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第2号 平成16年8月6日(金曜日)

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平成十六年八月六日(金曜日)

    午前九時五十分開議

 出席委員

   委員長 堀込 征雄君

   理事 河井 克行君 理事 河本 三郎君

   理事 福井  照君 理事 三ッ林隆志君

   理事 達増 拓也君 理事 都築  譲君

   理事 松原  仁君 理事 石田 祝稔君

      今井  宏君    岩屋  毅君

      江藤  拓君    小野寺五典君

      大野 松茂君    大前 繁雄君

      金子 恭之君    谷  公一君

      西村 明宏君    萩野 浩基君

      原田 令嗣君    平田 耕一君

      保坂  武君    山本 明彦君

      山本  拓君    吉野 正芳君

      泉  房穂君    小沢 鋭仁君

      奥村 展三君    黄川田 徹君

      菊田まきこ君    鈴木 克昌君

      土肥 隆一君    増子 輝彦君

      若泉 征三君    河合 正智君

      白保 台一君    高橋千鶴子君

    …………………………………

   衆議院調査局第三特別調査室長  五十島幸男君

    ―――――――――――――

委員の異動

八月四日

 辞任         補欠選任

  漆原 良夫君     白保 台一君

同月六日

 辞任         補欠選任

  奥田  建君     鈴木 克昌君

  三日月大造君     菊田まきこ君

同日

 辞任         補欠選任

  菊田まきこ君     三日月大造君

  鈴木 克昌君     奥田  建君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 閉会中審査に関する件

 災害対策に関する件

 派遣委員からの報告聴取


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     ――――◇―――――

堀込委員長 これより会議を開きます。

 災害対策に関する件について調査を進めます。

 この際、平成十六年七月梅雨前線豪雨による被害状況等調査のため、去る四日、新潟県及び福井県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員からそれぞれ報告を聴取いたします。

 まず、第一班の新潟県の派遣委員を代表して、私から御報告申し上げます。

 派遣委員は、自由民主党の三ッ林隆志君、谷公一君、吉野正芳君、民主党・無所属クラブの達増拓也君、公明党の漆原良夫君、日本共産党の高橋千鶴子君、そして私、堀込征雄の七名であります。

 また、民主党・無所属クラブの菊田まきこ君、西村智奈美君が現地参加をされました。

 まず、今般の集中豪雨及び被害の概要についてでありますが、去る七月十二日から十三日にかけて、日本海から東北南部に停滞する梅雨前線の活動が活発化し、新潟県及び福島県では局地的な集中豪雨に見舞われました。

 このため、新潟県におきましては、信濃川の支流、五十嵐川や刈谷田川等で堤防が決壊し、八月三日現在で、人的被害が、死者十五名、重軽傷者二名、住家被害が、全半壊約九十世帯、一部損壊約百世帯、床上、床下浸水約一万五千世帯となっております。

 この災害によりとうとい生命を失われた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に対し、衷心よりお見舞いを申し上げる次第であります。

 それでは、調査の概要について御報告申し上げます。

 まず、三条燕地域リサーチコアにおいて、平山知事及び高橋三条市長から被害状況の説明等を聴取するとともに、激甚災害の早期指定、被災者生活再建支援法の適用となる被災世帯の拡大等について要望を受けました。

 その後、三条市の災害廃棄物集積場、中之島町の刈谷田川決壊場所、被災住宅及び被災者避難所、見附市の被災繊維企業を視察し、最後に、長岡市の水稲被災地を視察いたしました。

 調査を通じまして、災害廃棄物の処理の促進、地場産業への支援、農地等に対する災害復旧事業の早期実施などの対策が重要であると痛感いたしました。

 報告を終えるに当たり、復旧復興対策に御尽力されておられます関係者各位に対し、深甚な敬意を表し、感謝を申し上げる次第であります。

 また、今回の調査に御協力いただきました新潟県、長岡市、三条市、見附市、中之島町の皆様に心から御礼を申し上げまして、報告とさせていただきます。

 次に、第二班河井克行君。

河井委員 おはようございます。

 第二班の福井県の派遣委員を代表しまして、御報告申し上げます。

 派遣委員は、自由民主党の山本拓君、民主党・無所属クラブの都築譲君、若泉征三君、公明党の石田祝稔君、そして私、河井克行の五名であります。

 また、自由民主党の高木毅君が現地参加をされました。

 まず、今回の集中豪雨及び被害の概要を申し上げます。

 七月十七日夜から十八日にかけて、活発な梅雨前線が北陸地方をゆっくり南下したのに伴い、北陸地方と岐阜県で大雨が降りました。このため、河川の堤防の決壊等により、八月三日現在、人的被害は、死者三名、行方不明者二名、重軽傷者十七名、住家被害は、全半壊約二百世帯、一部破損約百世帯、床上、床下浸水約一万四千二百世帯という甚大な被害が発生いたしました。

 この災害によりとうとい生命を失われた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に対し、お見舞いを申し上げます。

 それでは、調査の概要について御報告申し上げます。

 まず、福井県庁において、西川一誠知事以下関係者から被害状況の説明等を聴取した後、激甚災害の早期指定等について要望を受けました。

 次に、派遣委員から福井県独自の復旧対策などについて発言があり、意見交換を行いました。

 その後、福井市内の春日、一乗、前波の堤防決壊箇所及び浸水被害を受けた住宅、美山町内の応急仮設住宅の建設現場、鯖江市内の伝統的工芸産業の被災現場等を視察いたしました。それぞれの被災地においては、地元の住民や奉仕活動の方々が力を合わせて復旧に努力されていました。

 そして、私たちは、この調査を通じて、現地の一日も早い復旧復興がなされるよう力を尽くす決意を新たにいたしました。

 報告を終えるに当たり、復旧復興対策に御尽力されている関係者の皆様に対し、深甚なる敬意を表し、感謝を申し上げます。

 また、今回の調査に御協力をいただきました福井県、福井市、鯖江市及び美山町の皆様に心からお礼を申し上げまして、報告とさせていただきます。

 なお、詳細につきましては、委員会議録を御参照いただきたいと存じます。

堀込委員長 以上で派遣委員からの報告は終わりました。

 お諮りいたします。

 委員派遣の詳細な報告書につきましては、これを本日の会議録に参照掲載することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

堀込委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

    ―――――――――――――

    〔報告書は本号末尾に掲載〕

     ――――◇―――――

堀込委員長 この際、御報告いたします。

 今会期中、当委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の延長に関する陳情書外五件外四件、地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の延長に関する意見書外九十二件であります。

     ――――◇―――――

堀込委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。

 災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

堀込委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。

 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

堀込委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査におきまして、委員会に参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合は、その出席を求めることとし、人選及び日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

堀込委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前九時五十七分散会


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