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第1号 平成20年8月27日(水曜日)

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本小委員会は平成二十年一月十八日(金曜日)委員会において、設置することに決した。

一月十八日

 本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。

      根本  匠君    あかま二郎君

      井脇ノブ子君    亀岡 偉民君

      清水鴻一郎君    若宮 健嗣君

      川端 達夫君    仙谷 由人君

      石田 祝稔君

一月十八日

 川端達夫君が委員長の指名で、小委員長に選任された。

平成二十年八月二十七日(水曜日)

    午前十時三十三分開議

 出席小委員

   小委員長 川端 達夫君

      根本  匠君    あかま二郎君

      井脇ノブ子君    藤井 勇治君

      若宮 健嗣君    仙谷 由人君

      遠藤 乙彦君

    …………………………………

   議院運営委員       佐々木憲昭君

   国立国会図書館長     長尾  真君

    ―――――――――――――

一月二十一日

 小委員清水鴻一郎君同日委員辞任につき、その補欠として藤井勇治君が委員長の指名で小委員に選任された。

八月二十七日

 小委員若宮健嗣君二月十九日委員辞任につき、その補欠として若宮健嗣君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員あかま二郎君二月二十一日委員辞任につき、その補欠としてあかま二郎君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員藤井勇治君三月十九日委員辞任につき、その補欠として藤井勇治君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員井脇ノブ子君三月二十六日委員辞任につき、その補欠として井脇ノブ子君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員石田祝稔君同月五日委員辞任につき、その補欠として遠藤乙彦君が委員長の指名で小委員に選任された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 平成二十一年度国立国会図書館予算概算要求等の件


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     ――――◇―――――

川端小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。

 本日は、平成二十一年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。

 まず、長尾図書館長の説明を求めます。

長尾国立国会図書館長 御説明申し上げます。

 国立国会図書館の平成二十一年度予算概算要求案をお手元にお配りしてございます。それに従いまして順次御説明申し上げます。

 平成二十一年度概算要求額は、二百四十二億一千五百万円でございます。これは平成二十年度予算額と比較いたしますと、二十二億五千万円の増額となっております。これらの増額は、主に、昨年とほぼ同様に、人件費及び義務的経費を除いて、要求額を増額してよいという政府の概算要求基準に関する方針によるものでございます。

 以下、重点事項につきまして御説明申し上げます。

 第一の国会サービス経費でございますが、要求の主なものとしては、法令議会データベースシステムの機能拡充がございます。当館のホームページや国会向けホームページ「調査の窓」で提供しております日本法令索引が現在提供しております法令の改廃経過情報に、新たに外部リンクを設けて法令の本文も参照可能とする機能を追加し、法令調査の利便性を高めるものであります。帝国議会会議録につきましては、五カ年計画の最終年でありまして、明治期の会議録の画像入力を実施いたします。

 二番目の資料費でございますが、要求の主なものとしては、歴史的音盤アーカイブ資料の購入がございます。時代の世相を伝える音楽や貴重な演説などを記録した重要な歴史的、文化的資産である初期のSP盤レコードや金属原盤をデジタル化する事業が、歴史的音盤アーカイブ推進協議会により、平成二十一年度からの四カ年計画で実施されます。当館は、長期保存と国民への提供を目的として、この事業によるデジタル化音源を図書館資料として購入いたします。

 三番目の情報システム経費でございますが、要求の主なものとして、デジタル・アーカイブの構築事業がございます。

 デジタル・アーカイブの構築は、インターネット上の情報などの電子情報を収集、蓄積、提供するもので、平成十七年度に本格的構築に着手いたしました。国会審議に資するとともに、国民共有の情報資源となるものであり、今年度も構築を進めております。平成二十一年度からは、構築したシステムの本格的な運用段階に入ります。

 四番目の東京本館業務経費でございますが、要求の主なものとしては、東京本館資料の関西館への移送がございます。

 東京本館の書庫は、平成二十三年度に使用率が九〇%を超える見込みであります。東西の書庫の有効活用を図るため、平成二十一年度と二十三年度の二回に分けて東京本館の資料を関西館へ移送いたします。平成二十一年度は約三十七万冊を移送し、移送後の東京本館書庫内の再配置を行います。

 八番目の施設費でございますが、要求の主なものとしては、東京本館の本館部分の耐震改修工事及び国際子ども図書館の拡充整備がございます。

 完成から四十年以上経過した東京本館の本館部分について、平成十八年度から実施しました耐震・保全調査の結果を受けまして、耐震のための改修工事を実施いたします。

 国際子ども図書館につきましては、平成十七年の国際子ども図書館の図書館奉仕の拡充に関する調査会の答申を踏まえまして、児童書のナショナルセンターとしての一層の機能向上を図るため、国際子ども図書館の増築及び既存施設の改修を計画しております。平成二十一年度から、新館建築のための設計を二カ年で実施いたします。

 なお、以上御説明申し上げました重点事項以外の従来からの施策につきましては、基本的に平成二十年度予算を踏まえ、所要の額を要求いたしたいと存じます。

 以上でございますが、今後は、当小委員会の御議論を踏まえ、小委員長の御指示のもとにさらに精査し、当館概算要求として提出してまいりたいと存じます。

 よろしく御審議のほどお願いいたします。

 以上です。

川端小委員長 それでは、これより懇談に入ります。

    〔午前十時三十八分懇談に入る〕

    〔午前十時五十七分懇談を終わる〕

川端小委員長 これにて懇談を閉じます。

 それでは、平成二十一年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、これまで御協議いただきました方針に基づいて処理することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川端小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

    ―――――――――――――

川端小委員長 次に、図書館の行事についての報告のため、長尾図書館長より発言を求められておりますので、これを許します。長尾図書館長。

長尾国立国会図書館長 本年は当館の開館六十周年に当たりますが、その記念行事につきまして、この機会に御報告を申し上げます。

 式典等は特段予定しておりませんが、お手元の資料にございますように、六十周年にふさわしい記念シンポジウムと展示会を開催いたし、また、アジア・オセアニア地域の国立図書館長会議を東京で開催する予定であります。

 催し物につきましては、期日が参りましたら改めて御案内申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上、当館の事業につきまして御報告を申し上げましたが、どうかよろしくお願いいたします。

川端小委員長 ありがとうございました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十時五十八分散会


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