衆議院

メインへスキップ



第1号 平成13年8月10日(金曜日)

会議録本文へ
本小委員会は平成十三年八月七日(火曜日)委員会において、設置することに決した。

八月八日

 本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。

      梶山 弘志君    坂本 剛二君

      七条  明君    福井  照君

      松島みどり君    伊藤 忠治君

      手塚 仁雄君    漆原 良夫君

      工藤堅太郎君

八月八日

 伊藤忠治君が委員長の指名で、小委員長に選任された。

平成十三年八月十日(金曜日)

    午前十時開議

 出席小委員

   小委員長 伊藤 忠治君

      梶山 弘志君    坂本 剛二君

      七条  明君    福井  照君

      松島みどり君    手塚 仁雄君

      漆原 良夫君    工藤堅太郎君

    …………………………………

   議院運営委員       児玉 健次君

   議院運営委員       保坂 展人君

   議院運営委員       小池百合子君

   国立国会図書館長     戸張 正雄君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 平成十四年度国立国会図書館予算概算要求の件




このページのトップに戻る

     ――――◇―――――

伊藤小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。

 本日は、平成十四年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。

 まず、戸張図書館長の説明を求めます。

戸張国立国会図書館長 図書館長の戸張でございます。よろしくお願いします。

 国立国会図書館の平成十四年度予算概算要求の方針について御説明申し上げます。

 来年度には、国際子ども図書館が全面開館し、関西館も開館いたします。来年度予算の概算要求におきましては、これらの事業展開に万全を期するべく、次の諸点を重点に要求する方針でまいりたいと存じます。

 まず、関西館の開館準備・運営に要する経費といたしまして、新営工事費、関西館庁舎等の維持管理費、資料移転経費、開館記念式典等の経費及び事業運営経費を要求し、関西館の開館に備えたいと存じます。

 次に、関西館の設立に伴う東京本館の整備費といたしまして、関西館への資料等の移転後の閲覧室等の再配置・目録ホール等のOAフロア化など東京本館庁舎の改修に要する工事費、東京本館書庫内資料の再配置等に要する経費を要求いたしたいと存じます。

 また、国際子ども図書館の全面開館に要する経費といたしまして、国際子ども図書館庁舎の維持管理経費、事業運営費を要求いたしたいと存じます。

 電子図書館の基盤整備に要する経費といたしまして、電子図書館基盤システム開発や電子図書館コンテンツ構築、国会会議録フルテキスト・データベースシステムの機能拡張に要する経費等を要求し、国会サービスを初め、情報通信ネットワークの進展に対応した電子図書館サービスの強化に努めてまいりたいと存じます。

 以上、平成十四年度予算概算要求の方針について御説明いたしました。なお、重点事項を含む全般的な要求事項及び要求額につきましては、近日中に提示される概算要求基準をも勘案しながら、精査を進め調整の上、確定いたしたいと存じます。

 今後の推移につきましては、図書館運営小委員長に御報告をいたしまして、小委員長の御指示のもとに進めてまいりたいと存じます。

 よろしく御審議のほどをお願いいたします。

 以上でございます。

伊藤小委員長 これより懇談に入ります。

    〔午前十時三分懇談に入る〕

    〔午前十時十五分懇談を終わる〕

伊藤小委員長 これにて懇談を閉じます。

 それでは、平成十四年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊藤小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

伊藤小委員長 次に、平成十四年度の国立国会図書館について戸張図書館長より発言を求められておりますので、これを許します。戸張図書館長。

戸張国立国会図書館長 ただいま平成十四年度予算の概算要求の方針について御審議いただきましたが、改めて国際子ども図書館の全面開館及び関西館の開館の予定等について御報告をいたしたいと存じます。

 お手元の「平成十四年度の国立国会図書館の予定」をごらんください。

 まず、国際子ども図書館につきましては、改修工事終了後、一時閉館し、資料移転・施設整備の後、五月四日内覧、五日全面開館といたしたいと存じます。

 関西館につきましては、三月下旬に竣工いたしますので、落成式をとり行い、四月から約三百二十万冊に及ぶ資料の移転作業を開始すると同時に、来館者管理設備等諸施設を整備し、十月初旬に開館記念式典を行った後、開館いたしたいと存じております。関西館の利用資格は満十八歳以上、開館日は月曜日から土曜日、開館時間は午前十時から午後六時までとする予定であります。

 移転作業中、一部資料の利用が休止となりますが、その旨関係者へ周知徹底を図るとともに、衆参両院の議員の皆様方には御迷惑をおかけしないようにいたしたいと存じます。

 資料移転の作業が完了いたしますと、東京本館と関西館の蔵書は、別紙一のような構成となります。昨年十一月三十日に御報告したものと大差ありません。

 関西館開館時に新規に開始するものを含め、インターネットによる利用可能なものは別紙二のようなものでございますが、特に、先ほどちょっとお話しいたしましたが、「雑誌記事索引」から複写の申し込みができるようにしたり、明治期に刊行された図書の原文提供を計画しております点に御注目いただきたいと存じます。

 なお、両館とも、開館後、記念の国際シンポジウムを開催する予定となっております。加えて、国際子ども図書館では記念展示会を開催する予定であります。

 東京本館につきましては、来年度後半から改修工事と一部の書庫内資料の再配置を行うことといたしておりますが、さらに、平成十五年度から十六年度にかけて、関西館並みの来館者管理設備等を整備いたしたいと存じております。あわせて、利用資格、開館日等について見直したいと存じております。

 以上のように、平成十四年度には国立国会図書館は大きく変わります。そのためのもろもろの準備を現在進めておりますことを御報告いたします。

 以上でございます。

伊藤小委員長 これより懇談に入ります。

    〔午前十時十八分懇談に入る〕

    〔午前十時二十二分懇談を終わる〕

伊藤小委員長 これにて懇談を閉じます。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十時二十三分散会




このページのトップに戻る
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.