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第2号 平成18年1月19日(木曜日)

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平成十八年一月十九日(木曜日)

    午前十一時十七分開議

 出席小委員

   小委員長 中川 正春君

      あかま二郎君    遠藤 利明君

      亀岡 偉民君    清水鴻一郎君

      渡部  篤君    三井 辨雄君

      大口 善徳君

    …………………………………

   議院運営委員       穀田 恵二君

   国立国会図書館長     黒澤 隆雄君

    ―――――――――――――

一月十三日

 小委員大前繁雄君平成十七年十月十一日委員辞任につき、その補欠としてあかま二郎君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員山本有二君及び水野賢一君平成十七年十一月十七日委員辞任につき、その補欠として遠藤利明君及び清水鴻一郎君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員遠藤乙彦君同月六日委員辞任につき、その補欠として大口善徳君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員萩生田光一君同日小委員辞任につき、その補欠として渡部篤君が委員長の指名で小委員に選任された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 平成十八年度国立国会図書館予定経費要求の件


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     ――――◇―――――

中川小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。

 本日は、平成十八年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。

 まず、黒澤図書館長の説明を求めます。

黒澤国立国会図書館長 平成十八年度の国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成十八年度国立国会図書館関係の歳出予算要求の総額は、二百三十一億六千六百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、七億七千五百万円余の減額となっております。

 次に、その概要を御説明申し上げます。

 第一は、管理運営に必要な経費、すなわち人件費及び事務費等であります。その総額は、二百二億四千九百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三億六百万円余の減額となっております。

 これは、主として、デジタル・アーカイブのシステム開発に必要な経費の減額によるものであります。

 第二は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、十億一千二百万円余を計上しております。これを前年度予算額と比較いたしますと、四千二百万円余の増額となっております。

 これは、科学技術分野の電子ジャーナル等の単価増に対応するための経費の増額によるものであります。

 第三は、施設整備に必要な経費でありまして、十九億四百万円余を計上しております。これを前年度予算額と比較いたしますと、五千八百万円余の減額となっております。

 主な内容につきまして、お手元の参考資料「平成十八年度国立国会図書館歳出予算要求の概要」に基づき、順次御説明申し上げます。

 一のデジタル・アーカイブの構築に必要な経費につきましては、第一に、デジタル・アーカイブのシステム構築に必要な経費として七億三千四百万円を計上しております。

 第二に、電子図書館コンテンツの構築に必要な経費として二億五千七百万円を計上しております。

 二の電子図書館の基盤整備に必要な経費につきましては、第一に、電子図書館基盤システムの更新及び改修に必要な経費として二十三億二千八百万円を計上しております。

 第二に、帝国議会会議録データベースシステムの構築に必要な経費として四千万円を計上しております。

 第三に、電子ジャーナルの拡充等に必要な経費として九億四千四百万円を計上しております。

 三の施設整備に必要な経費でございます。

 第一に、東京本館の新館を平成十六年度から順次改修してまいりましたが、平成十八年度は八億九千四百万円を計上しております。

 第二に、東京本館の防災監視設備の改修工事につきましては、三カ年計画の三年度目として、平成十八年度は七億百万円を計上しております。

 第三に、国際子ども図書館の施設拡充のための敷地調査及び建築調査に必要な経費につきましては、九百万円を計上しております。

 第四に、関西館第二期建設用地を計画的に取得する経費として二千二百万円を計上しております。

 四の人件費につきましては、十六人の定員削減を行う一方で、デジタル・アーカイブの構築等に必要な人員として十人の新規増員に係る経費を計上しております。

 以上、国立国会図書館の平成十八年度歳出予算要求について御説明申し上げました。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。

    ―――――――――――――

 平成十八年度国立国会図書館予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

中川小委員長 それでは、これより懇談に入ります。

    〔午前十一時二十一分懇談に入る〕

    〔午前十一時二十二分懇談を終わる〕

中川小委員長 これにて懇談を閉じます。

 それでは、平成十八年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中川小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から御報告いたしますので、御了承願いたいと思います。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時二十三分散会


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