第1号 平成21年10月15日(木曜日)
本小委員会は平成二十一年九月十八日(金曜日)委員会において、設置することに決した。九月十八日
本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
松崎 公昭君 岡島 一正君
梶原 康弘君 小林千代美君
中根 康浩君 中野 譲君
逢沢 一郎君 平沢 勝栄君
遠藤 乙彦君
九月十八日
逢沢一郎君が委員長の指名で、小委員長に選任された。
平成二十一年十月十五日(木曜日)
午前十一時二十三分開議
出席小委員
小委員長 逢沢 一郎君
牧 義夫君 松木けんこう君
菊田真紀子君 高山 智司君
手塚 仁雄君 松崎 哲久君
平沢 勝栄君 遠藤 乙彦君
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議院運営委員 佐々木憲昭君
議院運営委員 阿部 知子君
国立国会図書館長 長尾 真君
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十月十五日
小委員小林千代美君、中根康浩君及び中野譲君同日委員辞任につき、その補欠として菊田真紀子君、手塚仁雄君及び松崎哲久君が委員長の指名で小委員に選任された。
同日
小委員松崎公昭君、岡島一正君及び梶原康弘君同日小委員辞任につき、その補欠として牧義夫君、松木けんこう君及び高山智司君が委員長の指名で小委員に選任された。
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本日の会議に付した案件
平成二十二年度国立国会図書館予算概算要求の件
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○逢沢小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十二年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、長尾図書館長の説明を求めます。
○長尾国立国会図書館長 それでは御説明申し上げます。
平成二十二年度概算要求額は、二百四十二億三千五百万円となっておりまして、平成二十一年度予算額と比較いたしますと、二十六億五千百万円の増額となっております。
以下、重点事項につきまして御説明申し上げます。
1の国会サービス経費につきましては、科学技術に関する調査の拡充が重点事項でございます。
科学技術に関する調査のさらなる拡充を図るため、科学技術分野に係る重要な国政課題を選び、専門的知識を有する当館の調査員を中心に、外部の有識者・専門機関とも連携して調査を実施します。調査結果は報告書としてまとめ、公表いたします。
また、選択したテーマに関する海外の科学技術政策評価機関の報告書を翻訳し、解題等を付して刊行することも計画しております。
次に、3の情報システム経費についてですが、二つの重要事項がございます。
第一は、業務・システム最適化関係経費でございます。
平成二十年三月に策定いたしました国立国会図書館業務・システム最適化計画に基づき、当館の主要なシステムの最適化を実施するものであります。
具体的には、当館の図書館サービスと業務の全般に係る基幹システムとして独自に構築して使用してまいりました電子図書館基盤システムを、市販の図書館パッケージシステムに入れかえ、運用経費の削減、業務の効率化及びサービスの向上を図る予定でございます。そのほか、当館内の情報インフラであるネットワークシステムのリプレース及び文書管理等の庶務系システムの府省共通システムへの移行に必要な経費を要求いたします。
情報システム経費の重点事項の第二は、お手元の資料の二枚目にございますように、デジタル・アーカイブシステムの運用経費の増額を要求しようとするものでございます。
所蔵資料のデジタル化データ及び法制化により規模を拡大して収集するインターネット上のホームページを蓄積する電子書庫の増設等に係る経費を要求いたします。
なお、以上御説明申し上げました重点事項以外の施策につきましては、基本的に平成二十一年度予算を踏まえ、所要の額を要求いたしたいと存じます。
以上でございます。
よろしく御審議のほどお願いいたします。
○逢沢小委員長 ありがとうございました。
これより懇談に入ります。
〔午前十一時二十六分懇談に入る〕
〔午前十一時三十八分懇談を終わる〕
○逢沢小委員長 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成二十二年度国立国会図書館予算概算要求の件につきましては、これまで御協議いただきました方針に基づいて処理することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○逢沢小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時三十九分散会