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第1号 平成14年1月18日(金曜日)

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本小委員会は平成十三年九月二十七日(木曜日)委員会において、設置することに決した。

十月一日

 本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。

      梶山 弘志君    坂本 剛二君

      七条  明君    福井  照君

      松島みどり君    高木 義明君

      手塚 仁雄君    漆原 良夫君

      石原健太郎君

十月一日

 高木義明君が委員長の指名で、小委員長に選任された。

平成十四年一月十八日(金曜日)

    午後零時四十五分開議

 出席小委員

   小委員長 高木 義明君

      伊藤信太郎君    梶山 弘志君

      坂本 剛二君    福井  照君

      松野 博一君    手塚 仁雄君

      漆原 良夫君    石原健太郎君

    …………………………………

   議院運営委員       児玉 健次君

   議院運営委員       日森 文尋君

   議院運営委員       西川太一郎君

   国立国会図書館長     戸張 正雄君

    ―――――――――――――

一月十八日

 小委員松島みどり君平成十三年十月十日委員辞任につき、その補欠として松野博一君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員七条明君及び漆原良夫君平成十三年十月十一日委員辞任につき、その補欠として伊藤信太郎君及び漆原良夫君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員福井照君平成十三年十月十九日委員辞任につき、その補欠として福井照君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員梶山弘志君平成十三年十月二十三日委員辞任につき、その補欠として梶山弘志君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員手塚仁雄君平成十三年十一月一日委員辞任につき、その補欠として手塚仁雄君が委員長の指名で小委員に選任された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 平成十四年度国立国会図書館予定経費要求の件




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     ――――◇―――――

高木小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。

 本日は、平成十四年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。

 まず、戸張図書館長の説明を求めます。

戸張国立国会図書館長 平成十四年度歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成十四年度国立国会図書館関係の歳出予算要求の総額は、二百六十二億六千七百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四十一億一千百万円余の減額となっております。

 次に、その概要を御説明申し上げます。

 第一は、管理運営に必要な経費であります。その総額は、二百十二億一千万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三十一億七千六百万円余の増額となっております。

 これは、主として、平成十四年度に開館を予定しております関西館の開館準備・運営経費及び同じく十四年度に全面開館を予定しております国際子ども図書館の運営経費、並びに書庫内資料の再配置等、東京本館の整備経費を計上したことによるものでございます。

 第二は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、八億七百万円余を計上いたしております。これを前年度予算額と比較いたしますと、九千百万円余の増額となっております。

 第三は、施設整備に必要な経費でありまして、四十二億五千万円を計上いたしております。これを前年度予算額と比較いたしますと、七十三億八千万円余の減額となっております。

 これは、主として、国際子ども図書館の改修工事及び関西館職員宿舎建設工事が前年度に終了したことなどに伴い生じた減額であります。

 以上、国立国会図書館の平成十四年度歳出予算要求について御説明申し上げました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

    ―――――――――――――

 平成十四年度国立国会図書館予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

高木小委員長 これより懇談に入ります。

    〔午後零時四十七分懇談に入る〕

    〔午後零時四十八分懇談を終わる〕

高木小委員長 これにて懇談を閉じます。

 それでは、平成十四年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高木小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から御報告いたしますので、御了承願いたいと存じます。

    ―――――――――――――

高木小委員長 次に、「平成十四年の国立国会図書館」について戸張図書館長より発言を求められておりますので、これを許します。戸張図書館長。

戸張国立国会図書館長 ただいま平成十四年度の歳出予算要求について御審議いただきましたが、改めて、平成十四年の変わり行く国立国会図書館について御報告をいたしたいと存じます。

 お手元の「平成十四年の国立国会図書館」というプリントがございますが、ごらんをいただきたいと存じます。

 二ページでございますが、組織といたしましては、国立国会図書館に関西館を組み入れますとともに、機能を中心とした組織に改めます。このため、国立国会図書館法及び組織規程などの改正をお願いすることになります。

 次に、個々の予定について申し上げます。三ページでございます。

 東京本館は、三月に特別の休館または休室をするほかは予定どおり開館いたします。ただし、専門資料室を四ページの表のように統廃合するほか、一部資料の使用を休止いたします。このことは、既に関係者へ周知に努めております。また、衆参両院の議員の皆様方には御迷惑をおかけしないようにいたします。

 関西館につきましては、三月二十三日に引き渡し式を行い、四月から九月にかけて約三百二十万冊に及ぶ資料の移転作業を行い、来館者管理設備等諸施設を整備し、十月五日に開館記念式典を行った後、七日から開館いたします。

 関西館の利用資格は満十八歳以上、開館日は月曜日から土曜日、開館時間は午前十時から午後六時までといたします。

 国際子ども図書館につきましては、改修工事終了後、二月から一時閉館し、資料移転、施設整備を行って、五月四日に内覧、五月五日から改めて全面開館いたします。

 資料移転の作業が完了いたしますと、東京本館と関西館及び国際子ども図書館の蔵書は、五ページの表のような構成となります。

 図書館の利用形態のうちインターネットによるものにつきましては、六ページの表のように充実させてまいります。このうち、国立国会図書館蔵書目録、雑誌記事索引、明治期刊行図書といったところに御注目をいただきたいと存じます。

 館内利用につきましては、登録制を導入し、入館及び資料請求手続を簡素化いたしますが、東京本館では改修工事の後になります。国際子ども図書館につきましては、使用面積が現在の約三倍になりますので、八ページにお示しいたしましたように事業を拡大してまいります。

 最後になりますが、今月から、東京本館の利用資格年齢を満二十歳から満十八歳以上に引き下げております。

 以上のように、国立国会図書館は、ことしいろいろな面で新しくなります。そのためのもろもろの準備を現在進めておりますことを御報告いたします。

 よろしくお願いいたします。

高木小委員長 これより懇談に入ります。

    〔午後零時五十一分懇談に入る〕

    〔午後零時五十二分懇談を終わる〕

高木小委員長 これにて懇談を閉じます。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後零時五十三分散会




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