衆議院

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第6号 平成28年1月21日(木曜日)

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平成二十八年一月二十一日(木曜日)

    午前十一時三十分開議

 出席委員

   委員長 河村 建夫君

   理事 松野 博一君 理事 御法川信英君

   理事 北村 茂男君 理事 丹羽 秀樹君

   理事 大塚 高司君 理事 薗浦健太郎君

   理事 笠  浩史君 理事 牧  義夫君

   理事 稲津  久君

      伊藤 忠彦君    大串 正樹君

      大隈 和英君    笹川 博義君

      田野瀬太道君    根本 幸典君

      堀内 詔子君    宮澤 博行君

      渡辺 孝一君    神山 洋介君

      小山 展弘君    福島 伸享君

      中川 康洋君    塩川 鉄也君

      遠藤  敬君

    …………………………………

   議長           大島 理森君

   副議長          川端 達夫君

   事務総長         向大野新治君

    ―――――――――――――

委員の異動

一月二十一日

 辞任         補欠選任

  橋本 英教君     堀内 詔子君

  角田 秀穂君     中川 康洋君

同日

 辞任         補欠選任

  堀内 詔子君     橋本 英教君

  中川 康洋君     角田 秀穂君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 国家公務員任命につき同意を求めるの件

 庶務小委員長の報告

 平成二十八年度本院歳出予算要求の件

 図書館運営小委員長の報告

 平成二十八年度国立国会図書館歳出予算要求の件

 平成二十八年度裁判官訴追委員会歳出予算要求の件

 平成二十八年度裁判官弾劾裁判所歳出予算要求の件

 衆議院選挙制度に関する調査会答申についての報告

 本日の本会議の議事等に関する件


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     ――――◇―――――

河村委員長 これより会議を開きます。

 まず、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、国家公務員倫理審査会会長及び同委員、検査官、総合科学技術・イノベーション会議議員、公正取引委員会委員、国家公安委員会委員、個人情報保護委員会委員、地方財政審議会委員、電波監理審議会委員、公安審査委員会委員、労働保険審査会委員、中央社会保険医療協議会公益委員、社会保険審査会委員、運輸審議会委員、運輸安全委員会委員長及び同委員、公害健康被害補償不服審査会委員に、お手元の印刷物にあります諸君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。

    ―――――――――――――

 一、国家公務員任命につき同意を求めるの件

  国家公務員倫理審査会会長及び同委員

   会 長 池田  修君 3・29任期満了につき再任

   委 員 潜道 文子君 羽入佐和子君3・8任期満了につきその後任

       前田 新造君 3・8任期満了につき再任

  検査官

   柳  麻理君 27・12・7任期満了につき再任

  総合科学技術・イノベーション会議議員

   小谷 元子君 3・5任期満了につき再任

   十倉 雅和君 中西宏明君3・5任期満了につきその後任

   上山 隆大君 平野俊夫君3・5任期満了につきその後任

  公正取引委員会委員

   三村 晶子君 山崎恒君27・12・3任期満了につきその後任

  国家公安委員会委員

   木村 惠司君 前田晃伸君2・21任期満了につきその後任

  個人情報保護委員会委員(組織改正に伴う増員)

