第7号 平成13年5月17日(木曜日)
平成十三年五月十七日(木曜日)午前九時二十二分開議
出席委員
委員長 赤羽 一嘉君
理事 小野 晋也君 理事 宮本 一三君
理事 吉田六左エ門君 理事 渡辺 具能君
理事 奥田 建君 理事 古川 元久君
理事 西 博義君 理事 山田 正彦君
岩倉 博文君 岩屋 毅君
大野 松茂君 左藤 章君
砂田 圭佑君 高木 毅君
堀之内久男君 三ッ林隆志君
谷津 義男君 山本 幸三君
吉田 幸弘君 吉野 正芳君
後藤 斎君 津川 祥吾君
中津川博郷君 中村 哲治君
藤村 修君 前田 雄吉君
牧 義夫君 牧野 聖修君
松原 仁君 黄川田 徹君
塩川 鉄也君 藤木 洋子君
菅野 哲雄君
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国務大臣
(防災担当大臣) 村井 仁君
内閣府副大臣 松下 忠洋君
内閣府大臣政務官 阪上 善秀君
衆議院調査局第三特別調査
室長 柴田 寛治君
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委員の異動
四月十九日
辞任 補欠選任
山内 惠子君 菅野 哲雄君
同月二十六日
辞任 補欠選任
武部 勤君 林 幹雄君
三村 申吾君 松原 仁君
五月一日
辞任 補欠選任
岸田 文雄君 北村 直人君
萩山 教嚴君 河村 建夫君
松下 忠洋君 佐田玄一郎君
同月七日
辞任 補欠選任
大島 理森君 砂田 圭佑君
河村 建夫君 谷津 義男君
阪上 善秀君 西川 公也君
田中 和徳君 渡辺 具能君
林 幹雄君 岩屋 毅君
林田 彪君 今村 雅弘君
同月八日
辞任 補欠選任
北村 直人君 左藤 章君
谷畑 孝君 大野 松茂君
西川 公也君 吉田六左エ門君
同月十七日
辞任 補欠選任
西川 京子君 吉野 正芳君
同日
辞任 補欠選任
吉野 正芳君 西川 京子君
同日
理事萩山教嚴君同月一日委員辞任につき、その補欠として吉田六左エ門君が理事に当選した。
同日
理事田中和徳君同月七日委員辞任につき、その補欠として渡辺具能君が理事に当選した。
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本日の会議に付した案件
理事の補欠選任
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○赤羽委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○赤羽委員長 御異議なしと認めます。
それでは、理事に
吉田六左エ門君 及び 渡辺 具能君
を指名いたします。
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○赤羽委員長 この際、村井防災担当大臣、松下内閣府副大臣及び阪上内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。村井防災担当大臣。
○村井国務大臣 おはようございます。このたび、小泉内閣の成立に当たり防災担当大臣を命ぜられました村井仁でございます。
今なお活動の続く有珠山噴火、三宅島噴火を初めとして、本年三月の芸予地震など、近年になく、大規模な災害が相次いで発生しております。
まず、これらの災害によりお亡くなりになられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、現在も不安で不自由な生活を余儀なくされておられる被災者の方々に、心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。
我が国は、その地理的位置、地形、気象などの自然的条件から、各種の災害が発生しやすい国土となっており、災害から国民の生命、身体及び財産を守ることは、国政の最も重要な責務の一つです。
政府の防災部門が内閣府に移された趣旨を踏まえ、私は、防災担当大臣としてその重責を痛感しつつ、所管部局を督励し、関係省庁の協力を得て災害対策の総合調整を行い、常に緊張感を持ちながら、我が国の災害対策の充実に尽力する覚悟であります。
防災の施策としては、まず第一に、内閣府の重要政策に関する会議の一つである中央防災会議の機能を十分に活用し、防災施策の総合的な推進を行う所存であり、一月二十六日の中央防災会議において会長である内閣総理大臣から御指示のあった、第一、防災情報体制を中心にした政府の防災体制の再点検、第二、地震防災対策の再点検、第三、東海地震対策の再検討という三事項について、関係省庁等と連携しつつ、早急に具体化してまいりたいと考えております。
先般、本委員会御提案の地震防災対策特別措置法の改正により、補助率のかさ上げ措置の延長が行われたところですが、地震に強い国土づくりを一層推進するため、政府としても、本法律改正の趣旨にかんがみ、効率的かつ効果的な地震防災施設の整備を進めてまいります。
また、このたび内閣に設置された都市再生本部の一員として、防災の観点が生かされた都市の再生が実現するよう努力するとともに、発災時の初動体制については、防災対策にITを活用し、中央防災無線網及び地震防災情報システム、DISを引き続き充実するとともに、より実践的な総合防災訓練の実施に努めてまいります。
三宅島噴火災害への対策についてでありますが、昨年六月に火山活動が活発化して以来、一年弱が過ぎました。依然として火山活動が継続し、多量の火山ガスの放出が続いている中ですが、観測体制の整備や道路、電力などの確保に努めるとともに、泥流による人家等の被害の拡大防止を目的とした泥流対策等を集中的に実施するため、三宅島での夜間滞在を行うこととし、今月四日より防災関係者による試行を開始したところです。
今後も、長期にわたり避難生活を強いられている被災者の方々への支援について、その実態を踏まえ、できる限りの対策を講じたいと考えております。
有珠山については、火山活動は次第に低下していますが、小規模な水蒸気爆発が継続しています。その中にあって、洞爺湖温泉地区の旅館、ホテルの営業は再開されましたが、地域経済は厳しい状況にあります。
地域の復興対策については、北海道が本年三月に取りまとめた復興計画基本方針に基づき、今後、各市町において具体的な復興計画が策定されます。政府としては、できる限りの支援を行うとともに、被災地の復興の機運を盛り上げ、安全性を全国に力強く訴えるための施策も考えてまいります。
赤羽委員長初め理事、委員各位の格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
ありがとうございます。(拍手)
○赤羽委員長 松下内閣府副大臣。
○松下副大臣 このたび、内閣府副大臣を拝命いたしました松下忠洋でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
まず、昨年からことしにかけまして全国各地で災害が頻発しておりますけれども、これらの災害によりお亡くなりになられた方々とその御遺族に対して、深く哀悼の意を表します。あわせて、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
副大臣といたしまして、村井防災担当大臣を補佐して、関係省庁との連携のもと、総合的な災害対策を推進することによって、国民が安心して暮らすことのできる国づくりを進めてまいります。
赤羽委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。(拍手)
○赤羽委員長 阪上内閣府大臣政務官。
○阪上大臣政務官 おはようございます。災害対策特別委員会の皆さんに生み育てていただきました阪上善秀でございます。このたび、内閣府の大臣政務官を拝命いたしました。よろしくお願いいたします。
平成七年阪神大震災の経験を生かし、被災地の現場をよく見、そして現地の皆さん方の生の声をよく聞かせていただきまして、スピーディーに村井防災担当大臣、松下副大臣をお支え申し上げ、政府の重要な責務の一つである国民の生命財産を守るという防災行政の推進に取り組んでいきたいと思っております。
火災は初動の三分、選挙は最後の三分が大事だとよく言われておりますので、赤羽委員長を初め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願いをいたします。
ありがとうございました。(拍手)
○赤羽委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時二十九分散会