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第1号 平成19年8月9日(木曜日)

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本小委員会は平成十九年八月七日(火曜日)委員会において、設置することに決した。

八月七日

 本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。

      小此木八郎君    あかま二郎君

      井脇ノブ子君    亀岡 偉民君

      清水鴻一郎君    若宮 健嗣君

      松野 頼久君    加藤 公一君

      佐藤 茂樹君

八月七日

 松野頼久君が委員長の指名で、小委員長に選任された。

平成十九年八月九日(木曜日)

    午前十時三十分開議

 出席小委員

   小委員長 松野 頼久君

      小此木八郎君    あかま二郎君

      井脇ノブ子君    鍵田忠兵衛君

      亀岡 偉民君    松本 洋平君

      加藤 公一君    佐藤 茂樹君

    …………………………………

   議院運営委員       穀田 恵二君

   国立国会図書館長     長尾  真君

   国立国会図書館総務部長  吉永 元信君

    ―――――――――――――

八月九日

 小委員清水鴻一郎君及び若宮健嗣君同日委員辞任につき、その補欠として鍵田忠兵衛君及び松本洋平君が委員長の指名で小委員に選任された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 平成二十年度国立国会図書館予算概算要求の件


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     ――――◇―――――

松野小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。

 本日は、平成二十年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。

 まず、長尾図書館長の説明を求めます。

長尾国立国会図書館長 国立国会図書館の平成二十年度予算概算要求案をお手元にお配りしてございます。それに従いまして、順次御説明を申し上げます。

 ここでは重点事項をお示ししてあります。要求総額及び重点事項の要求額につきましては、まだ政府の方で概算要求基準の方針が確定しておりませんので、確定後それに応じて調整することになります。御了承のほど、よろしくお願いいたします。

 さて、この表の第一の国会サービス経費でありますが、要求の主なものは、帝国議会会議録データベースの構築でございます。これは、平成十七年度から二十一年度までの五カ年計画で取り組んでおり、その四年目になります。なお、昭和十三年十二月以降の会議録につきましては、既にホームページで公開いたしております。

 二番目の資料費でございますが、要求の主なものは、電子ジャーナルの拡充であります。最新の学術情報を迅速に提供するために、インターネット上で配信される外国の主要雑誌の契約タイトル数を拡充いたします。

 三番目の情報システム経費でありますが、要求の主なものは、デジタル・アーカイブの構築及び電子図書館コンテンツの構築であります。

 デジタル・アーカイブの構築は、インターネット上の情報などの電子情報を収集、蓄積、提供するもので、平成十七年度に本格的構築に着手いたしました。国会審議に資するとともに、国民共有の情報資源となるものでありまして、二十年度も引き続きその構築を進めたいと思っております。

 また、電子図書館コンテンツの構築につきましては、十八年度に着手いたしました大正期刊行図書の電子化を二十年度も引き続き行うものであります。

 四番目の東京本館運営経費でありますが、要求の主なものは、開館六十周年記念事業でございます。

 次に、八番目の施設費でありますが、要求の主なものは、関西館敷地・建築調査及び関西館第二期用地取得であります。

 平成十四年に開館いたしました関西館は、その最終的な延べ床面積を十六万五千平方メートルとし、そのうち第一期として約六万平方メートル規模の施設を建設するよう、平成六年に国立国会図書館建築委員会より両院議長に対して勧告があってつくられたものでございます。今回要求いたします敷地・建築調査は、その第二期建設のための調査でございます。

 また、関西館第二期用地取得経費は、建設用地を数年にわたって計画的に取得してまいったものでありまして、平成二十年度で、予定地すべてを取得することになります。

 なお、以上御説明申し上げました重点事項以外の従来からの施策につきましては、基本的に平成十九年度予算を踏まえ、所要の額を要求いたしたいと存じております。

 以上でございますが、今後は、当小委員会の御議論を踏まえましてさらに精査し、計数を八月末までに整理した上で、当館概算要求として提出してまいりたいと存じております。

 よろしく御審議のほどをお願いいたします。

松野小委員長 これより懇談に入ります。

    〔午前十時三十三分懇談に入る〕

    〔午前十時三十六分懇談を終わる〕

松野小委員長 これにて懇談を閉じます。

 この際、加藤公一君から発言を求められておりますので、これを許します。加藤公一君。

加藤(公)小委員 国立国会図書館の定員についてでありますが、昨年八月二十九日の概算要求の図書小委員会におきまして、五年間で五十人、五・三二%の削減を行うということが了承されております。

 しかしながら、立法補佐機能の充実、拡充を図るという観点からいいますと、ただ単に行政府と横並びで定員削減を行うというのではなく、むしろ定員の拡充を図ることも必要かと考えます。本来、立法府としての使命である議員立法も近年増加をしていることもございますので、調査能力の増強をすべきではないかと思います。

 ただ、今回は、時間的制約もございますので、今直ちに反対をするということはいたしませんが、今後、定員削減の是非について、改めて十分な議論を行っていくことが必要であるということを申し上げておきたいと思います。

 以上であります。

松野小委員長 それでは、平成二十年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、これまで御協議いただきました方針に基づいて処理することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松野小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十時三十八分散会


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