第2号 平成18年11月2日(木曜日)
平成十八年十一月二日(木曜日)午前十時三十分開議
出席委員
委員長 木村 義雄君
理事 秋葉 賢也君 理事 小坂 憲次君
理事 谷 公一君 理事 平井たくや君
理事 三ッ矢憲生君 理事 宮下 一郎君
理事 土肥 隆一君 理事 長安 豊君
理事 谷口 隆義君
小川 友一君 小里 泰弘君
岡本 芳郎君 金子 恭之君
亀岡 偉民君 北村 茂男君
坂井 学君 高鳥 修一君
冨岡 勉君 丹羽 秀樹君
西村 明宏君 林 潤君
平口 洋君 村田 吉隆君
盛山 正仁君 森 英介君
岡本 充功君 黄川田 徹君
菊田真紀子君 小平 忠正君
後藤 斎君 田村 謙治君
伴野 豊君 松本 龍君
古屋 範子君 高橋千鶴子君
菅野 哲雄君 糸川 正晃君
…………………………………
国務大臣
(防災担当) 溝手 顕正君
内閣府副大臣 平沢 勝栄君
内閣府大臣政務官 谷本 龍哉君
衆議院調査局第三特別調査室長 佐藤 廣平君
―――――――――――――
委員の異動
十月三日
辞任 補欠選任
木村 勉君 金子 恭之君
近藤 基彦君 平井たくや君
斉藤斗志二君 小坂 憲次君
原田 令嗣君 小里 泰弘君
同月十七日
辞任 補欠選任
坂本 剛二君 馳 浩君
同月三十日
辞任 補欠選任
石井 啓一君 遠藤 乙彦君
十一月二日
辞任 補欠選任
平 将明君 冨岡 勉君
長島 忠美君 亀岡 偉民君
馳 浩君 北村 茂男君
同日
辞任 補欠選任
亀岡 偉民君 長島 忠美君
北村 茂男君 馳 浩君
冨岡 勉君 平 将明君
同日
理事斉藤斗志二君及び原田令嗣君十月三日委員辞任につき、その補欠として小坂憲次君及び谷公一君が理事に当選した。
同日
理事三ッ矢憲生君同日理事辞任につき、その補欠として平井たくや君が理事に当選した。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
理事の辞任及び補欠選任
――――◇―――――
○木村委員長 これより会議を開きます。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事三ッ矢憲生君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○木村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事の辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○木村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
小坂 憲次君 谷 公一君
及び 平井たくや君
を指名いたします。
――――◇―――――
○木村委員長 この際、溝手防災担当大臣、平沢内閣府副大臣及び谷本内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。溝手防災担当大臣。
○溝手国務大臣 このたび防災担当大臣に就任いたしました溝手顕正でございます。よろしくお願いいたします。
我が国はその自然的条件から各種の災害が発生しやすく、最近でも、平成十八年七月豪雨や台風第十三号、また、先日の低気圧による暴風と大雨などにより、全国各地で被害が発生しております。これらの災害によりお亡くなりになられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心よりお見舞いを申し上げます。政府といたしましては、発災直後より一丸となって速やかな応急対策に取り組んでまいりましたが、今後とも復旧復興に向けた必要な対策を講じてまいります。
また、発生からほぼ二年が経過した新潟県中越地震については、発災時から政府を挙げて応急対策、復旧復興に努めてきたところです。被災地も日一日と復興への道のりを歩んでおりますが、一方で、今なお多くの被災者が仮設住宅での生活を送っておられます。今後も引き続き当地域が魅力ある地域として復興されるよう力を尽くしてまいります。
続きまして、最近の防災対策について御説明申し上げます。
いつ起きてもおかしくない東海地震や首都直下地震などの大規模地震対策については、建築物の耐震化促進策を強力に全国展開するなど、重点的かつ効率的な対策の推進に全力で取り組んでまいります。特に、首都直下地震対策については、地震発生時の避難者及び帰宅困難者対策の具体化を進めてまいります。
また、ここ数年の風水害や豪雪による死者、行方不明者のうち、六十五歳以上の高齢者がその多くを占めております。人的被害を少なくするためには、高齢者や障害者などの災害時要援護者の避難支援対策を講ずることが肝要であります。今後とも、引き続き各市町村における避難支援プランの策定などの取り組みを支援してまいります。
さらに、昨年米国を襲ったハリケーン・カトリーナによる高潮災害を初めとし、近年、世界的に大規模な水害が多発するとともに、我が国においても集中豪雨が増加傾向にあります。このような状況を踏まえ、大規模水害による被害を最小限に食いとめるため、首都地域の大河川洪水及び高潮を対象として、大規模水害発生時の被害像の想定などについて検討を行ってまいります。
一方、世界各地で災害が頻発する中で、防災は持続可能な開発を進める上で重要な課題であります。このため、昨年一月、国連防災世界会議で、世界の防災行動の指針となる兵庫行動枠組を採択いたしました。今後とも、世界の災害被害の軽減が図られるよう、アジア防災センターや国連など多様な主体と連携しつつ、国際防災協力を積極的に推進してまいります。
最後に、災害による被害を減らすためには、行政による災害対策を強化し、公助を充実させていくことはもとより、各個人、企業や地域コミュニティーによる自助や共助の取り組みを一層推進していただくことが不可欠であります。このため、本年四月に中央防災会議で決定した基本方針を踏まえ、国民一人一人の防災意識の醸成や地域防災力の向上など、災害への備えを実践していただく国民運動を推進してまいります。その際、企業の事業継続計画の普及促進に努め、企業における防災への積極的な取り組みを働きかけてまいります。
今後とも災害対策に全力を尽くしてまいりますので、木村委員長を初め理事、委員各位の格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
○木村委員長 次に、平沢内閣府副大臣。
○平沢副大臣 防災担当副大臣の平沢勝栄でございます。
平成十八年七月豪雨や台風第十三号、低気圧による暴風や大雨などの災害によりお亡くなりになられた方々と御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。
今後とも、これら災害の復旧復興に向けた必要な対策を講ずるとともに、災害から国民の生命、身体、財産を守ることは国政の最重要課題の一つであることから、災害に強い国づくりを進めてまいりたいと考えております。
防災担当副大臣として溝手大臣を補佐し、災害対策に全力で取り組んでまいりますので、木村委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○木村委員長 次に、谷本内閣府大臣政務官。
○谷本大臣政務官 内閣府防災担当大臣政務官の谷本龍哉でございます。
本年に入りましても、豪雨、台風、低気圧等、多くの災害が発生をしております。これらの災害におかれまして亡くなられた方々並びにその御遺族の皆様に心より哀悼の意を表します。そしてまた、被災者の皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。
防災担当の大臣政務官として、今後、溝手大臣、平沢副大臣を補佐し、災害対策に全力を尽くしてまいりたいと思っております。木村委員長を初め理事、委員各位の御指導、御鞭撻、よろしくお願い申し上げます。
○木村委員長 次回は、来る九日木曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十八分散会