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第2号 平成22年10月28日(木曜日)

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平成二十二年十月二十八日(木曜日)

    午前九時二十分開議

 出席委員

   委員長 吉田おさむ君

   理事 梶原 康弘君 理事 古賀 敬章君

   理事 高橋 昭一君 理事 津島 恭一君

   理事 橋本 清仁君 理事 古川 禎久君

   理事 石田 祝稔君

      石田 芳弘君    石山 敬貴君

      糸川 正晃君    今井 雅人君

      打越あかし君    江端 貴子君

      大谷  啓君    加藤  学君

      神山 洋介君    川村秀三郎君

      岸本 周平君    小山 展弘君

      斎藤やすのり君    空本 誠喜君

      橋本 博明君    平山 泰朗君

      皆吉 稲生君    森岡洋一郎君

      森山 浩行君    吉川 政重君

      秋葉 賢也君    江藤  拓君

      梶山 弘志君    竹下  亘君

      谷  公一君    林  幹雄君

      森山  裕君    高橋千鶴子君

      重野 安正君

    …………………………………

   内閣府副大臣       東  祥三君

   内閣府大臣政務官     阿久津幸彦君

   衆議院調査局第三特別調査室長           阿部  進君

    ―――――――――――――

委員の異動

十月二十八日

 辞任         補欠選任

  網屋 信介君     今井 雅人君

  緒方林太郎君     川村秀三郎君

  森本 和義君     加藤  学君

同日

 辞任         補欠選任

  今井 雅人君     網屋 信介君

  加藤  学君     森本 和義君

  川村秀三郎君     緒方林太郎君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 災害対策に関する件(鹿児島県奄美地方における大雨による被害状況等)


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     ――――◇―――――

吉田委員長 これより会議を開きます。

 議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。

 このたびの鹿児島県奄美地方における大雨による被害でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。

 また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、負傷された方々が一日も早く御回復されますようお祈り申し上げます。

 これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。

 委員会内の全員の御起立をお願い申し上げます。――黙祷。

    〔総員起立、黙祷〕

吉田委員長 黙祷を終わります。御着席願います。

     ――――◇―――――

吉田委員長 災害対策に関する件について調査を進めます。

 この際、鹿児島県奄美地方における大雨による被害状況等について、政府から説明を聴取いたします。東内閣府副大臣。

東副大臣 鹿児島県奄美地方における大雨の被害状況及びその対応につきまして御報告いたします。

 まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。

 十月十九日ごろから前線が奄美地方に停滞し、この前線に向かって南から湿った空気が流れ込んだことにより、大気の状態が不安定となりました。この影響で、奄美地方では、十月二十日に一時間百二十ミリ以上の猛烈な雨となり、奄美地方の年間平均降水量の四分の一を超える量の雨がわずか三日間の間に集中して降るという、記録的な大雨となりました。

 この大雨により、現在までに判明したところでは、死者三名、負傷者二名、住宅の全壊七棟、半壊四棟、床上浸水六百十三棟、床下浸水八百八十九棟、土砂災害二十八件などの被害が発生しました。

 政府の対応といたしましては、松本防災担当大臣の命を受け、二十三日に私が被災地を直接訪れ、死傷者の発生箇所、被災者の状況、ライフラインの被害状況と復旧状況、自衛隊などの部隊の活動状況について調査しました。

 現地では、伊藤鹿児島県知事、朝山奄美市長、川畑龍郷町長から説明をいただくとともに、避難所に避難されている方々や後片づけに追われる住民の方々から直接お話を伺い、現地の実情把握に努めたところです。

 このような現地調査を通じて、想像以上の被害の大きさや避難生活の大変さを改めて痛感したところでございます。

 また、これまでに、関係省庁災害対策会議を三回にわたって開催し、松本大臣や私から関係省庁に対して訓示するなど、政府一体となって対策を推進してきたところです。

 災害対策会議には当初より鹿児島県にも参加していただき、緊密な連携を図ってまいりましたが、さらに、昨日、政府現地連絡対策室を設置し、現地の情報収集や、鹿児島県、地元市町村との調整に一層の尽力を図ることとしております。

 停電解消などライフラインの復旧は進んでいますが、道路や電話などいまだ完全復旧に至っていないところもあり、また、今なお避難生活を強いられている方々も約二百名おられます。さらに、台風十四号による二次災害のおそれもあります。

 政府といたしましては、鹿児島県などとも連携して、引き続き、応急復旧対応に全力で取り組み、住民の皆さんが一日でも早く安心して生活できるよう努めてまいる所存であります。

吉田委員長 以上で説明は終わりました。

 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前九時二十五分散会


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