   丹野美絵子君

   熊澤 春陽君

   宮井真千子君

   大滝 精一君

  地方財政審議会委員

   堀場 勇夫君 神野直彦君1・7任期満了につきその後任

   鎌田  司君 鎌田司君1・7任期満了につきその後任

   宗田 友子君 熊野順祥君1・7任期満了につきその後任

   植木 利幸君 小山登志雄君1・7任期満了につきその後任

   中村 玲子君 中村玲子君1・7任期満了につきその後任

  電波監理審議会委員

   石黒 美幸君 村田珠美君2・26任期満了につきその後任

   林  秀弥君 山本隆司君27・9・30辞職につきその後任

  公安審査委員会委員

   佐藤 雅徳君 橋本五郎君3・1任期満了につきその後任

  労働保険審査会委員

   鰺坂 隆一君 3・31任期満了につき再任

   都築 民枝君 坂本由喜子君2・26任期満了につきその後任

  中央社会保険医療協議会公益委員

   田辺 国昭君 4・7任期満了につき再任

   松原 由美君 3・1任期満了につき再任

  社会保険審査会委員

   大谷すみれ君 木村格君2・27任期満了につきその後任

  運輸審議会委員

   原田 尚志君 上野文雄君2・26任期満了につきその後任

  運輸安全委員会委員長及び同委員

   委員長 中橋 和博君 後藤昇弘君2・26任期満了につきその後任

   委 員 石川 敏行君 3・14任期満了につき再任

       宮下  徹君 遠藤信介君2・26任期満了につきその後任

       中西 美和君 首藤由紀君2・26任期満了につきその後任

       田中 敬司君 2・26任期満了につき再任

  公害健康被害補償不服審査会委員

   鎌倉 惠子君 3・31任期満了につき再任

   中山 節子君 柳憲一郎君2・25任期満了につきその後任

    ―――――――――――――

河村委員長 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

河村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

河村委員長 次に、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。松野博一君。

松野(博)委員 平成二十八年度の衆議院歳出予算の要求について、庶務小委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。

 平成二十八年度の本院予定経費要求額は七百三十九億三百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三億九千二百万円余の減額となっております。

 これは、主要国下院議長会議の開催に必要な経費、給与改定に伴う人件費等の増額がある一方、議員会館関係経費、退職手当等の減額によるものであります。

 その概要を御説明申し上げますと、国会の権能行使に必要な経費として四百四十一億二千万円余、衆議院の運営に必要な経費として二百六億七千四百万円余を計上いたしております。

 これらの経費は、議員関係の諸経費、事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費でございます。

 また、衆議院施設整備に必要な経費として十一億百万円余、民間資金等を活用した衆議院施設整備に必要な経費として八十億円余を計上いたしております。

 これらの経費は、議事堂本館等の施設整備費、議員会館等の整備に係る不動産購入費でございます。

 このほか、国会予備金に必要な経費として七百万円を計上いたしております。

 以上、平成二十八年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審議の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。

    ―――――――――――――

 平成二十八年度衆議院予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

河村委員長 この際、発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。

塩川委員 二〇一六年度の本院歳出予算について意見を述べます。

 第一に、今年度予算に盛り込まれた情報監視審査会関連の経費が来年度も計上されています。

 国会を政府の秘密保全体制に組み込む国会秘密法ともいうべき改正国会法に基づく体制整備を継続するものです。国民の知る権利を侵害し、国会の国政調査権や政府監視機能を制約するものであり、認められません。

 第二に、議員関係経費についてです。

 議会雑費、委員長手当については、国会役員を特別扱いする特権的な制度として、我が党は廃止を主張してきました。改めて廃止することを求めるものです。

 また、文書通信交通滞在費についてですが、在京議員に対しても滞在費と称して手当を支給することは、国民から見て合理的説明が立たないものです。見直しに踏み出すことを求めます。

 第三に、新たな国立公文書館に関する小委員会中間取りまとめを踏まえて、国立公文書館建設に係る調査費が四百万円計上されています。

 国立公文書館については、公文書の適切な作成、整理、保存、重要公文書の公文書館への移管、公開、利用という公文書管理の全体に関する議論が尽くされていません。立法府の公文書管理の検討も必要です。それにもかかわらず、中間取りまとめは、学習・展示機能に重きを置き、衆院用地に建設することを前提に国立公文書館の建設を検討しようというものです。

 これは、本来求められる国立公文書館の機能や規模の検討を制約するものとなりかねません。建設候補地選定のための調査費計上は見送るべきです。

 以上の点を指摘し、反対の意見を表明します。

河村委員長 それでは、平成二十八年度本院歳出予算要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定するに賛成の諸君の挙手を求めます。

    〔賛成者挙手〕

河村委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

河村委員長 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。笠浩史君。

笠委員 平成二十八年度の国立国会図書館歳出予算の要求について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。

 平成二十八年度の国立国会図書館の一般会計に係る予定経費要求額は百九十五億五千六百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四億七千八百万円余の減額となっております。

 その概要を御説明申し上げます。

 第一は、運営に必要な経費でありまして、人件費等九十六億二千二百万円余を計上いたしております。

 第二は、業務に必要な経費でありまして、国会サービス経費及び情報システム経費等七十四億一千四百万円余を計上いたしております。平成二十八年度においては、特に、デジタル・アーカイブ事業の推進に要する経費に重点を置いております。

