる議員の方の経費は、おのずと違ってしかるべきであると思っております。したがって、この見直しが必要で、一律に必要のないところにまで配分するというのはいかがなものかということでございます。

 それからもう一つは、委員長手当については、特別こういうものが必要なのかどうかについても見直す必要があるというふうに思っておりますので、この点についても反対という党の立場でございます。

 あとは、PFIの件については、従来も、この方式そのものが問題があると思っておりますので、それに関連する形でこういう予算を組まれるのは根本的に疑問に思っております。

 ほかの点は賛成いたしますけれども、この点については賛同できませんので、衆議院予算案については反対という立場を表明させていただきます。

松本委員長 それでは、平成二十二年度本院予定経費要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

松本委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

松本委員長 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。逢沢一郎君。

逢沢委員 国立国会図書館の平成二十二年度歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。

 まず、平成二十二年度の国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成二十二年度の国立国会図書館予定経費要求額は、二百十一億三千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、百六十億九千二百万円余の減額となっております。その大部分は、前年度第一次補正予算に計上されました所蔵資料のデジタルアーカイブ整備等に関する経費及び施設費の増額相当分が減少したことによるものでございます。

 次に、その概要を御説明申し上げます。

 第一は、運営に必要な経費でありまして、人件費等として九十四億九千二百万円余を計上しております。

 第二は、業務に必要な経費でありまして、国会サービス経費及び情報システム経費等として九十一億二千二百万円余を計上いたしております。その内容といたしましては、科学技術に関する調査の拡充に要する経費、業務・システム最適化関係経費及びデジタル・アーカイブシステムの運用経費に重点を置いて計上いたしております。

 第三は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、十一億二百万円余を計上いたしております。

 第四は、施設整備に必要な経費でありまして、十一億千二百万円余を計上いたしております。

 以上、国立国会図書館の平成二十二年度歳出予算要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど小委員会におきまして、審議の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告申し上げます。

 以上です。

    ―――――――――――――

 平成二十二年度国立国会図書館予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

松本委員長 それでは、平成二十二年度国立国会図書館予定経費……(発言する者あり)

逢沢委員 委員長、申しわけございません。

 ちょっと訂正の発言をお許しいただきたいと思います。

 予算要求額の数字を間違えて発言いたしました。施設整備に必要な経費は十四億千二百万円余でございますので、どうぞよろしくお願いします。

松本委員長 それでは、平成二十二年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

松本委員長 次に、平成二十二年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の予定経費要求について、便宜、事務総長の説明を求めます。

    ―――――――――――――

 平成二十二年度裁判官訴追委員会予定経費要求書

 平成二十二年度裁判官弾劾裁判所予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

鬼塚事務総長 まず、平成二十二年度裁判官訴追委員会歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成二十二年度の予定経費要求額は、一億二千七百万円余でございまして、これは、委員長の職務雑費、職員の人件費及び訴追事案の審査に要する事務費でございます。

 次に、平成二十二年度裁判官弾劾裁判所歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成二十二年度の予定経費要求額は、一億一千二百万円余でございまして、これは、裁判長の職務雑費、職員の人件費及び裁判官の弾劾裁判に要する事務費でございます。

 以上のとおりでございますので、よろしく御審議をお願いいたします。

松本委員長 それでは、平成二十二年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の予定経費要求につきましては、事務総長から説明のありましたとおり決定し、裁判官弾劾法第四条の二の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時五十六分散会


このページのトップに戻る
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.