 第三は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、十億九千三百万円余を計上いたしております。

 第四は、施設整備に必要な経費でありまして、十四億二千六百万円余を計上いたしております。平成二十八年度においては、特に、関西館第二期第一段階施設整備に要する経費に重点を置いております。

 以上、平成二十八年度国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審議の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。

    ―――――――――――――

 平成二十八年度国立国会図書館予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

河村委員長 それでは、平成二十八年度国立国会図書館歳出予算要求の件につきましては、小委員長の報告のとおり決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

河村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

河村委員長 次に、平成二十八年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の歳出予算要求について、便宜、事務総長の説明を求めます。

    ―――――――――――――

 平成二十八年度裁判官訴追委員会予定経費要求書(案)

 平成二十八年度裁判官弾劾裁判所予定経費要求書(案)

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

向大野事務総長 まず、平成二十八年度裁判官訴追委員会歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成二十八年度の予定経費要求額は一億二千八百万円余でございまして、これは、訴追事案の審査に要する事務費及び職員の人件費でございます。

 次に、平成二十八年度裁判官弾劾裁判所歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成二十八年度の予定経費要求額は一億一千二百万円余でございまして、これは、裁判官の弾劾裁判に要する事務費及び職員の人件費でございます。

 以上のとおりでございますので、よろしく御審議をお願いいたします。

河村委員長 それでは、平成二十八年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の歳出予算要求につきましては、事務総長から説明のありましたとおり決定し、裁判官弾劾法第四条の二の規定により勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

河村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

河村委員長 この際、御報告いたします。

 去る十四日、衆議院選挙制度に関する調査会より大島議長宛て、お手元に配付のとおりの答申が提出されました。

 本答申は、本日の会議録に参照掲載いたしたいと存じますので、御了承願います。

    ―――――――――――――

    〔答申は本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

河村委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

向大野事務総長 まず最初に、国家公務員任命につき同意を求めるの件についてお諮りいたします。採決は六回になりますが、順序は印刷物のとおりでございます。

 次に、日程第一は委員長提出の議案でありますので、議長から委員会の審査を省略することをお諮りいたします。次いで山本政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長の趣旨弁明がございまして、全会一致でございます。

 本日の議事は、以上でございます。

    ―――――――――――――

       採決順序

 1(反対 共産、生活、社民)

  国家公務員倫理審査会会長

                池田  修君

 2(反対 生活)

  国家公務員倫理審査会委員

                潜道 文子君

 3(反対 共産、生活)

  国家公務員倫理審査会委員

                前田 新造君

 4(全会一致)

  検査官

                柳  麻理君

  総合科学技術・イノベーション会議議員

                小谷 元子君

  公正取引委員会委員

                三村 晶子君

  国家公安委員会委員

                木村 惠司君

  個人情報保護委員会委員

                丹野美絵子君

  地方財政審議会委員

      鎌田  司君    宗田 友子君

  電波監理審議会委員

      石黒 美幸君    林  秀弥君

  労働保険審査会委員

      鰺坂 隆一君    都築 民枝君

  中央社会保険医療協議会公益委員

      田辺 国昭君    松原 由美君

  社会保険審査会委員

                大谷すみれ君

  運輸安全委員会委員長及び同委員

   委員長 中橋 和博君

   委 員 石川 敏行君   宮下  徹君

       中西 美和君   田中 敬司君

  公害健康被害補償不服審査会委員

      鎌倉 惠子君    中山 節子君

 5(反対 共産)

  総合科学技術・イノベーション会議議員

      十倉 雅和君    上山 隆大君

  地方財政審議会委員

      堀場 勇夫君    植木 利幸君

      中村 玲子君

  公安審査委員会委員

                佐藤 雅徳君

  運輸審議会委員

                原田 尚志君

 6(反対 生活、社民)

  個人情報保護委員会委員

      熊澤 春陽君    宮井真千子君

      大滝 精一君

    ―――――――――――――

 議事日程 第四号

  平成二十八年一月二十一日

    午後零時十分開議

 第一 公職選挙法の一部を改正する法律案(政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長提出)

    ―――――――――――――

河村委員長 それでは、本日の本会議は、正午予鈴、午後零時十分から開会いたします。

    ―――――――――――――

河村委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明二十二日金曜日午後一時から開会することといたします。

 また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時四十分散会


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